アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANNIHILATE THIS WEEK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「1ページのいかりや、半ページの志村、3行の仲本、1行の加藤、感嘆詞のブー」

By いかりや長介 〜 メンバーのセリフ覚えについて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何ちゅーか、ミクシィのコミュは便利なのだが、いかんぜん150は入り過ぎであったと猛反省(笑)実はワタクシ、ミクシィは殆どROMってるだけである、自分から積極的に書き込んだのは使い始めてから最初の2〜3週間だけで、あとは日記をこっち(当ブログ)と外部リンクさせているだけ。何でコミュばっかり多いのかというと、もっぱら情報収集のツールである。メジャーな分野だと雑誌やウェブ上でも情報収集が簡単に出来るのであるが、いかんぜんワタクシの趣味はニッチ過ぎるモンが大変多い(爆)が、ミクシィだとそーゆーニッチな分野でもちゃんとコミュがあったりするのである。んで、メンバー登録しておくと、情報の方がワタクシの所にやってくるのである。コレでニッチな作品の発売日だとかも分かっちゃったりするのである。


 が、いい気になってコミュを大量に登録しているとえらい目にあったりする。150も入った日にゃぁ、もう情報の海の中で溺れそうである(笑)特に「ンなモン、テメェでググれば即分かるだろうが。人に聞く前に自分で調べろや(゚Д゚)ゴルァ!」なんてスレも少なくはないから、ソレが更に余計な労力を増やしていたりする(爆)しかもタチが悪いのは、ニッチ過ぎて誰も何も書かないコミュがあったり、ニッチ過ぎるが故にソレが進んで廃れてしまったコミュがあったり、果てには度を越えてニッチなためコミュそのものが無かったなんて場合も少なくない(核爆)いっぺんコミュをもう一度整理してみた方が良さそうである。何か要らないコミュを削った刹那、また新しいコミュに入ってそうな気がしないでもないが、気のせいという事にしておこう(原爆)


 で、病院の待合室にある"色の無い"新聞をパラパラめくっていたら、ふと目に留まったタイトルが「アメフトの競技人口増加」だったりする。これが「アメフト」じゃなくて「サバゲー」だったらどんなに幸せだっただろうかというのはこの際置いといて(笑)記事によると「2003年から人口増加に転じ」「伸びが目立つのは特に高校生」「最近では子供でもフラッグフットボール(タックル抜きのアメフト)が普及してきている」・・・ソレ読んで「あれ?σ( ̄、 ̄=)この展開、囲碁界でも以前あったような感じじゃね?」って思って調べてみたら、案の定「人気のきっかけになったのが、アメフト漫画"アイシールド21"であり・・」であった。


 以前「ヒカルの碁」が連載していた時も、日本囲碁協会か何かが「囲碁人口を増やす100年に1度あるかないかの大チャンス」と言っていたのを思い出したが、今回も似たような感じであろう。アメリカじゃブッチ切りの超人気スポーツであるにも関わらず、何故かは知らないが日本じゃ今一つメジャーになりきれないスポーツである。こりゃ日本アメフト協会も同じように「アメフトを大幅に普及させる100年に1度の大チャンス」って考えているのではないであろうか。ワタクシも実は「アイシールド21」はジャンプのマンガの中で一番好きな作品だったりする。あのマンガは冗談抜きで良く出来過ぎているぐらい良く出来ている。ワタクシのブログでも参考にしている部分が実は結構あったりするのである。


 何が凄いのかといったら「アメフトを知らなくても読めて、読んでいく内にアメフトが分かるようになる」って部分である。アメフトってスポーツは簡単そうに見えて、実はメチャクチャ複雑で奥の深いスポーツである。攻撃パターンも守備パターンも何百通りあって、実際の試合ではその何百通りあるパターンを複雑に組み合わせて計画的&臨機応変に使い分けなきゃいけない。その複雑さ&ニッチさを非常に分かりやすく描いていて、尚且つストーリーが進むに連れてアメフトの非常に複雑な部分をコレまた少しづつタネ明かしする事によって、次々と「あ、こーゆーオチだったんだ( ̄Д ̄;)」って感じでネタの新鮮味を引き出すのである。ストーリーそのものは王道スポーツ作品のソレなのだが、このアメフトの複雑さを上手く使ったやり方は脱帽モンである。


 あともう一つ凄いのが「アメフトを知るようになると更に面白くなる」という点である。マンガの中で解説はしていないが、実は細かいプレイの描写もキチンと細かく書いているのである。NFLとかの公式サイトを見たりしてその点を見つけると「あぁ!Σ( ̄口 ̄;)だから××は○○の時に△△したんだ!!」って場面も結構あったりするのである。あと心理描写とかも非常に巧妙で、精神医学で言う所の「防衛機制」までも巧みに描写されていたりする。あと絵も細部まで徹底していて、M16ライフル(何でアメフトマンガに銃が出てくるのかは説明省略/笑)なんかある程度のデフォルメはしてあるものの、マガジンの溝からマクリリースボタンの形状までキッチリ描いている、本編とは関係無い銃の描写でコレだから、アメフト関連の描写は推して知るべしである。


 んで、ワタクシが「アイシールド21」を高く評価している点は他ならぬ「アメフトを知らない人にすらアメフトを面白く魅せる」という点である。ワタクシもブログを通してサバゲーモータースポーツオタク文化(笑)の素晴らしさを伝えられるよう日々ブロクの質の向上を心掛けているつもりであるが、未だ上手く行かないモンである(-_-;)ソレ考えると「アイシールド21」や「ヒカルの碁」が如何に凄かったかが解かる。んで、ワタクシが絶賛するこの「アイシールド21」であるが、実はコミックは買っていない(爆)理由はロンマニアの方(特に古参の方)にはもはや説明するだけ無粋かと思われるが

「萌えない」

からである(核爆)サバゲーモータースポーツオタク文化の啓蒙活動に対する情熱や研究に関してはこれ以上無く熱心なワタクシだが、このブログのメインテーマは「医療」である事をスッカリ忘れていた今日この頃であった。