アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

VULGAR DISPLAY OF POWER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」

By ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 毎度いきなりでスマンのだが(笑)今日のネタのテーマは珍しく"怒り"だったりする。無論、カミュに言われるまでもなく世の中ってモンは基本不条理であり、ソレにいちいち目くじら立てていたら肉体的n’精神的n’時間的なムダ以外の何者でもないので、最近じゃよほどの事(仕事に支障をきたす場合、明らかに危険な場合など)がない限り「ったく、しゃーねーなぁ┐(´-`)┌ま、ワタクシも人の事言ってられないけど」でスルーする事にしているのであるが、それでも多かれ少なかれストレスは溜まるモンである。特に自分の趣味や仕事絡みのソレとなると、分かっちゃいても黙っていられない時も出てくるのである。まぁ、ココから先は単なる愚痴以外の何でもないので、興味の無い方は明日の日記に乞うご期待(笑)


 まず1つ目はクルマ絡みのネタ。国民新党比例代表候補の関口房朗とかいうナード成金が【落書き用フェラーリ】なるパフォーマンスをやっているらしいのである。そもそもが利権に凝り固まった故にドロップアウトされた連中が立ち上げた政党なんだから、ハナッから期待も何も無かったのであるが、流石にココまで下品だとは想像すらつかなかったのである。こーゆー連中が若者に夢だとか暖かい政治だとか能書き垂れるのであるから堪ったモンじゃない┐( ̄ヘ ̄)┌ 何ちゅーか、コイツ等見た後だと霞ヶ関がまるで地上の楽園みたいに見えるから不思議である(笑/うち8割は苦笑)


 運転歴2年ちょいのワタクシが言うのも何であるが(笑)フェラーリは何処んでも転がっている冷蔵庫クルマや中古のハチロクとはワケが違うのである。アレはスポーツカーというよりかは"芸術作品"である。分かりやすく言えば腕時計のロレックス・デイトナやマーク・レビンソンのサウンドシステムと似たようなモンである。性能云々じゃなくて、心底ソレを愛する人達が精魂込めて1つ1つ手作りで組み上げていく。速くても所詮は工場での大量生産品であるGDBとは違って(爆)フェラーリとかアストン・マーティンとはそういうクルマなのである。よーするに、ヤツ等がやっている事は、その職人達の魂に落書きしているようなモンである。今すぐにでも頭丸めてイタリア行って、エンツォ・フェラーリの墓の前で土下座して来いとワタクシは言いたいのである。


 次に2つ目、アニメオタクのナード集団が【鷲宮神社でとんでもない事】をやらかしたらしいのである。服装云々や絵馬云々もそうであるが、ソレ以上に「宗教を侮辱する」って事が実はどれだけ愚かな事かが分からんのであろうか。鷲宮神社が日本だったからまだ良かった(全然良くないが-_-;)が、コレと同じ事をサウジアラビアかイランのモスクでやらかしたら冗談抜きであの世行きケテーイである。宗教がどれだけ血を流すモンかは、ヤフーのニュース欄で「海外」をクリックしてみれば一目瞭然であろう。曰く「ナントカは1匹見たら30匹はいると思え」とは良く言ったモンであるが、ワタクシは実際バーチャルとライヴの違いが分からないヤツを目にしていて、今回はその30匹が久喜市に現れたというワケである。


 何ちゅーか(-_-;)ワタクシは元々連中と同じ側に居たから、連中の考えている事が大方分かってしまうから悲しいのである(笑/うち99%は苦笑)理由は簡単である、連中は非常識と分かっていてやっているのである。勿論、コレが法に触れないと分かっているから、仲間内で「あそこであんな事出来る自分ってアホだろw」「いや、俺の方がもっとアホだぞ」ってライヴに対するアンチテーゼをも含めてアホさ加減を自慢しあって、ソコじゃウケればウケる程仲間から愛されるのである。だからライヴじゃ誰にも相手にされないような連中が競い合うようにしてアホやるのは、全ては「皆から注目されたい、欲を言えば愛されたい」っていう動機なのである。無論、連中はソレが歪んだ愛であって、決してライヴじゃ受け入れられないモンだという事など分かっちゃいない。連中にとっては自分の所属する狭い世界(ネットやケータイやサークルなど)が世界の全てであり、何はともあれ「愛されたい」のである。


 で、予想通りというか何て言うか、コメント欄が思いっきり荒れていたりする。服装や行為についてはこのHPや某巨大掲示板に的を得たコメントが結構あるので省略(笑)コレまたしつこいようでスマンのだが、自分の物差しでしかモノを考えられない上に、自分以外の誰も愛せないナードに何を言ってもムダなのである。外国の諺に「馬を水飲み場に連れて行くことは出来ても、無理矢理水を水を飲ませることは出来ない」とあるが、全く持ってその通りである。趣味に仕事にプライベートにと、ワタクシ自身ナードと揉めた事は少なくないのであるが、雨降って地が固まった事など1度も無い。雨が豪雨に変わって土砂崩れになって終わるのが関の山である。中には豪雨の中で水遊びしたり土砂の中でサーフィンを楽しむ輩もいるが、ワタクシはいい加減面倒くさいので遠慮させてもらうとしよう。とにかくナード共の対処法としては「自分の領域外にいたら無視、自分の領域に入ってきたら拒絶」だけである。


 連中が変に活気付くのも分からんでもない。各種マスコミ媒体で「アキバ発"萌え"文化」だとか持ち上げられて、更にはアニメの主題歌がオリコン上位に食い込んだりと「やっとライヴも自分達を認めてくれた」とか「ひょっとして、自分達って時代を先走っていたんじゃね?」とか勘違いしちゃうヤツも少なくないであろう。ワタクシも思いっきり勘違いしたから、その気持ち分からんでもない(笑)上記政治家連中もアニヲタ連中もそうだが、ワタクシ的に思うにこのテの連中は「上」の階層の人間でも「下」の階層の人間でもないと思うのである。連中は「並」だと思うのである。ただし、前の方に「自意識過剰な」を書き加えたソレであるが。とまぁ、そんな大層な事を同じく自意識過剰な並野郎であるワタクシが言っても説得力無いんで(爆)さっさと締めて有意義な事を考えようと思う今日この頃であった。