ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「神経病や神経病患者の数が増えたのではない。神経病に眼の肥えた医者が増えたのだ」
Ｂｙ アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
いい加減"ボヤ"ネタを書くのは大多数のロンマニアの方には意味不明な上、ワタクシ的にも面倒くさいのであるが（笑）笑えないのは何時の間にかワタクシの家族にまで知られるトコとなり、特に親父というこの上なく厄介なのが、事もあろうに"ボヤ"の現場に火炎放射器を背負ってやって来たモンだから、さぁ大変。まぁ結局それ以来何も無かったのであるが、何時の間にか実妹（と何時の間にかお袋）まで絡んでしまっていたりする（苦笑）何かオオカミ少年の話みたいな出来事であったが、コレは絵本じゃなく事実で、しかもワタクシは言うまでも無く少年じゃない上に、オオカミって柄でもない（爆）
んで、一段落したので、久々に実妹と総括＆雑談を交わしていると、久々に聞くあの病名が出てきたのである：
「兄貴ってさぁ、アスペルガー症候群（高機能自閉症）入ってね(･｡･？)」
「な、何を言うかね我が妹よ(;^_^A)ワタクシはちょっとオタク入っていて、彼女いない歴＝年齢だけど、あとは至ってフツーの完璧超人で・・・(^▽^;)」
「誰がボケろと言ったゴルァ(-,-メ)小学校同じだったけど、休み時間よく廊下に突っ立ってボーっとしたりニヤニヤしたり、オマケに意味不明なジェスチャーしてたよねぇ(￣_￣;)」
「そ、それは流行をを２００年ばかり先取りしていただけで・・・(ﾟｰﾟ;A)」
「先取りせんでええ(-"-ﾒ)しかも中坊〜高坊と友達と殆ど遊ばないで部屋に篭ってゲームやってるか、ヘビメタ聴いているかのどっちかだったよねぇ(o¬ω¬o)」
「ハッキリ言うがソレは誤解だ、我が妹よ。ソコは"過去形"ではない。ワタクシは今でも部屋に篭ってゲームやヘビメタを（￣ー+￣）」
「歯ァ光らせて威張るなボケェ！！ヾ(｀◇´)ﾉ彡☆いっぺん逝って来いワレェ！」
・・・とまぁ、まるで銃乱射事件犯人の青春期の様なワタクシの青春時代に関する他愛の無い昔話をしばがら（笑）久々に聞く「アスペルガー症候群」なる言葉が耳に引っかかる。実は実妹の知人に自閉症を患っている方が居て、その子とワタクシの幼少期がダブったらしく、実妹もワタクシと同じく医師だけあって、ソレで調べてみたら「アスペルガー症候群（高機能自閉症）」という疾患名に辿り着いたワケである。
因みに、アスペルガー症候群というのは"高機能自閉症"という名が示すように、平ったく言えば「自閉症だと分からない自閉症」といったモンである。モノホンの自閉症の人と違って、フツーの知能レベルを持っていてフツーに社会生活が出来るのだが、やはり自分の殻に閉じ篭もって周りを認識できない、といった感じであろう。一応、国際基準である【ＩＣＤ−１０のソレ】や【ＤＳＭ−ＩＶのソレ】があるのであるが、コレは子供用の基準である。コレを成人用に改良するとこんな感じになるのである：
- 時間や空間の理解や把握が苦手（年月日の記憶違いなど）
- 知覚過敏がある場合と、逆に身体感覚を感じにくい人の両方がいる
- 自分と他人の境界が曖昧（だから自分が何者でありどんな感情や思考を持つかが捉えにくい）
- 想像力に乏しく、抽象的な概念の理解が苦手。
- 計画的・構造的に行動することが難しい（思いついたことを、ぱっと言ってみたり実行するところがある）
- 変化を極端に嫌う（日常生活のルーチン化、第三者が急に予定を変更するとパニックを起こすなど）
- 他人の感情や周囲の状況を理解するのが苦手
- 曖昧さの理解が極めて困難（物事には例外がある、ということが受け入れにくい）
- 複雑な人間関係の理解が難しい（そのために対人緊張が極めて高い）
- 細部への極端なこだわりから全体像を把握するのが苦手
- 感情のコントロールが苦手（爆発型と、抑制型の２つに分かれる）
- 言葉は流暢でむしろ雄弁だが、相互的なコミュニケーションが成立しにくい（つまり会話が一方的になりやすい）
- 自分のやっていることを途中で妨げられることに強い抵抗を示す
- 待つことが苦手
- 内省（振り返って反省する能力）に乏しく、同じ失敗を繰り返しやすい。
- 気分が変わりやすい（周囲には気まぐれと思われてしまう）
- かなり早期から、慢性的な睡眠障害を持っていることが多い
・・・ヤバい、ヤバ過ぎるぐらいに当てはまる部分が多い...orz。ワタクシが説明するのもアレだが、勘の良いロンマニアの方（特に古参の方々及びライヴでの付き合いがある方）ならワタクシのブログを遡ってみるだけで、上記の項目の半分以上が当てはまるのに気付くであろう。特に⑰に至ってはブログのタイトルにしているぐらいである（笑）
んで、文章じゃ分かり辛いのでイラストを１つ：
こーゆー分野は明確な物差が無いのでアレであるが、フツーの人とアスペルガーの人との違いはこんな感じである。んで、自閉度の高低を調べるために【自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)】なるモンがある。勿論コレで診断が確定するワケでもないし、引っかかったからって必ずしもソレだとは限らないので、あらかじめ御了承あれ<(_ _)>で、自慢じゃないがワタクシのＩＱは１３５であって（笑）今でも「間違いちゃうんか、コレ(^_^;)」と思っているのは置いておいて（爆）早速自分で試してみるとしよう・・・・・
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・・・とはいえ、タワーが建っても現状が変わるワケでもなく（笑）更に言ってしまえばキリストやブッダの時代から現代に至るまで数え切れないぐらいのワタクシなんか足元にも及ばない偉人達が「博愛」や「平等」や「慈悲」を訴えてきたが、ソレで人類が変わったかと問われたら「？」が幾らあっても足りないのと一緒である。結局、アスペルガー症候群であろうが無かろうがワタクシのやる事は「自分で見つけたり、他人に指摘されたりしながら（未だ圧倒的に後者が多いのは、ワタクシ的にもアレだと思うのであるが／爆）地道に問題点を１つずつクリアしていく事」だけであり、おそらくコレからも何一つ変わらんのであろうと思う今日この頃であった。
