アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SKELETONS IN THE CLOSET

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「どんな政府も同じさ。労働党だろうと保守党だろうと。どちらもお互いに反対しあっているだけだ。彼らの仕事はそれだけだ。どうして肩を組んで祖国のために働けないかな」

By リンゴ・スタービートルズのドラマー)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ミス・リリアである。この単語一発でピンと来てしまったモニターの前のロンマニアの貴方、カミングアウトするなら今の内である(笑)因みにリリアというのは日本ファルコムが1988年に発売した日本ファルコムのゲーム「イースⅡ」のヒロインであり、当時は最先端だとも思えるグラフィックで描かれた事が話題になったヒロインである。まだ「萌え」文化が無かった19年前にコレであるから、当時のゲーマーはまるで未来からやってきたT800型ターミネーターを見たかのような衝撃をリリアに受けていたのは想像に難くないであろう(爆)んで、その人気ゆえにライヴで"ミス・リリア・コンテスト"なる催しモンが1990年に行われた(因みに、この時グランプリに選ばれたのは杉本理恵)というワケである。今じゃ珍しくないどころか、反対に野郎キャラを隅に押しやっているような状態であるが(核爆)当時はこのテの美少女キャラクター1人出るだけで大興奮状態だったのである。ワタクシもリリアにはリアルタイムで大興奮していたから、ソレがよく分かるのである(原爆)


 何て言うか、如何にも日本ファルコムというソフトメーカーの非凡さを多いに物語っているエピソードである。グラフィックもそうであるが、もう一つ当時の日本ファルコムが非凡だった点がある。それは「BGM」である。当時ショボいピコピコ音がデフォルトだった時代に、殆ど生音楽に近いような臨場感あるサウンドを持ち込んだのが他ならぬ日本ファルコムだったりする。ワタクシもその当時に上記の「イース」シリーズをプレイして以来「ゲームにおけるBGMの重要性」っていうモンを思い知らされたのである。何ちゅーか、ゲーム性とかストーリー性とかグラフィックは月並みでも、その巧みなサウンドエフェクトだけで強引にガンガン盛り上げる、そんな感じである。ワタクシは日本ファルコムの回しモンではないが(笑):

イースI・II 完全版 VISTA版

イースI・II 完全版 VISTA版

コレをプレーして頂ければ、ワタクシの言わんとしている事が分かると思うのである。


 流石にゲームネタだと分かる人が少ないので(笑)別の例で「テンションの起爆剤としてのBGMの有用性」をまざまざと分かるような映像が見つかったのでご紹介しよう:

メチャクチャ懐かしいスタン・ハンセンの映像である。初っ端からスマンのだが、ワタクシはクルマヲタ&サバゲーヲタ&ゲームヲタ&アニヲタ&マンガヲタ&パンク/ハードコアヲタである事は認めるが、プヲタ(プロレスヲタクの略)ではないので悪しからず(爆)やっぱり「スタン・ハンセン=ウェスタン・ラリアット」の方が圧倒的に認知度が高いが、やっぱりスタン・ハンセンのもう一つのトレードマークは何といっても入場テーマ曲であるスペクトラムの「サンライズ」であろうとワタクシは思うのである。因みにコレが原曲:

蛇足であるが、ワタクシは原曲がコレだというのを知ったのはつい最近だったりする(核爆)スタン・ハンセンのイメージが強いのかどうかは定かではないが、もう冒頭のホーンセクション聴くだけで否が応にもアドレナリンが身体中を駆け巡る感覚が沸いてくると思うのである。つまり、こんな感じでガツンと来る様なBGMが日本ファルコムのゲームの醍醐味の一つというワケである。


 ワタクシはガキの頃プロレスを好んで見ていて、丁度その頃がハンセンを含め馬場や猪木や鶴田が全盛期だったのであるから、その迫力は幼心にモロに焼きついていたりする。そんなワタクシが何故プヲタにならなかったのか、ワタクシ自身何故だか分からんのである(笑)特にハンセンの試合は何時見てもハラハラしたモンである。ハンセンを応援するにしろ、相手レスラーを応援するにしろ、何せ「たとえどんなに追い込んでも、ウェスタン・ラリアットが決まったらお終い」って緊張感があるから、マジで最後の最後まで気が抜けんのである。ガチかヤオかはこの際置いといて、ハンセンや猪木みたいな「必殺技」を持っているレスラーの試合っていうモンはソレがあるからこそ緊張感と興奮が生まれるのではないかとワタクシは思うのである。


 外国人であるにも関わらず、ハンセンは馬場や猪木と並んで日本人のファンから愛されていたのは周知の事実である。何せ引退セレモニーの時はまだ生きているにも関わらず10カウントゴングが鳴らされ、団体の垣根を越えて大勢の選手が集合したぐらいであるから、ソレがどれだけのモンかは容易に想像が付くであろうと思う。ワタクシ的には「何でスタン・ハンセンはこんなに愛されたんだろうなぁ〜(・_・?)」と思ったりしたのだが理由は簡単であった。ハンセンの通算来日回数は131回≒レスリング人生の大部分を日本のマットで過ごして来たようなモンである。更には馬場亡き後にドン底状態にあった全日本プロレスを「ババには色々と良くしてもらい感謝している。そのババが作ったオールジャパンがどんな形だろうとある限り私は協力する」と堂々と言ってのけるのである。つまり、日本人がハンセンを愛するのと同等かソレ以上に、ハンセンも日本を愛していたからである。


 そうそう、ハンセンだけじゃなくて、今の日本で日本に対する熱い思いを語るのはラモス瑠偉とか、三都主アレサンドロとか、デーブ・スペクターといった外国人だったりする。当の日本人といえば、コレだけ恵まれているのも関わらず何時も何時も愚痴ばっかり┐( -"-)┌ったく、ブラックジョークも良いトコである。全く持ってやってらんねぇ・・・・
・・・・はい( ・◇・)?

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・・・仰る通りです、ハイ(笑)思いっきり日本という国を良い様に"逆利用"してきたワタクシが言うセリフではない事は確かである(爆)ネット上であれこれ言う余力があったら、その力を仕事に回した方が遥かに日本のためであると思ってしまう今日この頃であった。