アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FOUL TASTE OF FREEDOM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「戦争は良くないことである。それを本当の意味で知らない者は、 戦争で殺されることを甘受せよ」

By 武者小路実篤


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今日は仕事は午後から&相当遅くなりそうなので早めに更新。いや、前回は怒りに身を任せるままに文章を書き殴ってしまい大変スマソである<(_ _)>某所からの引用であるが:

痛い人という話じゃないかもしれないが、ちょっと怖かったので書きます。

昨日ショップに行って木ストのライフル系を見せてもらったりしていたら、年配のオヤジが声をかけてきた。
「ライフル好きなの?」と聞かれたので「まあ」と答えると、自分の話を延々と始めた。
曰く、
「SS9000って知ってる? あれは名銃。俺は全鉄にしてスプリング強化して、チタン弾を100m位真っ直ぐ飛ばせるようにした。」
「空き缶を5個貫通できるんだよ。5個だよ。凄いだろ。名銃だよ。」
スターリングって知ってる? あれも名銃。かなりいじって15気圧くらいにしたよ。凄いよ、1マガジン1秒で撃ち切っちゃうんだから。」
「ペットボトルが貫通できるんだよ。普通のはそんなことできないよw」
延々突っ込みどころ満載の話が続く。
「それで、家にはそういった銃をこんな風に(ショップの壁に商品が掛けてあるみたいに)一面に飾ってあるんだ。おたくもそうだろ?」
ここで「私はお座敷なんで、ほとんど撃たないんですよ。たまに取り出して眺めるとかで。」
とたんに生気の失せるオヤジの目(笑)
「…ああ、そうなの…ふうん…」オヤジ、寂しく去りました。

…オヤジどう見ても40過ぎだけど、マッチョでピアスなタンクトップでした。

それだとか:

敵は背中をこちらに向けてしゃがんでいました。MOLLE系のタクティカルベストを着ていることもわかりましたので、背中に指きりバーストで3発撃ちました。ところが彼はそのまま手を上げることもなく、声を発するでもなく、反応ありません。私はできればそのまま別の障害物まで駆け抜けたかったのですが、プレートキャリア着用の可能性を考え、念のため2発ほど彼の右足に撃ってみました。この間約1〜2秒程度です。


それでも彼は無反応でしたので、私は無視して次の障害物へ移動しようと背を向けたとき、後方で彼が立ち上がり「コラ、てめぇーっ!!」と叫び始めました。私が振り返ると彼は私の胸元につかみかかり、「フリーズコールするんじゃねぇのか、コラーっ!!」と私の襟元をぶんぶん振り回しながら怒鳴りました。すぐさま私は「審判!!」と大声でスタッフを呼び、スタッフと味方チームが駆け寄ってきました。私は周囲が仲裁に入る中、「近くてすみません」と謝ったのですが、彼の怒りは収まらず「てめぇ、一発殴らせろ」などと暴言を吐く始末。味方チームとスタッフが羽交い絞めにして彼の手を外させました。私とチームメートはすぐにセフティゾーンに戻りましたが、その背後で彼は「てめぇ、もう一度やったらぶっ殺すぞ!」などの発言。


そのゲームは中断になりました。やぐら二階から見ていたチームメートがセフティゾーンに戻るなりスタッフに「あのプレーヤーの態度はひどい」とクレーム。しばらくセフティゾーンは何があったのかと、騒然となっていました。


その間に暴れていたプレーヤーにスタッフが状況を確認したのか、ルールを説明したのか、しばらくしてそのプレーヤーがセフティゾーンに戻ってきて「さっき、僕に怒鳴られたひといますかーっ」と私を探しているようでしたので、私が名乗り出ると、うちのメンバーも一瞬殺気立ちました。


そのプレーヤーは「自分はフリーズコール禁止というルールを知らなかった、それは自分のミスだ、だから謝罪したい」と申し出ました。私はそれ以上彼をどうこうしたいという気もなかったので、手を差し出して握手し、彼の肩をポンポンとたたき、その場を終わらせました。彼は周囲の他のプレーヤーにも謝罪をし、オーナーも「彼も謝っているから許してあげて」と仲裁。彼はその日の帰り際にも、うちのメンバーに謝罪をしていたようです。

コレ、極端な例でも何でもないのである。マジでザラにある話で、ワタクシも何回か遭遇&接近された事があったりする。何ちゅーか、もうマナーとかレギュレーション以前の問題であるε-( ̄ヘ ̄)┌ よーするに先日ワタクシが見たモンは、こーゆー人間として終わっている輩が徒党を組んでカネに物言わせて(有料フィールドではカネ払えばお客様&サービス業じゃお客様相手のトラブルは基本御法度なため)我が物顔で好き勝手やって、それで若い連中がドン引きしているの光景だったのである。お陰様で「ワタクシもこの中の1人なのか…orz」という自己嫌悪モードに突入し、一昨日〜昨日とデパ○の御世話になりっぱなしである(笑/殆ど苦笑)


 まぁ、ようやくスッキリしてきたので話題を変えるとしよう。インターネットが普及する遥か前から「いかなる権力者でも、民衆の目と耳と口を塞ぐ事は出来ない」という言葉があるが、インターネットが普及してから拍車にスーパーチャージャーと大口径タービンのツインチャージャー仕様にしたかの如く、ありとあらゆる情報が怒涛の勢いで広まって行くのをイヤでも感じるのである。本来10/24発表の【GRB型3代目インプSTI】の情報ですら、あっという間に海外なりからアッサリと情報が漏洩。まぁあっちこっちのサイトで既出だと思うのであるが、載せざるを得ないほど面白いので載せてしまおう(笑)



とまぁ、ルックスはみたまんまである。今までジャマで仕方なかったエアインテークの位置とか、スミンボ始め慢性的な問題である冷却対策としてフロントフェンダーに走行風の入口&出口が付いていたりとか、トレッド幅の拡大&現場からの声にに従ってタイヤも245/40R18にアップしていたり、ムダな装飾を控える&WRブルーを敢えて隅っこに追いやるといった「脱・WRCイメージ」の戦略とか、こーゆー細かいトコを逐次潰して、慢性的な金欠体質にも関わらず涙ぐましい改良を重ねて行くスバルの姿勢は嫌いじゃない。もっとも「コレ何てポルシェ911?」って感じのケツはワタクシ的にはアレだが(笑)


 ライバルのランエボXが【S−AWC】という"新必殺技"を習得して進化したのに対し、インプ側は「今回"新必殺技"は無い」と報じられてきたのであるが、確かに"新必殺技"は無いのである。が、そこんトコはやっぱスバル。代わりに"連続コンボ技"に磨きをかけてきたのである:




従来の【DCCD】に関しては目新しさは無い(セッティング内容は細かくなったものの、基本構造はGDB−F型&G型と同じと思われる)ものの、コレにレガシィの【VDC】と【SI−DRIVE】の3連コンボとは予想外である。当然【SI−CRUISE】も漏れなく付いてくるであろう。写真にもある通り、街乗りやワインディングなんかじゃ電子制御全開にして安全第一&燃費第一で走れて、サーキット等に入った場合はジャマになる各種デバイスを簡単にオフして全開で走れる。正に「万能型車両」である。コレ見ると先々代のGC8(一部のモデル)や先代のGDBが「DCCD:常識、VCD:ジャマ、SI−DRIVE:常時全開」のモロガチなハードコア仕様クルマだったのかがよ〜〜〜く分かるのである(笑)


 この"3連コンボ+α"から察するに、この3代目インプSTI(以後GRB)が「街乗り主体だけどサーキットも走れるファミリーカー」というコンセプトが垣間見えてくるのである。完璧なまでにGC8、GDBとは袂を別っている事が伺える・・・が、エンジンの方は「私、脱いでも凄いんです!」って言わんばかりに(笑)何食わぬ顔で先代、先々代よりもパワーアップしていたりする:

スペックは前日述べたように308馬力/43kgmのデュアルAVCSツインスクロールターボであるが、流石デュアルAVCSになっただけあるのである。GH型(非STIの3代目インプ)もそうだったけど、低回転からトルクがもっさりと上がってくるのに加えて、STIバージョンだけあって何食わぬ顔で従来以上に高回転まで勢いが伸びるようになっているのである。オマケに排ガス規制は「☆☆☆」と排ガスで税金優遇を受けられなかった先代、先々代とは違って良い子ぶっていたりする(爆)


 んでもって、インテリアもすっかりお上品になっていたりする:

流石にココまで「脱・走り屋クルマ路線」を徹底されると、色んな意味で「天晴れ」である(^-^)このブログの管理人宜しく中途半端なナードがスペック買いをさせる気にならないと言うか(笑)インプとレガシィの良いトコ同士を上手く組み合わせたと言うか、買う気にはやっぱなれないが(爆)面白いクルマである事は間違いない。このGRBをベースにして、あとアウディの【Sトロニック】なり、レクサスの【8速スポーツダイレクトシフト】なりの、街乗りでもサーキットでもドライバーの意図するように簡単且つ人間よりも速く正確なシフトチェンジを可能にする2ペダルのパドルシフトを組み込んで、更には【コルベットC6】みたいな2ドア低車高クーペのガワを付けたクルマが発売された日にゃあ、今すぐにでも「2代目"トリックマスター"襲名の儀」を執り行う気マンマンな今日この頃であった。