アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANGRY MACHINES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「徒党・党派が相伴ってくる分裂は国家に有害であり、徒党・党派なくして維持される分裂は国家を助ける」

By ニコロ・マキァヴェッリ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 レガシィ売れなさ過ぎワロタ。4月でたったの1012台、昨年アレだけ宣伝ガンガン打っとい他にも関わらず、何と昨年モデル末期だった先代の売り上げと殆ど変わらんのである(^_^;)コレが大排気量の高級サルーンだったら話は分かる。が、コレはレガシィである。スバルのフラグシップであり、スバル一番の売れ筋モデルなのである。いくらアメリカじゃそこそこ売れてるとは言え、国内ディーラーは堪ったモンじゃないと思うのである。しつこいようだが、大事な事なので二度以上言おう(笑)デザインが壊滅的にダメ過ぎるのである(´・д・`) たとえ「BR/BMレガシィロールスロイスの乗り味にランボルギーニの速さを兼ね備えてる」って言われても、アレに乗ってるトコを他人に見られるのは罰ゲーム以外の何でもない(爆)


 で、以前からネタにしていたセダンの3代目インプSTIであるが、この度【公式HPで正式にお披露目になった】のである。ワタクシが以前湘南スバルのディーラーで聞いた話によると、ハッチバックからセダンに変わった分(重量配分、剛性などから)足回りのバランスが見直されたものの、中身は基本的にGRB(&GRF)と一緒だとのことである。ただセダンになった分リアの剛性が増加(リアハッチの開口部がなくなるため)し、リアセクションの形状上(トランク部分で整流して乱流によるドラッグが軽減するため)空力が向上→最高速度が5kmほどアップ(約255km/h)したとの事である。多分、年改に伴うアップグレードも付加されてるのであろう。


 パッと見ワタクシの感想としては「セダンは良いんだけど、やっぱ2ドアがいい〜〜〜o(>ロロ<)o」である(笑)HPにて森PGMは度々「走りのインプ」を強調しているのであるが、コレまた大事な事なので二度以上言おう(爆)ソレは「走りに重点を置くのなら、後部ドアと後部座席(1マイルシートの2+2は特別に許可)は基本不要である」という事である。簡単な事である、5ドアよりマシとは言え後部ドアの開口部による剛性不足、後部座席による重量増加、後部スペース確保のための居住空間拡大による空力低下が走りに対しどうメリットがあるのかって話である。メリットがあるとしたら、精々購入時に「家族も乗れる」と言ってカミさんを説得するための口実にするぐらいであろう(核爆)


 もう一つ付け加えると、ワタクシの知る限りインプでバリバリ走りたい人は大概独りモンである。何せソースはワタクシなのだから、コレばっかりは自信がある(笑)ワタクシが思うにGRBの隠れた欠点とは「自分は独りモンで、クルマ乗るときは大概独りなのに、後ろ3枚のドアと空間は一体何に使ったら良いんだ(;´Д`)」って悩んでしまうトコだと思うのである(爆)ワタクシが2ドアを好む理由は単純にスタイリングや、2ドアクーペの空力&剛性面におけるメリットが主であるが、ソレと同じぐらい「後部スペースを持て余していて勿体無い&その開いたスペースを有効に使えないワタクシ自身が空しい」って感じるからだったりもする(核爆)


 あと何ちゅーか、GRBセダンとGRBハッチバックの住み分けはどーするんだって話である。更に突っ込んだ事を言うと、セダンGRFとレガシィB4、インプXVとフォレスターの住み分けはどーなるんだって話である。スバルは昔から良いクルマを作ってて、その点は尊敬に値するのであるが、いかんぜん売り方がヘタすぎて損してるのである( ´Д`)=3。ワタクシだったら「ファミリーユースも兼ねたSTIモデル=ハッチバックGRB」「走りに重点をおいた旧来のSTIモデル=2ドアセダンSTI」って具合に明確に差別化する。どーせ走りたくてセダンSTIに乗るヤツにとって後部座席は単なるスペアタイヤ置き場になるんだから、2+2の1マイルシートで十分なのである(笑)


 コレはあくまでワタクシの個人的な意見であるが、やっぱインプは【22B】や【GC8クーペ】みたいな2ドアが一番カッコ良いと思うのである。何ちゅーか、走りの良さを標榜するメーカーにおいてラインナップに2ドアクーペが無いのは妥協だとワタクシは思うし、商売でやってる以上仕方ないとしても最近のスバルは妥協しすぎである。たとえスバルがイギリスのモーガンブリストルみたいにホントに好きな人のために受注少数生産の小規模メーカーになっても良いから、やっぱ昔ながらの妥協抜きのスバル車に乗りたい。元スバル乗りとしてそう願って止まない今日この頃であった。