アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ONCE BITTEN...

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「姿勢が悪いと顔の落ち着きも悪い、自信と集中力に欠けている証拠だ」

By 大山倍達


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、いきなり結果で楽しみもへったくれも無いのであるが(笑)結果は「辛うじて自己ベストだけは更新したけどグダグダ(-_-;)」である(_ _|||)全5ヒートあるうち第1→第2→第3と徐々にタイムを上げていって「よし、あと残り2ヒートで詰めるトコ詰めて、踏むトコ踏んで自己ベスト大幅更新だO(≧▽≦)O」・・・と思った矢先、自分の走りに熱中する余り第3ヒートでサイド・バイ・サイドで危機一髪状態になっていて(互いに物的損傷が無かったのが幸いであるが^_^;)他の参加者をカンカンに怒らせてしまうという走行会始めて以来の大失態をやらかしてしまったりする(_ _。)ワタクシ自身がヘマやらかしてドナドナされる分には、もうサーキット始めた頃から覚悟していた事だが、流石に他人を巻き込んでしまうのはワタクシが最も望まないケースである。


 無論、ヘルメット越しに「済みません」と言うだけじゃ無粋極まりないので、相手方の駐車スペースに出向いた上で深く頭を下げて謝罪し、主催者さんにもどんなペナルティーでも甘んじて受ける覚悟で事を伝え謝罪したワケである。幸い、相手方も主催者さんの御慈悲を頂けたのであるが、もうこの時点で完全に"自己嫌悪モード"突入である(-_-;)加えて、第4ヒートにて前回の最終ヒートに現れた「ABS無効病」が再度発生。ホームストレートからのフルブレーキでロックするという世にも恐ろしい状態に陥ったワケである。この時ほどワタクシがカートやっている事を感謝した事は無い。カートやっていなかったら、今頃4輪ともロックさせてド派手にひっくり返っていたトコである( ̄⊥ ̄lll)無論、その後ミラーやブレーキが異常に気になりだして、タイムどころかマトモに走る事すら間々ならなかったのは言うまでも無い。


 何ちゅーか、技術や知識ばかりが先行して、自信や集中力やポジティヴシンキングといったメンタル面での修行がなっていない事に、我ながら情けない話である(_ _|||)とは言えまぁ、時間が経って効くモンも効いてきたので(笑)ようやく「ワタクシもうだめぽ…orz」から「いや待てよ( ̄□ ̄;)・・・コレならいける( ̄∇ ̄!)」になってきたトコである(爆)まずは何時ものようにコース図から入るとしよう:

今回は基本的に「プロジェクト・B:第3段階」施行と「リアデフを使った新必殺技」のテストがメインである(笑)まずブレーキであるが、ハッキリ言って予想以上である。ブレーキングポイントが何時もよりも奥になると予想していたのだが、実際はソレよりも更に奥だったからである(^_^;)が、欠点が無いワケではない。効くのは良いのだが、効き過ぎるあまりロックしてからABSが介入するまでの時間が相対的に伸びる→その分タイヤに負荷が掛かるというワケである。


 で、ロンマニアの皆様が一番楽しみにしているだろうと思われる「リアデフを使った新必殺技」であるが、よーするに【カーボン1.5wayリアデフ】の特性を利用した技である。カーボンLSDはその特性上アクセルONでいきなりロックするのではなく、アクセル開度に応じてロック率が上がって行く。しかも1.5wayだから、アクセル閉度に合わせてロック率が下がって行くのである。つまり「ステアリング蛇角を変える事無く、アクセルでターンインを自在に操れる」というワケである。勿論、FRの機械式LSDさながらに「わざとケツを流してゼロカウンターを当てる」といった芸当が出来たりする。


 んで、上記コースでソレを応用したのが第4〜第5コーナーの部分と最終コーナーのアプローチである。第4〜第5コーナーの部分はブレーキングからのターンイン角度が結構きつく、4WDやFFなんかだとアンダーステアが出やすい。かと言ってムリに切り込むとケツが流れる。ソコでアクセルでケツが流れるか流れないかのギリギリの所をアクセルで上手くコントロールして、第5コーナー出口でガツンと踏んでケツを爆発させ立ち上がる。最終コーナーではその前の第7コーナーと合わせて1つのコーナーとして見るのであるが、最終の一部が結構きついのである。ソコで第7コーナーからパーシャルアクセルで流しているトコでアクセルを抜いてタックインさせ、アタマを上手く流して、直線を向いたその瞬間にガツンと踏んでケツを爆発させる。名付けて「ヒップ・エクスプロージョン」である(笑)


 が、問題が一つ。この新必殺技「ヒップ・エクスプロージョン」は「面白いのか?」と問われたら「イエス」と答えるのであるが、一番肝心な「速いのか?」という問いに対しては、残念ながら「?」としか答えられない(笑)とは言え、現にこの新必殺技でタイムアップしたのは事実なのであるから、とりあえず今は「イエス」としておこう(爆)あとDCCDに関してだが、ビックリした事にオートの方が使いやすいのである。言い方を変えれば「マニュアルモードで使いこなすには10年早い」という事なのであろうが(核爆)何ちゅーかワタクシの最近の走りは「速さ」よりも専ら「笑い」を追及しているような気がせんでもないが、コロンブスの卵の例もあることだし、やるんだったら早い方が良いのではと思ったりもする(原爆)


 前回謎に包まれたまま終わった「ABS無効病」であるが、原因が分かったのである。インプ筑波最速の称号を欲しい侭にしている方々が今回参加されていて、その方々の1人が知っておられたのである。原因はズバリ「空転によるABSセンサーの誤作動」である。フルブレーキ中に何らかの理由で片輪が空転するとABSセンサーがソレを感知するのであるが、困った事にECUがソレを「ABSの異常事態」と認識してしまい、ABSをカットしてしまうのである。無論、ABS本体には異常が無いワケであるから、エンジンを切る→再度エンジンをかける際にECUが各部チェックする際には元通りになるというカラクリである。だから、30日のあの時以降から色々調べてみても、ABSはそもそも正常なのだから何も見つからないワケである。


 実は「ワタクシもうだめぽ…orz」から「いや待てよ( ̄□ ̄;)・・・コレならいける( ̄∇ ̄!)」になってきたもう一つの理由が「片輪が空転する理由の一つが分かってきた」からだったりする。最初の症状がウェットコンディションの中、次に起こったのが相当走り込んだ後の最後あたり、そして帰り際のステアリングの不安定感。まだ核心に至っていないので何とも言えない&もう疲れたからフロ入って寝たい&ココで話したら明日からのネタが無くなるという理由で(笑)何時ものように投げ出して終わる今日この頃であった。