アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLESSING IN DISGUISE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ヒーローとは、自由と共に来る責任を理解している人物のこと」

By ボブ・ディラン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、明日はカート大会である、場所は先日も述べたように初走行となる【新東京サーキット】である。何とかヒマ見つけていこうとしたのであるが、結局見つからずじまい。どーやらぶっつけ本番でレースに挑むことになりそうである(^_^;)で、このサーキットの住所をグーグルマップで調べてみたトコ、予想通り南へ約10kmの場所に【袖ヶ浦フォレストレースウェイ】があるのである。カート場に直接向かう前に、ココに立ち寄って見学するのも面白い希ガス。何せ距離的にワタクシん家から片道125kmである(^_^;)サーキットへも道とガススタンドの場所を把握しておくのも大事だと思ったからである。


 で、流石に2戦連続ビリは余りにもアレなので(笑)とりあえずイメージトレーニングに励むとしよう、こんな時、インターネットは非常に便利である。まずはコース図からおさらい:

ンでもって、コレが映像。流石は「カートの鈴鹿」と呼ばれる名門カート場である。検索かけたら山ほど映像が出てきたのである。その中でもワタクシがこれから乗るレンタルカートの中で上手そうな人の映像を貼ってみたりする:

カートに乗った事のないロンマニアの方はビックリされるかも知れないが、コレがカートの醍醐味である。絶対的なスピード感はさほどではないが、相対的なスピード感は相当なもんである。運転方法はステアリングに右足アクセルに左足ブレーキとシンプル極まりないが、その代わり速く走らそうと思ったら相当な技術が必要となる。実車で速い人がカート速いとは限らないが、カートで速い人は実車も速い。カートが速い人の実車サーキットデビューに立ち会ったことがあるのであるが、ホントに速くてビックリしたのを思い出す(^_^;)


 蛇足ではあるが、我がホームグラウンドの【F.ドリーム平塚】であるが、流石にこんなトコの車載動画なんてあるワケね〜べさ(*´▽`)って思って崇括っていたら・・・マジであったのである( ̄Д ̄;)まずはコース図から:

ンでもってコレが動画。無論、ワタクシレベルじゃ話にならんので(笑)速い人のソレを貼ってみたりする:

うーむ(-_-;)やっぱワタクシよりもブレーキングやコーナリングに使う時間が短く、アクセル空けている時間が長い。よーする、こーゆー事である。フツーはコーナリングというと:

こーゆー教科書的なソレを思い浮かべがちである、が、実際のトコは・・・

実車カート問わず、こーやって曲げた方が速いのである。特にカートなんかは駆動輪が直結状態→コーナリングで大きな抵抗になるのであるから、曲げる時はスパッと曲げた方がムダな抵抗を少なくする事が出来るからである。コレを上手くやろうと思ったら、実はメッチャ難しいのである(^_^;)実車ならABSがあるから無問題であるが、カートにはそんなモン無い→短く止めようと思ったらあっちゅー間にタイヤがロックするからである(;^_^A)ンでもって、スパッと曲げてガツンと加速しようと思ったら、的確に荷重移動させなきゃならない。無論、カートにトラクションコントロールなんてシロモンがあるワケないから、コレまた自分の手足でやらなきゃいかんのである。


 つまりである、上記の「実車で速い人がカート速いとは限らないが、カートで速い人は実車も速い」ってのはそーゆー事なのである。ブレーキをロックさせずに美味しいトコを使うように踏めて、尚且つ荷重を上手く前後左右にコントロールできる人だったら、ABSやVDCの付いた実車なんか楽勝であるが、その反対はまずないからである。実際プロが乗るレーシングカーにはそんなデバイス付いていないし、アマチュアでも速くなりたい人なんかは敢えてデバイスをオフにしている人も少なくない。レンタルカートの真骨頂が正にソレだとワタクシは思うのである。自分の実車でリスクを犯すことなく、アマチュアレベルで必要十分なクルマの挙動が学べる。やっぱ「レンタルカートは(・∀・)イイ!!」の一言に尽きる今日この頃であった。