アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RECOVER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「1人でいる時に独り言を言うのが馬鹿げているとすれば、他人がいる時に自分の声にばかり耳を傾けるのは、その倍も愚かなことである」

By バルタザール・グラシアン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今頃になってやっとネタを思い出したのでアレであるが(笑)何か【ATSカーボンLSD】に関して、ネット上であまり芳しくない情報が流れているみたいである(^_^;)このLSDを「オススメ」と称して掲載しているワタクシとしてもアレなので(爆)ワタクシなりの釈明をしておくとしよう。まぁワタクシの場合、まだ入れてから半年&走行距離1万キロ&サーキット走行3回ほどしか使っていないのでコレ以上の事は言えんのであるが、全然問題ナッシングである。ついでに言うとGDB及びGC8に関しては、フロントまたはリア(あるいは双方)の装着していて、尚且つワタクシ以上のハードな使い方をしている人を相当数存じているが「ATSカーボンLSDに不具合があった」という話を聞いた事は現在まで無い。


 んで、念のため組み込みを依頼したショップにで「他車種についてはどうですか?」と聞いた所「ランエボで組んでいる方結構いて、インプやランエボ以外でも幾つか組んだ事あるけど、そういう話を聞いた事は無い」という答えが返ってきたどころか、逆に「そんな話始めて聞いた、念のため調べてみるけど、ソース何処?」と質問されたぐらいである。で、ワタクシなりに色々調べた結果はというと「GC8やGDBの場合は元々の構造がシッカリしていて、デフケース容量も余裕があるから、変な安物オイルを使わない&マメにオイル交換をしていればほぼ問題ナシ」「カリカリチューンのサーキット仕様車両にしてハードに走らせるなら話は別だけど、走行会レベルの街乗り兼用車両なら回転数に応じて効くATSカーボンLSDがトータルバランスで見てオススメ」というワケである。無論、トラブっても基本ワタクシの責任である。ショップもATS&ACROSS社もディーラーも責めるつもりは毛頭無い。


 古くは84年前の地震で井戸が云々の話から、最近では4年前の某中東でのボランティア活動に至るまで、ど〜して日本人って種族は「テメェの道はテメェで決めて、テメェのケツはテメェで拭く」っていう観念が薄いのかな〜〜って思ってしまうのである┐( ̄ヘ ̄)┌他所の国じゃケツを自分で拭くためだけに、どれだけの量の血を汗が流れたのを知るのに歴史学の甲種博士号を取る必要は・・・
・・・・はい( ・◇・)?

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    |お前が|     |お前が|     |お前が|
    | 言うな| ∧∧ . |言うな | ∧∧ .|言うな | ∧∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚)〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚) 〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚) < 全員一致でお前が言うな!!
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・・・・・申し訳ありません、ハイ(笑)トヨタ最高、ソニー最高、ニンテンドー最高、ビバ!メイド・イン・ジャパンです、ハイ(爆)そー考えると今度出るR35型GT−Rの「保障が欲しかったら純正オンリーか、百歩譲ってNISMOオーテックといった自分達の管轄内のみ。さもなくば保障ゼロ」って言うのも、手の平返すようなのでアレだが頷ける話である(核爆)そりゃ、自分(達)の手を掴んでいるならまだしも、自ら振り切って出て行った人(達)を追っかける義務も責任も要らないワケである。


 ワタクシの知人にイギリス車好きがいるのであるが、曰く「メーカー保障なんてあって無いようなモノ」らしいのである。が、その代わりアフターパーツがとんでもなく充実していて、チューニングやメンテナンスやDIYのノウハウも豊富である。極端な話、インフラさえ整っていればアフターパーツだけでクルマが1台作れちゃうのである。この話、実は以前"師匠"から伺った話であるが、その知人に聞いたら「本当です、自分もやっていますから」という返事が返ってきたのである(実話)曰く、デフやクラッチや外装どころか、エンジンスワップやミッションスワップも日常茶飯事で、ショップもオーナーも慣れっこだから作業も早いし工賃も安いとの事であり、曰く「日本車は確かに良く出来ているんですけど、そこ(保障や修理など)が面倒なんですよねぇ」との事である。う〜む、流石はモータースポーツ発祥の国イギリスである(;^_^A)何ちゅーか、クルマに対する考え方が根本的に違うのである。


 何ちゅーかアレである。よく野球評論家なんかが「日本プロ野球のレベルが追いついた」とか「メジャーリーグも大した事ない」とか言う人が結構いるのは御存知であろう。確かにメジャーの最前線で活躍する日本人選手もいるし、メジャーの平均レベルが落ちたのも事実。が、前者で通用するのはトップの中の更にほんの一握りであり、後者は平均下がったと言ってもトップにいるスター選手には何をどう逆立ちしても敵わない。ココで「日本プロ野球国産車」「メジャーリーグ→外国車」に書き換えたら、殆どそんな感じである。確かに技術や実力云々で言えば殆ど差が無いとワタクシも思うのであるが、その根本となる部分が決定的に違うのである。で、この「根本」の部分にあるものこそが何らかんら言いながら、そのテの一級線の人々が「国内→国外」へと行ってしまう理由なんじゃないかとワタクシは思うのである。


 ん?コレってよくよく考えてみると( ̄Д ̄;)・・・思いっきり自己矛盾で自爆であるorz(笑)結局、何らかんら言いながら、そのシステムに甘えていたワタクシがいる事に今更ながら気付き、またまた自己嫌悪モード突入である(爆)立ち直るために、ココは再び自己回帰である。クルマ乗りが愛する対象は「自分」以上に「クルマ」である事。クルマを愛するようになるには、まずクルマの事を隅々まで知る必要がある事。で、そのためには解剖学的な事に熟知するのは勿論、性能を極限まで引き出すほどに使いこなせる事。んで、サーキットはソレを検証するために合法かつ最も安全&有効な手段であり、タイムはあくまで「目安」でしかなく、タイムの出るクルマと己が最も愛する形のクルマは必ずしも同じではないという事。何ちゅーか、タイムを意識し過ぎるあまり"師匠"の教えを忘れがちである(-_-;)物事に貪欲になるのも良いが、最も肝心な初心を忘れると大概ロクな事にならないことを過去の事例と照らし合わせて反芻せざるを得ない今日この頃であった。