アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TRAPPED!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ」

By アントニオ猪木


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何ちゅーか、世の中ままならんモンであるε-( ̄ヘ ̄)…あ、因みに某三柱臣参謀とは何の関係も無いので悪しからず(笑)シェイクスピアゴッホカフカモーツァルトといった、その道では知らない人は皆無だと思われるビッグネームが、実は生きている間はロクに評価されていなかったのを聞いて「ったく、あの時代の連中の耳と目は何処についていやがったんだ(`ε´)」と思うのもそうであるが、ニュースなんか見ていると「○×容疑者(73)が約3億円の脱税で逮捕」なんて話を聞いて「ざけんなテメェ凸(`Д´メ)73年生きてた集大成がコレかよ!」って思う時もそう。まぁ、ままなった人達は、こーゆー状況を何とかしてきたからこそ偉大なんだろうと思うのであるが(^_^;)


 流石に愚痴ネタで1日引っ張るほどワタクシは無粋ではないので(笑)ネタを変えるとしよう。本屋で買った本の中でコレを紹介するのを忘れていたのである:

Motor Fan illustrated vol.14

Motor Fan illustrated vol.14

もう既に「お約束」となりつつあるが、何故だか省略出来ないのである(笑)フツーのクルマ雑誌とこのムックの一番の違いであり、ソレ故ワタクシを惹きつける要素はといえば「明らかに玄人向けに書いている」というトコだと思うのである。専門用語は「知ってて当然」と言わんばかりに何の訳注も入ってこないし、特集とかもF1マシンのエアロパーツの各種効果だとか、とある工具メーカーが如何に現場で使いやすい工具を作っているかを数ページに渡って延々と書き綴るといった、何ともフェチ入りまくった内容が殆どだったりする(爆)まぁ、そんな雑誌を左手に&マウスを右手に持って、ググりながら読んでいるワタクシもワタクシだが(核爆)


 んで、今回は珍しくこのムックに「笑わせて」もらったのである。無論、硬派全開の内容なんで意図的でないにしろ、内容が内容だからである。ネタは何かというと「中国車のスタイリング論」といった極めてマジメな内容であるが、何せ元ネタが元ネタである。具体的にどんなのかというと:

もうクルマが分からんロンマニアの方でも、ツッコミ所が山ほど出ている事は想像に難くないと思う(笑)更に言えばこのムックのレビューは欧米のソレみたいに相当辛口で、国内外メーカー大小問わず「ダメなものはダメ」とバッサリ切り捨てる。タダでさえ辛口なのにコレである。当然レビューももう既に良し悪しの評論じゃなくて「コレは中国メーカーが"自分達のコピー技術は世界一"ってアピールするのが目的なのであろうか」とか「コレは我々のツッコミ文章力に対する挑戦としか思えない」って感じで、余りのボロクソさに思わず大笑いしてしまったというワケである(爆)極め付けはコレ・・・

・・・(-_-;)何ちゅーか「同じ3万円で買うとしたら、原チャリとこのクルマのどっちを選ぶ?」っていうアンケートとること事態が時間と労力のムダ以外の何でもないような気がするのである(原爆)国家元首用のVIP専用車両らしいのであるが、ワタクシが国家元首になった暁には、喜んでママチャリで公式イベントに出席する覚悟は出来ている(水爆)ムックのレビューに至ってはもっと悲惨で、まさかこのムックから「ドラえもん」という単語が出てくるとは思わなかったからである(中性子爆)


 んで、話は若干逸れるが、中国車の安全性能はといえば・・・


・・・一番潰れちゃいけない所が潰れているのもとんでもない話であるが、よく見ると一番目に至ってはエアバッグも機能していないのがワロタのである(笑)コレじゃ事故ったらアレであるが、事故らなくてもシャシーがあっという間にダメになる→修復不能であっちゅー間に廃車になる事が火を見るより明らかだからである。やっぱママチャリである、ウン(爆)

比較としては、まずレクサスGS:

それにBMWの5シリーズ:

ここら辺は「流石」というか「当然」というか、日本車/ドイツ車らしい安全性である。エアバッグは勿論、肝心なトコはシッカリ守られている。もっと凄いのがスマートのコレ:

あの小ささで、この頑丈さである。コレだけ頑丈なシャシーだったら、剛性も高いはずである。しかもRRレイアウトだから、排気量が小さくてもガツンと加速する。ユニークでキュートなデザインもそうだが、肝心の中身も立派。つまり、スマート・フォーツーはウケるべしくしてウケたのである。


 とは言え、それだけじゃクルマってヤツの優劣は決められんのも事実である。例えばウチの"師匠"の場合「俺にとってのインプの許容範囲はGC8まで。GDB以降が速いのは分かっているけど・・・」との事である。確かにそー言われてみれば、ワタクシもBMWやポルシェに萌えられない事にやっと気付いたのである(笑)もう説明するのも無粋なぐらいBMWやポルシェが優れていのは分かっているし、速さやステータスや日常とかそーゆーのも全て兼ね備えているのも分かっちゃいるのであるが、やっぱBMWやポルシェのトレードマークであるあの顔がダメなのである(x_x;)何ちゅーか、考えれば考えるほど、走れば走るほどクルマの奥深さにアタマが混乱するばかりである(^_^;)が、今はこの「何ちゅーか」という口(キーボード?)癖の方が気になってしまう今日この頃であった。