アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SURF NICARAGUA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「全ての信仰にある特徴は、不信仰を退ける点である」

By カール・ヤスパース


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何ちゅーか、ワタクシもつい最近知ったのであるが【あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー】ってのが新たにあったのである。これで【日本カー・オブ・ザ・イヤー】と【RJCカー・オブ・ザ・イヤー】に続き3つ目のカー・オブ・ザ・イヤーである。ワタクシ的に言わせてもらえば、如何に後者2つの権威(特に中者)が無いかの証明以外の何でも無いのである。まぁ、それ以外にもクルマはある意味靴や服といったファッションと一緒である。当然、着る人間の用途や好みやステータスによって十人十色なのであるから、100人が100人「コレが今年最高のクルマです」って言われて「ハイ」というはずが無い。


 日本COTY大賞がホンダ・フィットで、RJC大賞がマツダ・デミオと、やっぱ選ぶ方も意識しているのかどうかはワタクシの知るトコではないが、以外にもその他候補に上がったクルマや各賞に選ばれたクルマも含めて、何ちゅーか意外とフツーのクルマが多いのである。んで、あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤーの大賞が日産GT−R。何ちゅーか、選考委員や方法を考えればある程度想像付きそうな結果であるが、実はワタクシもコレには賛成だったりする(笑)勿論、走る萌え要素という点や(爆)上記理由でワタクシの好みにあっているのもそうであるが、一応そうじゃないのが本音である。何ちゅーか「やっと"最初の一歩"が来た」って言うのが理由である。


 つまり、形や中身はどーであれR35型GT−Rが「日本で最初の本格的スーパースポーツカーの誕生」の口火を切った事だからである。一応、自主規制が無くなったとはいえ、何ちゅーか世間体やお役人を気にしているのか(一応、高級セダンとかじゃもう大っぴらに出してるが、こっちは走りと関係ない→無問題らしい^_^;)他車のスポーツカーがチマチマと「292馬力」とか「300馬力」とか「320馬力」とかやっている時に、一気に「480馬力のマルチパフォーマンススーパーカー」っていうバカでかい「最初の一歩」を踏み出したのである。野茂がメジャーリーグに挑戦したあの時と一緒である。その後、数多くの日本人メジャーリーガーが生まれたように、ココから日本のクルマ界の新たな何かが始まる予感がしたからである。


 実を言うと、ワタクシの狙いはソコだったりする(笑)歴史上から見た日本人の特徴の一つに「肝心の"最初の一歩"がビックリするぐらい重たいけど、その一歩さえ踏み出してしまえば、あとは怒涛の勢いで走って行く」ってのがある。明治維新然り、戦後復興然り、メジャーリーガー然りである。というワケで、R35型GT−Rの後出しジャンケン的に「過激なチューンはダメですけど、オイルとかタイヤとかマフラー程度だったらOKですよ〜(^-^)ウチのクルマは純正の指定品が一番ですが、それ以外でも余裕で最高のパフォーマンスが出せますんで( ̄ー+ ̄)」って啖呵切るメーカーの出現を期待してである(笑)ワタクシが他社の社長だったら「GT−Rは良いけど、あのがんじがらめの指定がねぇ〜(^_^;)」って迷っている消費者を、この方法を使えるクルマを作って一気に掻っ攫う(爆)ソレはソレで選択肢が増えて、その選択肢の中に好みのクルマがなくても、ソレみた日産側が「あ、発表時は大見得切って大変スミマセン(;´▽`A)ウチもある程度なら社外OKにしました、何だったら値引きも・・・」って転んだら、益々ワタクシのシナリオ通りである(核爆)


 で、偉そうな事言っているワタクシ自身、実は「芸術的な感性」ってヤツが思いっきり鈍いんで、ヘタな事言っちゃぁイカンのであるが(笑)某首都高を舞台にしたマンガ家曰く「ホンダNSXは確かに非常に優れているクルマだ。だが、それだけじゃ人を感動させられない。たとえ性能的に負けたと分かっていても私はフェラーリF355に乗る」って書いていたのを見たことがある。分かり易く言えば「世界で最も美しいクルマに【ランボルギーニ・レヴェントン】が選ばれた」というトコでもう「???」なのである。俗物的って言っちゃソレまでだが、ワタクシ的には「クルマは走ってナンボ」って考えがあったりするのである。アレである、歴史的な著名人≠イケメンなのと一緒である(爆)まぁ確かに「見た目が大事」って言うのはワタクシもその通りだと思う。イケメンである必要は無いとワタクシも強く思うが(核爆)身形だけはシッカリしておかなきゃイカンのは確かである。


 以前"師匠"が「いいかロン。俺は別にブランド物だとか高いものだとかを身に付けろと言っている訳じゃない。ただ"綺麗な格好をしろ"と言っているだけだ。フロ入って、顔洗って、歯を磨いて、ヘアスタイルを整えて、安くても良いから上下色の合った綺麗な服を着る。それだけで十分なんだ。俺は何も難しい事言ってるわけじゃないだろ」という"教え"があったのを思い出す。よーするにヒトもクルマも同じで、実際乗って「あ、良いじゃんコレ!」って思わせたかったら、ソレ以前にディーラーのショールームを通り過ぎる際に「あ、コレ良いなぁ」って外見で思わせて、尚且つ「コレ乗って走っているトコを人に見られても恥ずかしくない。てゆーか、見せたい」って思わせなきゃいかんワケである。と、周りを見てみると、冬用の服が結構萎びている事に気付く。近々ユニクロでも行って、軽く補充してこようと思う今日この頃であった。