アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NO PRAYER FOR THE DYING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ある意見が広く受け入れられているという事は、その意見が正しいという証拠にはならない。実際、人類の大半が愚かであるという事を考えれば、広く受け入れられている意見は馬鹿げている可能性の方が高い」

By バートランド・ラッセル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 昔読んだマンガで、タイトルは忘れてしまったのであるが「真の大和撫子だと?そんなのはトキと一緒にとうの昔に滅びてしまったわい!」というセリフがあったのを、ついさっきトイレの中で思い出してしまったのである。ワタクシ如きがこーゆーのも何だが"大和撫子"は定かではないが"大和男児"は減少しつつあるのでは、とふと思うのである。何ちゅーか"日本人男性"の数は殆ど変わらないけど"大和男児"は相対的に減ったとでも言っておこうか。あの世のフランシスコ・ザビエルが今の日本を見たら、生前の言葉を撤回せんがばかりに、天使から第一のラッパを奪い取って自ら鳴らしてしまいそうな感じであるε-( ̄ヘ ̄)まぁ、愚痴を言っても余計ブルーになるだけ&毒にも薬にもならんので置いておくとしよう。


 実は12月末は"師匠"の御誕生日であり、日頃の感謝を込めて(本音:ついでに"教え"を頂戴するために/笑)FISCOに行った事が無いと仰っていたため、コレを機に御案内差し上げたわけである(本音:1人で行くのはつまらないから、旅は道連れってコトで/爆)以前、F1について雑談した時に「一度見てみたい」と仰っていた事と、今年の日本GPにてキミ・ライコネンが最後尾から脅威の追い上げを見せた秘密となった「裏技」についての話にワタクシも興味があったので、一度見てみたいと思ったからである。あと今までワタクシ的なド素人的FISCO本コース攻略に関して、モータースポーツに精通した"師匠"ならではの御意見を伺いたかったワケである。


 どんな業界でもそうであるが、クルマの運転は言うまでも無く"弟子"の仕事である(笑)ご自宅までお迎えに上がって、んでもって「遅刻!」と初っ端からお叱りを受ける(爆)一路東名経由でFISCOへ直行、途中「最近どうよ?」という話になって、ワタクシも自身の近状を報告する。すると「ったく、やっぱ修行がなってねぇな(-_-#)幾ら99.99%の正論でも、相手を怒らせちゃ全てがパァなんだよ。相手に不快な思いをさせず、相手の意思を自分の意思に徐々に染めていって、相手の意思で"イエス"と言わせなきゃダメなんだよ」と本日二発目(核爆)方法を聞いても「修行しろ」でお終いなのは火を見るより明らかなので、聞かなかった事は言うまでも無い(原爆)


 本日は快晴、思いっきり日本晴れ&富士山の美しいこと美しいこと。それが紅葉と富士山とリニューアルされたFISCOがコレまた思いっきりツボっていて、あの"師匠"をして「美しい」と言わせしめた程である。んで、ワタクシも思いっきり遅蒔きながらアレであるが(笑)ワタクシが何故FISCOに強い思い入れを抱いているかの答えがやっと見つかったのである。同じく「美しい」からである。芸術にメチャクチャ疎いワタクシですらそう思うぐらいである(爆)そんな中100%全開で回っているエンジンの極上のエキゾースト音が山&静かな周囲とあってピュアに響き渡る。クルマ好きには堪らない場所である(^-^)特にフェラーリ&そのテのスーパーカーやホンダのVTECサウンドは最高である。


 で、今回運良く本コースを爆走するフェラーリF430が1台。あのフェラーリ最大のウリであるあのエキゾースト音が、この大自然の中で100%全開で響き渡って木魂しているのである。予想通りといっては何だが"師匠"は大喜びで「やっぱフェラーリはこうじゃなくっちゃ(^-^)街中で走っているフェラーリは面白くも無いし、音もつまらん。こーゆー場所で上まで回してこそフェラーリなんだよ!」と珍しく「萌え」全開だったのである。まぁ、フェラーリ≒あんなに回して無事でいられるかは甚だギモーンであるが(笑)この25分間(走行枠の時間)のあの音を楽しむためにだけに、約2500諭吉を惜しみなくポンと出せる。願わくば、ワタクシもそんな人間になってみたいモンである。


 んで、授かりたかった"教え・その1"が、この"音"に関してである。以前のブログでもワタクシは「良い音は"概念的に認識"できても"自ら感じる"事が出来ない」と言ったのであるが、ソレである:


「"師匠"!どうすればワタクシはあの音に"萌えられる"ようになるのでしょうか!!」
「え〜っと。ロン、お前はギターアルバムを聴いて感動の余り涙を流したことがあるか?」
「全くありません(本音:10分で爆睡モード突入です/笑)」
「んじゃ、分からんな(ーoー)y~~~」
「・・・・orz・・・・」
「ところでさぁ、ロン。その音に"萌え"なきゃならない理由は?」
「い、いやぁ、分かった方が何となく良いかな〜、ってトコです(;´▽`A)」
「んじゃ、分からなくても別に問題無いんじゃない(-o-)y-..oO○」


秒殺である(笑)確かにその通りである。確かに物事の好き嫌いに変な物差しつけたワタクシもワタクシであるが(爆)


 暫くくつろいでいると、本日の大サプライズ第二弾。何とモノホンのR35型GT−Rの登場であるヾ(@^▽^@)ノ 萌えに萌えまくる興奮するワタクシを裏腹に「やっぱダメ、太り過ぎ、気に入らん」と一刀両断(笑)んで、実際走るシーンを見に行ったのであるが、萌えまくるワタクシとは対照的に「つまらん。走りに面白味がないし、音もダメだ」と返す刀でもう一閃(爆)最後に「確かに動きは良いから、誰でも乗れて、誰でもタイム出せるだろうな。でも、それでタイムが出たからって、本当に面白いのか?」と介錯のオマケ付きである(核爆)んでもって、もう一つの授かりたかった"教え・その2"についてであるが、疲れた&寝たい&焦らしたい(原爆)ので、そろそろ締める今日この頃であった。