アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HIGH LIFE!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人を羨む時間があれば努力すればいい。そしたら自ずと羨まれる存在になれる。羨む人の気が知れない」

By イチロー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ちょっと用事があったのでクルマ出したら、リアデフから「カコカコカコ」と異音。所謂機械式LSD特有のチャタリング音ってヤツで、よく「バキバキ音」って表現されるのであるが、カーボンLSDだからかも知れないが「バキバキ」よりかは「カコカコ」って感じなのである。用事が住んだ後カー用品店に立ち寄ってエンジンオイルリアデフオイル+α交換したら、音も消えてデフもエンジンもミッションもスムーズに。まぁ、新品なんだから、当然っちゃ当然なのだが(^_^;)何せ足回りのオーバーホール以来、ワタクシ自身ビックリした事に(笑)クルマ関係で目立って新しいモンは何一つ買っていないモンで(;^_^A)


 で、オイル交換の間にHKSのチラシ見ていたら、こりゃまた【HKS・CAMP2】なる面白そうなブツがあったりするのだが・・・珍しく全く興味が無かったりする(笑)理由としては:

  1. 常取り付けで表示できるのは、車速、エンジン回転数、水温、点火時期、A/F補正値、A/F学習値、吸入空気量、吸気温度、スロットル開度、インマニ圧、O2電圧、エアフロ電圧、燃料噴射時間、バッテリー電圧、瞬間燃費、馬力の16項目→カリカリにフルチューンした車両ならともかく、ブーストアップ&触媒+マフラー交換程度なので、最初の3つ以外使い様が無い。
  2. その最初の3つも、既にDefi製が設置済みだから。
  3. 見た感じ、ECUからデータ取ってるっぽい→Defi製がそうだが、このテの追加メーターは個別にセンサー付けて計測してナンボ。
  4. クルマのDINデッキの位置上、カーナビのモニター位置がNG
  5. てゆーか、コレ使うとカーナビ使えない→方向オンチのワタクシには致命的(笑)

というワケである。コレが戦闘機のHUDみたいに目の前にホログラフで各種情報が現れるシステムだったら面白かった・・・・って、目の前にいきなり16項目出てきたらパニクる事必至だし(笑)


 んで、用事ってのはアレである。以前話したバッタモンからバッタ型の改造人間・・・ぢゃなくて(笑)大学病院での精密検査である。以前「ワタクシって・・・ひょっよしてアスペルガー症候群(以後AS)なのかΣ( ̄ロ ̄lll)」って独り相撲かましたアレである。まぁ、ASであってもなくても第1者〜第3者に至るまでど〜でも良い事なのであり、ソレだからといって世の中が優しくなるかと問われたら、世知辛いが「ノー」である。過眠症やっていて5年弱、世の中良く出来ていると思ってしまった瞬間があるのである。ソレは「世の中、マジで差別する人は実は少ないけど、逆に言えば、マジで逆差別する人も少ない」という事である。ただ単に形が違うだけで、頑張ったり苦労したりしなきゃいかん部分に関しては、健常な人と量的には一緒だとワタクシは思うのである。


 まぁ、このテの精密検査は最初は専ら病歴聴取のみ→結果は後日なのであるが、主治医曰く「かなり典型的なASのソレ」との事である。あと「診断を下すのは困難だし、下ったからといって治療方は無い→何も変わらない」との事であるが、重々承知の上である。ワタクシは単純に「知りたい」だけである。世の中「知らない方が幸せ」な事が多くて、知ったばかりに苦悩する事も少なくなかったが、何ちゅーか「えぇ〜い、もう一部知っちまったんだ!もうココまで来たらトコトンまで知り尽くしてやる〜〜ヾ(`Д´)ノ」といった若干ヤケクソ入った好奇心を抑えられないと言うのが本音だったりする(笑)確かにワタクシの将来をアレするには何の役にも立たないかも知れないが、こうしてブログのネタにはなるんで(爆)


 まぁ良く考えてみたら、待ち時間を潰すためにあらかじめ持ってきた書籍類からしても、ASかどうかは「?」だが、マトモで無い事は間違いない:

Motor Fan illustrated vol.16

Motor Fan illustrated vol.16

上2冊は詳しく説明すると、99.9%のロンマニアの方がドン引き必至なので省略するが(笑)クルマ関連の知識を得るのに、フツーの人だったら実際試乗したり、友達から話を聞いたり、映像か何かで走っている姿を見て良し悪しを決めるのであるが、ソレをトランスミッションのカットモデルやサスペンションアームの構造やエンジンのレイアウト見て「すげぇカッコ良ぃ!萌え〜〜(#´д`;)」ってやっているのは、世界広しといえどもワタクシぐらいであろう(爆)実際、R35型GT−RやランエボXも「マジでカッコ良い!」って思ったのは外見じゃなくて中身だし(核爆)


 最後の1冊だけインプレすると、何とまぁ最近のハイブリッド化の波は凄いモンである、以前【フル電動ロータス・エリーゼ】についてネタにしたことがあるが、今度は【フル電動TVR】である。しかも電気自動車にありがちな「とりあえずフツーに街乗り出来ればおk」レベルじゃなくて、4輪にそれぞれ175馬力インホイールモーターを装備→合わせて700馬力で、0→100km/hまで僅か5秒。ガソリンエンジン搭載の本家TVR真っ青のポテンシャルを、公害もガソリン代も一切要らずに出せるのである。コレも古いネタだが、以前ワタクシが「ワタクシがジジイになる頃には、F1は強力な超伝導モーターをミッドシップに搭載して、WRCは4輪インホイールモーターの4WD」とネタ交じりで言っていたのが、マジでネタにならなくなるほど実は科学って進歩していたのである…( ̄◇ ̄)蛇足であるが、三菱自動車も【フル電動i(アイ)】を来年目指して出すそうである。


 何ちゅーか、冗談抜きでワタクシがジジイになる頃には「甲高いエンジン音」とか「美しきエキゾーストノート」という言葉は死語になっているかも知れないのである。エンジン自慢のメーカーでも、BMWとかメルセデス・ベンツとかはドイツ人らしく、合理性追求でアッサリ電動モーターに鞍替えしそうであるが、イタリアの某メーカーはどうなるのであろうか・・・(^_^;)こりゃワタクシがジジイになった頃には、知人の子供なんかをガレージに連れて来て「うわぁ、真っ赤で綺麗なクルマ。これ、お爺ちゃんのクルマなの?」「そうじゃよ、ワタクシが50年前に買ったフェラーリ599という名のクルマじゃよ(注:ブログをアップした現時点ではまだ買えるはずもありません、悪しからず/笑)高かったけど、ガソリンがやっとの事で手に入った事じゃし、今日は天気も良いし、一緒にドライブでも行くかぇ。V型12気筒独特の甲高いエンジン音と、官能的なエキゾーストノートをタップリ聞かせてやるぞぇ」・・・ってやれれば良いなと流れ星に3回願う今日この頃であった。