アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DRACONIAN TIMES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「違うよ。それは無名ベーシストの言うことだ。バックグラウンドで満足出来るヤツなのさ。満足してしまったら、死んだも同然だね。土台は曲に決まってるじゃないか。どんな楽器で弾こうが、楽器無しでアカペラにしようが、曲が無くっちゃやる意味がない。紙が無くっちゃ雑誌は出せない、でも紙さえあれば出せる訳ではない。言葉やストーリーが必要だ。言葉やストーリーがあって紙が無いなら、雑誌にしなくても人に話したり出来るけどね。ミュージシャンは紙に過ぎない。訴えたい事も無いのに紙だけあっても役に立たないだろう?だから土台になるのはベースじゃなくて、曲なんだ。俺はベースを弾かなくたっていい。どんな楽器でプレイしようが、忘れられないような何かがプレイ出来さえすればいいんだ。キッスの曲で言えば"ベス"なんかいい例だ。この曲にはベースが入ってないが大ヒットしただろう?だから雑誌だってソングマガジンを出すべきなんだ。とにかく、プレイヤーは自分がいなければそのバンドは成り立たないと思いがちだが、実はそうじゃない。ギターがバンドの中心だとか、ベースが土台だから満足とか言ってるヤツには何も解りはしないんだ」


By ジーン・シモンズ 〜「ベーシストはバンドの土台となる役割に満足している人が多いのですが?」と問われて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 凄いっちゅーか、変人っちゅーか。上記インタビューアーの聞き様によっては返答に困る質問に対して、ウィットと皮肉を上手く交えた軽快なトークで明確&具体的にアッサリ答えてしまう。実はワタクシ、キッスの音楽は余り聴いていないのであるが(笑)それでも「ジーン・シモンズ(・∀・)カコイイ!!」って思うのが上記のインタビュー所以だったりする。コレ1つでも十分お腹一杯になれるのだが、ハードロックに明るいロンマニアの方なら御存知だと思うが、ジーン・シモンズの名言(?)はこの他にも何十、何百とあって、全部上記のソレみたいに、即興でウィットと皮肉を上手く交えた軽快なトークで明確&具体的に話しているのであるから「すげぇ( ̄Д ̄;)この人、ガチで天才だ」ってワタクシは思ってしまうのである。ライヴ会場で言っている事、やっている事は「何処を切っても奇人変人」なのだが、インタビューなどを読めば、説明するまでも無くアタマの回転が尋常じゃないほど速いことが分かると思うのである。


 ああいう事を即興で喋れるようになるためには、ただ単に「自分の音楽に対する哲学」を持っているだけじゃ足らんのである。多分、そのバックグラウンドに、音楽について&音楽以外でも想像を遥かに超える量の知識を蓄えているのは勿論の事「ソレらの膨大な知識を瞬時に脳ミソの引き出しの中から取り出して、場に応じて上手く組み替えて、尚且つ長文でも飽きさせないように抑揚をつける技術」って言うのは、何ちゅーか「努力」とか「勉強」とかのレベルを超えちゃっていると思うのである。音楽を通してしか表現出来ない非凡な事を、同じく非凡な言葉でしか表せないか、あるいは「口で言っても伝わらない」って沈黙するミュージシャンは数多い。だが「音楽を通してしか表現出来ない非凡な事を、ギャグとウィットを交えて分かり易すぎるほど具体的に話している」ミュージシャンは、今の所ジーン・シモンズぐらいしかワタクシは見た事が無いのである。


 で、ワタクシがジーン・シモンズに共感しているのも「奇人変人」って部分もそうであるが(笑)何よりも「まず理念(キッスの場合は皆で楽しめる曲)から入って、その理念に合わせて音楽を作る」って点である。何ちゅーか"女泣かせ"どころか女の子とデートした経験すらなく(爆)服装に関しても「どーせ上から白衣着ちゃうんだから、見た目汚くなけりゃ良いじゃん」って感じで洗濯だけして同じ服をローテーションするだけだし(核爆)更にヘアスタイルに至っては「うん(^-^)コレなら何も考えなくてOKな上、コストパフォーマンス的にもこの上なく優れている上、将来ハゲを心配する必要も無いから一石三鳥\(^▽^)/」なワタクシであるからして(原爆)どちらにしろ「正統派ヒーロー」には成り得ないのであるから、ある意味「目指せ、ブログ界ジーン・シモンズ」をモットーに・・・しているつもりであるが、ホントにそーなる前に「奇人変人」の段階で終わりそうな希ガス(自爆)


 まぁ、ソコんトコはとりあえず置いといて、今まで休止状態だったカートの方を再開しようと思うのである。もっとも実はコレ、サバゲーフィールドを四苦八苦探している最中、ついでにカート場を見つけたら見つかったというオチなのであるが(笑)まぁ、こう言っちゃあアレだが、日本じゃカートに限らず、モータースポーツに対しての認知度が低過ぎるとワタクシは思う。某衛星テレビでやっていた「スポーツ名場面ベスト100」においても、モータースポーツ関係のソレが1つも無いのである(-_-;)悲しい事だが、コレがある意味日本においてのモータースポーツの現状であり、某現役日本人F1ドライバーがアレほど持て囃されるのも、アレ以上の人材がいない&アレ以上の逸材を育てる環境が日本に無いのが原因だろうと思うのである。


 何ちゅーか、このランキング見ていると「アイルトン・セナの事故は?ミハエル・シューマッハの引退は?百歩譲って日本人絡みでも、新井敏弘がPWRCチャンピオンになった事や、95年〜97年にWRCでスバルが3連覇した事すら、あの某ボクシング3兄弟の長男がチャンピオンになった事よりも下なのか〜〜ヾ(`Д´)ノ"彡☆」と怒髪天を突く(注:「お前に天を突くだけの怒髪があったっけ?」っていう類のシュールなツッコミは、デファクト故に御了承願います/爆)気持ちで一杯なのであるが、まぁソレはソレで【アップルフォーミュラランド】や【レオンサーキット】といった、牛久からチャリで容易に行ける場所にカート場があって、尚且つ筑波サーキットツインリンクもてぎに近いだけでも、良いとしよう。


 まぁ、ワタクシがアスペ入っているからか否かは不明であるが、何ちゅーか楽しければ1人で行く事に寂しさを殆ど感じないのである。周囲から「モータースポーツが趣味→(悪い意味での)走り屋だ」って陰口叩かれても、その事で遠回しに嫌味を言われても気にしない(てゆーかホントの話、言われた事にすら全然気付かない^_^;)から至って無問題だったりする(笑)極端な話、不満がある人がワタクシの目の前に立って、中指おっ立てて「フxxク・ユー!!俺はテメェの○×□な部分が気に食わないんだ」って白黒ハッキリ言われるまで気付かなかったりする場合もたまにある・・・てゆーか、大概ソレである(爆)何ちゅーか、灰色な表現されても、ソレが「白に限りなく近い灰色」なのか「黒に限りなく近い灰色」なのかの見分けが付かなくって、気分の良い時は全部前者と受け取って、気分の悪い時には全部後者になってしまうのである(-_-;)まぁ、コレばっかりはアスペ云々じゃ納得させるのはムリなので、これからも修行が欠かせない事を再認識せざるを得ない今日この頃であった。