アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RAGE FOR ORDER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


現代社会において最大のリスクは"人生を後悔すること"だと思うんです。金銭的なリスクなんて、ある意味大した事はない」

By 三木谷浩史


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さぁって、ユリウス・カエサルでは無いが「賽は投げられた!」である。原文は「ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。進もう!神々の待つところへ!我々を侮辱した敵の待つところへ!賽は投げられた!」である・・・・って、ど〜でも良い話だが(笑)まぁやはりと言うか当然と言うか、ちょっとしたロックンロールなイベントも挟んだりしたのであるが(爆)遂に【日産・GT−R(以後R35)】仮契約成立である(* ̄∇ ̄)/゚・:*【祝】*:・゚\( ̄∇ ̄*)全世界や全米や全国は知る術も無いが、全ワタクシが感動したのは言うまでもあるまい(核爆)あとは公的書類各種+αを用意すれば本契約成立。めでたく"二代目・トリックマスター"の製造開始である。


 ココで一呼吸(笑)ワタクシが言ったのは「納車」ではなく「製造開始」である→発注があって初めてエンジンを「匠」と呼ばれる方々が手組みで作り上げた上、ミッションその他に組み上げるので、悲しい事に"継承の儀"は当分先の話なのである(ToT)タネ明かしをすると、R35の価格のカラクリは、他ならぬこの「エンジンとミッション」なのであり、この2つで価格の6〜7割を占めている→よーするに、ソレ以外は全て大量生産ラインで作ってコストを抑えているワケである。例えば【あのバカでかいブレンボキャリパー】は実は鋳造→他ならぬスミンボなのである(爆)


 が、予想通りと言っちゃソレまでだが、クルマがクルマだけにブレーキやタイヤやオイルといった消耗品以外にも、相当な手間&ヒマ&カネがかかる( ̄_ ̄;)車検然り、各種工賃然り、壊れた場合の修理然りである。特に「壊れた場合の修理」ってのがシャレになってなく、大量生産の分際で組み立て精度がえらく細かく出来ている(笑)→フツーの板金屋でホイホイ直せない→茨城からだと、何と群馬の工場まで運ばにゃならない→つまり、GDB時代のように「ボコボコぶつけても、修理が早い&安いからだいじょーぶ(^∇^)」などとは口が裂けても言えんっちゅー話である(爆)そのために、せめて予備知識だけでも仕込んでおくことにした:

Mfi「日産GT-Rのテクノロジー」

Mfi「日産GT-Rのテクノロジー」

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: ムック
日産R35 GTーR perfect book (CARTOP MOOK)

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日産NISSAN GT-R (モーターファン別冊)

日産NISSAN GT-R (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: ムック

結論:ハァハァによる過呼吸状態が深刻化するばかりで、何の役にも立たない(笑)
実車に乗ってからなら「萌死上等」であるが(爆)流石に「ハァハァ呼吸不全死」は真っ平御免である(核爆)まぁ実の話、何らかんら言ってGDB時代も「本やネットでの仕込み知識<<越えられない壁<<ツール各種を片手に、自らボンネット開けるなり、ジャッキアップして覗き込むなどをして四苦八苦して覚える」だったのだから、ムダっちゃムダである(^_^;)というワケで、挙動でもと思い:

グランツーリスモ 5 プロローグ - PS3

グランツーリスモ 5 プロローグ - PS3

結論:コレでOKなら、今頃"初代"はまだ現役だったはず(笑)
こちらも実の話「バーチャルで300周<<越えられない壁<<ライヴでの3周」である上、余計にハァハァが増すだけなので、むしろ逆効果だったりする(爆)ちょっと雰囲気変えて・・・

・・・今更、水平対向エンジンのネタを仕込んでもアレなのだが(笑)ムック自身は「流石」の一言である。ネットにゴロゴロ転がっているようなソレじゃなくて、ちゃんと自動車工学的観点から切り込んでいる。無論、ワタクシに全てを理解する術なんぞ無い(爆)一番面白かったのは「WRC仕様のEJ20エンジン(因みに、GT300マシン仕様も同じ構造)の解説」って記事で、コレが実に良く出来ているのである。


 等長等爆の欠点("等長等爆"にしなきゃならんゆえ、実は非等長等爆時代のエンジンよりも重心が上がっている)を克服したエキマニの取り回しや、レギュレーション上ドライサンプNG故のオイルパンの設計とか「恐るべしSTI( ̄Д ̄;)やっぱ、何らかんら言ってメーカーに勝るチューナーはいないな、ウン」と感心させられるのと同時に「WRエンジンでコレだけ出来るのに、何で市販車じゃやらないんだっちゅーのヾ(-д-;)ポルシェはモロガチ(ドライサンプにした上、シャレにならない位ややこしいエキマニの設計をしてまで、鬼のようにエンジン位置を下げている)なんだからさぁ」ってトコである。ワタクシ的に言わせてもらえば:

×→値段が高いと誰も買わなくなるから、安くするためにある程度の妥協はしゃーない
○→値段が高くてもガチで良いモン作れば、高くても好きなヤツや分かるヤツは買う

ポルシェのソレや、スバルのSシリーズが良い例である。高くても良いモンは売れる。欲しいヤツはムリしても買うからである(笑)ワタクシがスバルの経営権握ったら、たとえ値段が200〜300諭吉上がろうとも、間違い無く「最上級モデルは全車種【Sシリーズ】化」する。何ちゅーか「STI」のロゴを身纏うんだったら「STI>>越えられない壁>>そんじょそこらのチューナー」って事を示さなきゃイカンと思うのである。こう言っちゃアレだが、STIバージョンの"妥協"に付け込んで商売する輩も決して少なくなく、かく言うワタクシもモロに引っかかったクチである(自爆)


 まぁ、今回の"二代目・トリックマスター継承の儀"の前・中・後にまつわる自&他&第三者含む各方面からの、色んな意味で何ともロックンロールな遣り取りはあったし、コレからもロックンロール必至であるが(笑)何度も言うが後悔は無い。医師という仕事していて&ソコから見てきたモンを振り返って思う事は「人間、何時何処で何が起こるか分からない」である。だから、何をするにおいても「その時点で出来うる限りのベストの選択をする」のみである。ココで「高いから次の機会に(^_^;)」って妥協してランエボX買って、ソレで不可逆的な何かが起こってから「あぁ、あの時R35に乗っておけばなぁ(T_T)」って言っても手遅れである。だったらR35をワタクシの棺桶にする覚悟で、思いっ切りロックンロールするのみである。ムリヤリ周りに合わせて100歳まで生きる退屈な人生は真っ平御免・・・って良く考えてみたら、思いっ切りデュアン・オールマンのパクリである事に今更気付いた今日この頃であった。