アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

OPERATION:MINDCRIME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すは上」

By 野村克也


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 う〜む、なんというジュラシック・パーク( ̄_ ̄;)いや、ウチの職場の事である。見た目はフツーなのだが、中身はフツーじゃない。その際たる者がワタクシなのは言うまでも無いが(笑)エヴァのアスカやレイを男にして年取らせたような上司が居るは(爆)ワタクシを含めクルマバカが約5人で、中にはストリートシーン事情にやたら精通しているのがいたりするは(核爆)所謂"自宅警備員"と呼ばれる方々の運命を左右する診断を下すハメになる署名を、1度だけならまだ良いが、ソレが僅か3ヶ月で十数回あったり(原爆)ンで、何故だか知らんが、パソコン使える人間がワタクシしか居なかったりする(水爆)


 お陰で医療業務ならともかく「診察判定用のプログラムソフトのパイロット版を組む」なんて仕事まであったりする(笑)現在、エクセルと悪戦苦闘しながらプログラム組んでいるのであるが、コレが難しいのである(-_-;)1つのデーターに対し7人のドクターが居れば、7種類の診断が出て、7種類の方法論が出てくる。何ちゅーか「A+B=C」的なプログラムなら簡単だが、ソコにある程度の曖昧さを付け加えて、1つのデータから7つの診断と方法論がマウス1個で出せるように(パソコンに明るくない先生でも扱えるような配慮)しなきゃならんのである。ったく(´Д`)変なこだわりや意味不明な哲学が多いから、医者は面倒くさいのである(自爆)


 そー言えば、アスカやレイで思い出したのであるが(笑)以前「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を発表した時に庵野秀明が「あれから12年経ったけど、エヴァ以降に新しいアニメはない」と言って物議を醸したが、実はワタクシも同意見だったりする(爆)ワタクシ的な言い方をすれば「そこそこ面白い作品はあっても、皮膚を傷つけるか頭蓋骨止まりで、頭蓋骨をブチ抜いて脳ミソにガツンと来る作品が無い」ってトコであろう。かく言うワタクシも、実は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のDVD買ったままで未だ観ていないのであるが、確かに12年前の劇場版(&ソレまでのテレビ作品)はマジで凄かった:

コレが出た時はワタクシが大坊の時で、ソレはソレは凄かったモンである。同じ学部どころか、同じ学年でもワタクシ同様に44マグナム弾でアタマをブチ抜かれたヤツが相当数居たモンである(笑&実話)あの「こんな事考え付くか、フツー( ̄Д ̄;) 」って奇抜な発想も、トコトン「暗さ」や「ネガティヴィティー」を強調した演出もそうだが、やっぱ高橋洋子のあの歌である。二次元も三次元もそうだが「名作」って呼ばれる作品には「名曲」って呼ばれる曲がセットで付いてきている。多分、多くは「残酷な天使のテーゼ」が一番好きだと思うし、ワタクシの職場でもワタクシ以外全員ソレだった(爆)つまり、ワタクシは「魂のルフラン」派だったワケである(核爆)

そ、アスカやレイを男にして年取らせたような上司が居るだけに留まらず、エヴァネタで盛り上がれるような職場だったりするワケだったりするのである、実は(原爆)


 ンでもって「やっぱワタクシはオッサンなんだなぁ(´・ω・`)」と痛感させられるのが(笑)ワタクシが幼坊〜小坊にの頃、劇場版のあの伝説的ラストシーンのインパクトと主題歌故に、未だあの時脳天にモロに喰らった50AE弾の穴が塞がらないままポッカリ開いている作品がコレ:

銀河鉄道999 (劇場版) [DVD]

銀河鉄道999 (劇場版) [DVD]

某雑誌にて「ロック界史上最高のギタリスト」というランキングの1位が「ジミ・ヘンドリクス」だったというのは既出であるが、もしも「アニメ界史上最高の声優」というランキングでワタクシに1票あるとしたら、ワタクシは迷う事なく「野沢雅子」と打ってクリックするであろう。ワタクシの小坊前後のブラウン管のヒーローの声は、殆どが野沢雅子のソレだったからである。特に「劇場版銀河鉄道999」のラストシーンのは「ネ申」としか言い様が無い(注:モロにネタバレです、ハイ^_^;)

もう「メーテル!」のたった一言で、アスペのワタクシですら分かるぐらい(笑)メチャメチャ深いことがお分かり頂けるかと思う。野沢雅子が最近の若い声優を「緊張感が足りない、芝居を経験していないから深みがない」って言うのも頷ける話である( ̄ー ̄)(ー_ー)あと、何と言ってもあのどよよ〜〜んと重苦しいあのシーンから、ゴダイゴのあの曲がガツンとかかってきて、歌詞といい楽曲といい映像といい、全てがガチでツボってるのが堪らんのである(´Д ⊂)因みにコレ、何と30年前の作品である。


 そう、深みである。何ちゅーか「ン十年経ってもやっぱり(・∀・)イイ!!」っていう作品が見当たらんのである。コレまた「史上最高の(三次元)映画」ちゅーランキングの1位が「市民ケーン」らしいのである。ンで、ワタクシ的「史上最高の(今回は二次元限定/笑)作品」は未だにコレだったりする:

天空の城ラピュタ [DVD]

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コレを初めて観た時は、余りにも凄過ぎてもう声にならんかった程である。44マグナムや50AEなんて生易しいモンじゃない。まるでゼロ距離でアタマをショットガンの12番ゲージ00バック弾でブチ抜かれたが如く、脳ミソどころか首ごとブッ飛ばされたモンである(笑)ンで、見所は何処かと言えば「全部!!」であり、オススメどころか「観ろ!!」だったりする(爆)

コレの前後(「風の谷のナウシカ」と「となりのトトロ」)の頃の宮崎駿はガチで「ネ申」だったとも言っていい。メッセージ性は勿論の事、エンターテイメント性や映像や音楽、それに声優の選び方まで「完璧」の一言である。が、何ちゅーか「紅の豚」以降から、どちらかと言うとメッセージ性が強くなって(ソレでもガチでレベル高いのは健在であるが)きて、声優も何時の間にか俳優がやるようになっていたりする。何ちゅーか「餅は餅屋」であるからして、声だけなら声優が一番に決まって(`Д´#)・・・だめだ、コレじゃワタクシが「ったくよぉ( ̄△ ̄)お前さんはメタリカが好きなの?それとも単に頭を振りたいだけなの?アーティストが音楽性を求めるのは当然じゃん」って感じで批判していた「初期3作(クリフ・バートン在籍時)のメタリカファン」と同じではないか・・・orz(自爆)とまぁ、何らかんら言って「人の好みにケチつけちゃイカンな、ウン( ̄ω ̄;)ゞ」とまぁ、壮絶に自己矛盾に陥ってしまった今日この頃であった。