アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SYMBOLIC

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「キリストに近づこうとしている人達にとって、キリスト信者たちが最悪の障害物になっていることがよくあります。言葉でだけ綺麗なことを言って、自分では実行していないからです。人々がキリストを信じようとしない一番の原因はそこにあります」

By マザー・テレサ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 年収700諭吉、日本のサラリーマンの平均年収ではない。何とイギリスの開業医の年収である。日本医師会(名前から勘違いされやすいが、デファクト上"開業医クラブ"である)の会員誌に、レクサスやジャガーの広告が載っているのをイギリスの医師が見たら、いくらジョーク好きなイギリス人とは言え、ブラック過ぎて笑えん話であろう┐( -"-)┌ 無論、中には立派な先生もいたりするのだが、ソレの多くは「白衣を着た商売人」ばかりである。因みにワタクシの親父も開業医であり、ワタクシ自身も二世医師であるが、病院を継ぐ気なんぞ200%無い。理由は簡単、タダでさえ大苦手な"人間関係"ってヤツに"カネ"って要素が加わると、人間の醜いトコをイヤと言う程拝まされるハメになるからである┐( ̄ヘ ̄)┌ 幸い、ワタクシは興味の無い事には徹底的なまでにカネを使わん主義な上、結婚のする気も相手も今んトコ無いので(笑)勤務医生活で困る事は無いので無問題だったりする。


 しかしまぁ、イギリスって実に面白い国である。一応「紳士の国」って呼ばれているものの、同時に「フーリガン発祥の地」だったりするし(笑)ビートルズとかクイーンといった超ヘビー級のロックアーティストがいるかと思えば、ブラック・サバスモーターヘッドセックス・ピストルズやヴェノムやナパーム・デスみたいなブッ壊れた連中も相当数だったりするし(爆)シェイクスピアとかコナン・ドイルみたいな超弩級の文学家がいると思えば、モンティ・パイソンを始めギャグセンスもとんでもないトコにブッ飛んでいたりする(核爆)


 PS3と「グランツーリスモ5プロローグ」をお持ちのロンマニアの方ならご覧になった事があると思うが、そうでない方は一度イギリス国営テレビ局BBCの【トップ・ギア】って番組をご覧になられると良いと思う。何ちゅーか「日本で"クルマ評論家"って名乗ってる連中って一体・・・( ̄▽ ̄;)」って思わされるぐらい、出演者のクルマに対する造詣がメチャクチャ深い事にまず驚かされるが、ソレ以上に内容がアホ過ぎるのである(笑&実話)アメリカン・ジョークにはそこそこの自信があるこのワタクシが「深過ぎる(゚д゚)全然わかんねぇ」ってなるほどであるからして(爆)その内容の凄まじさが分かって頂けると思う。何時ものように動画を貼らなかったのは、他ならぬ「内容についていけなくて、インプレできないから」だったりする(核爆&実話)世界トップクラスのドキュメンタリー番組を作るテレビ局で、こーゆー番組が作られているのは、懐が深いっちゅーか、カオス過ぎるっちゅーか(^_^;)


 話は変わって、ワタクシが"モノの見方を変える方法"としてよく使う手が「外国由来の資料を調べる」である。たとえ1億3000万人の人口がいても「育った土壌が同じ」って点でバイアスがかかってしまうからであり、物事を客観的に見るためには最低でも2つの立場でモノを見る必要があるからである。というワケで、日本のソレばかりだと偏ってしまうため・・・

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 06月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 06月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 07月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 07月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 08月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 08月号 [雑誌]

こーやってイギリスの雑誌も合わせて読もうというワケである(笑)実際、イギリスの報道クォリティーは大したモンだったりする。イラク戦争の真っ只中、あのアメリカのCNNすら民営であるにも関わらず、世論に押されて米軍兵士を"Our boys"と呼んでいたのに対し、イギリスBBCは国営放送にも関わらず、終始英軍兵士を"British soldiers"と呼んでいた点からも伺える。


 イギリスに限ったことではないが、外国のクルマ対決モノのインプレってヤツは、必ずと言って良いほど白黒つける。日本でも「インプ対ランエボ」って何時もやっているが、大概が「僅差で○○、でも××も捨てがたい」みたいに花を持たせる(てゆーか、スポンサーが絡んでるからなんだろうけど^_^;)のであるが、外国紙はその点容赦が無い。面白いように「ランエボ派の国」と「インプ派の国」の真っ二つに分かれるのであり、ンでもって言葉も容赦なく「インプは時代遅れの太ったアナログピザ」とか「ランエボは機械騙しの太ったデジタルピザ」って分かれるトコが大いに笑えたりする(笑)このバックナンバー含めた3冊を要約すると:

  • 次にプッシュするのが【BMWのMシリーズ】であり、どうやらイギリス人らしく「大馬力FR\(´ー`)/マンセー!」的な雰囲気は大いにアリ。
  • 読者層ははどちらかと言うと「中の上、あるいはソレ以上」っぽく、300諭吉クラスの特集も多いが、やっぱ中心は超弩級スポーツモデルネタが多い。故に「チューニング?何ソレ(・_・?)」は仕方ないっちゃ仕方ない(笑)
  • その割には、見るトコはシッカリ見ていて、良いクルマだったらシッカリと評価されている。意外とR35やCZ4AGRBに隠れがちだった【レクサスIS−F】が、ココじゃキチンと評価されていたりする。
  • あの「ポルシェ911対R35」の記事、マジでその通りだった。てゆーかレポーターはガチのポルシェ党なはずなのに「911(´・ω・`)カワイソス」ぐらいのボロクソな書き様にワロタ(笑)
  • 因みにこの雑誌はランエボ派だったりする。ランエボは「確かに太ったし、キャラも変わったけど、根本的部分はそのままだ。ステアリングレスポンスも素晴らしく、オマケに安定している。CZ4A\(^o^)/ハジマタ」に対し、インプは「新型になって前後バランス崩れた。足弱過ぎ、特に前が弱過ぎてアンダーステアきつい。DCCDも時代遅れ。GRB\(^o^)/オワタ」とボロクソである(笑)
  • イギリスの雑誌ゆえか、ネタは欧米車メインで、日本車はちょこっと出る程度。どちらかと言うと「色んな意味で中より上のクルマ好き向け」の雑誌である。

と言った点である。コレは日本語版買って正解である(^_^;)日本語版ですら既にブッ飛んでいるのに(笑)オリジナルだとブリティッシュ・イングリッシュ特有のセリフ回しがやたら難しくて、もはやお手上げ状態である(・´_`・)同じ"英語"でも"アメリカン・イングリッシュ"と"ブリティッシュ・イングリッシュ"じゃ意味は同じでもニュアンスは全く別モンで、ワタクシは前者は何とかなるが、後者は完全にお手上げ状態だったりする(^_^;)実はまだ続きがあるのであるが、限が無いので締めるとする今日この頃であった。