アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

STEALTH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「僕の父は歯医者で、家は金持ちです。僕は差別を受けたことが無いけど、ブルースを演奏してます」

By マイルス・デイヴィス 〜 某小学校で「ブルースは差別された黒人が作った悲しい音楽」と述べた白人女性教師に対して


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今日もドサクサに紛れて自動車通勤&ドサクサに紛れて帰り際にドライブだったりする(笑)ンでもって、走行距離は・・・・祝!!2000km突破→慣らし終了であ〜〜〜る( ^-^)∠※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★ というワケでミッションをMレンジ&【センターコンソール】を3つとも【Rモード】に設定して、ど〜でも良い理由でムダに走った場所から高速に乗り(爆)ギアを落として【パワーバンド】に乗せたままETCを通過し、加速車線で一気に床まで踏んだ途端・・・

すごいよ父さん!

ラピュタ

本当にあったんだ!!

( ゚Д゚)

・・・である(笑)今までのノーマルモードが如何に抑制されたシロモノだったかが、イヤというほど(イヤじゃないが/爆)思い知らされたのである。生憎、ココ最近ずっとそうなように、どーやら雲の上では「風神・雷神」コンビがM−1グランプリか何かで優勝したらしく(核爆)歓喜のあまり落雷と集中豪雨が凄く、結局試せずじまいなのである(-_-;)来週末にも1ヶ月無料点検&ひょっとしたらオイル交換もアリかも知れんので、ますます美味しいネタが書けそうである(^-^)


 で、日本の雑誌と欧州の雑誌を読み比べるとなんとなく欧州の連中がスーパーカーに求めているモンに僅かではあるが何となく理解できた気がするのである:

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 10月号 [雑誌]

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2008年 10月号 [雑誌]

car MAGAZINE (カーマガジン) 2008年 10月号 [雑誌]

car MAGAZINE (カーマガジン) 2008年 10月号 [雑誌]

よーするに「スーパーカーは"2点を最小限の時間で移動するための機械"なのか"自らの肉体の延長"なのか」という点である。ンでもって、欧州の連中や"師匠"なんかもそうであった(笑)ように「クルマは靴やファッションと一緒。身に着ける事により満足感を得たり、自らを表現するための手段である。身体に合わなければ、身体の方をクルマに合わす。ソコでニュル何分何秒とか、停止→100km/hが×.△秒だったというのはあくまで参考程度」ってな感じで、やたら「エキゾーストノートの官能性「」とか「インテリアの質感」とか「ドライビングプレジャー」とかいった単語が良く出てくる。


 で、ココ等でも「R35は異次元のクルマ、まるで地球外の乗り物」とあるが、そりゃそうである。ワタクシも認めるが「R35は完璧なまでに"スタートからゴールまでの2点を、世界の何処よりも早く辿り着くために作られた"無慈悲な機械"である」ということが、アスペ脳が故に最大の欠点である「ハード的な確実性。感覚を常時読みながらのドライビング能力、感動するための本能」を実感するための器官の一部をお袋の子宮にド忘れしたワタクシにとっては(笑)むしろ「客観性」「正確性」「計算された制御」といった「機械的な能力の高さ」「各種感覚の数値化をこの上なく求めてしまうのである。映画のキャラにたとえると:

・・・ってな感じである。映画「ロボコップ」や「ターミネーター」シリーズが好きで、主役が「感情一つ交える事無く、立ち塞がるモンを圧倒的な力でねじ伏せつつ、目的達成のみを目標とするマシン」様が好きなら、その人はR35を気に入るかも知れない。が、逆にスーパーマンじゃバットマンランボーやロッキーみたいに「身体は強いだけど精神的には脆く、人間的な苦難を克服しながら、自らの目標に向かいコツコツとやる人間」がお好きだったら、むしろ同じような価格帯の【BMW・M3クーペ】や【アウディRS4】をオススメしよう。


 で、身体中の感覚極端に鈍いか、あるいは以前紹介した【リボンマグネット】見たいに継ぎ接ぎだらけでネットワークがメチャクチャなワタクシにとって、この【マルチファンクションメーター】の存在はこの上なく有難かったりするのである。体で感じられないのであったら、眼で見れるようにデータ化すればいいだけの話だからである。ワタクシは感じられない事についての後ろめたさは無い。言い換えれば「他人に出来て自分に出来ない」事があるんだったら、反対も然りだからであり、自慢ではないがワタクシはデータの活用法にはある程度の自信はある。


 コレを「横着」とか「邪道」とか「卑怯」と言われても、ワタクシは「そうだ、コレがワタクシだ!文句あっかコノヤロー(`Д´)」と答えよう(笑)ワタクシの持ちカードがコレしかないんだったら、コレで勝負するだけの話である。よく「生まれ変わったら云々」と言うが、もしソレが出来るんだったら、今頃ワタクシん家は練炭が1ダースあるはずである(爆)まぁ、ネタも尽きてきたんで、コレぐらいにしておこう(核爆)ただ、虚勢を張ってカッコつけるのと、多少ダサくても自分に正直にやるのの、どっちか選べと問われたら、ワタクシは後者以外考えられない。たったソレだけの事である。何故かと言えば、前者はとにかく「ムダに疲れる」からである。まぁ、マジ話は萎えるので(原爆)さっさと寝るに限る今日この頃であった。