アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HOT RATS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「時間は存在しない。存在するのは瞬間だけである」

By レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 デファクト上の自宅警備員として明けた2008年も(笑)ロックンロールしてるうちにあとたったの26時間しか残っていなかったりする。てゆーか、ワタクシ的には「え"ぇっΣ(゚д゚)もう12月30日なの!!いくらなんでも早過ぎだってΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)」なのだが(爆)外から中から散々揺すられて、あっちこっちをゴロゴロ転がり回っていたら、何時の間にか2009年はすぐ目の前。冗談抜きのマジな感想、今年を一言で語ると「揺すられ転がされ疲れた〜〜c⌒っ ´ρ`)φ」なのである(核爆)とは言えまぁ、仕事は全て片付いた&所謂"昇格"も果たしたし、後はゆっくりゲームの合間を縫ってチャンネル変えながら格闘技でも見て年末を過ごすとしよう(原爆)


 コレはあくまでワタクシの独り言と捉えてもらって結構であるが、ワタクシはスバリストでもなけりゃアンチスバルでもないし、スバルに対して恨みなんぞ1ナノたりとも無い。むしろ、スバルにはこの上ないぐらい感謝している。冗談抜きでクルマの事を何にも分からなかったにも関わらず、ワタクシを全面的にサポートしてくれたのもスバル。ワタクシのムチャクチャなワガママに文句一つ言わず、誠実に対応してくれたのもスバル。茨城への引越しから初代"トリックマスター"の"引退"に至るまで、親身になってくれたのもスバル。コレだけはハッキリ言える。スバルとインプレッサがなければ、今のワタクシは居なかっただろう、と。だから、もう乗っていない&当分乗る気ナッシングにも関わらず、未だにインプ情報は欠かさずゲットしているし、スバルの新車情報もまた然りである(笑)


 ワタクシが今まで批判していたのは、所謂「似非スバリスト」と(ワタクシが勝手に名付けて/笑)呼ばれる、スバル車の優秀さやスバル技術陣の努力の結晶を、あたかも自分の物であるかのように語る連中の事である。矢鱈滅多に集まり固まるのが好きで、その上閉鎖的で排他的。集まって話す事といえば、そのハイパフォーマンスカーの能力を引き出すためのノウハウじゃなく、専らテメェの愛車自慢とトヨタの悪口(爆)で、ハデに弄ってるだけのドラテクがあるかと言えば、十中八九「否」だったりする┐( -"-)┌まぁ、テメェのカネで買ったクルマをどうしようが勝手&ワタクシも通って来た道だから人の事は言えんが(自爆)そのムラ社会的な考え方は止めとけっちゅー話である。


 トヨタは最悪?最悪な会社が【プリウス】や【IQ】みたいな革命的且つ革新的なクルマを作れる&売る度胸があるとでも思うのであろうか。スバルの水平対向エンジン&【シンメトリカルAWD】は世界最高?そう思うんだったら一度ポルシェのディーラーに行って【新型911カレラ4(7速PDK)】か【新型911タルガ4(7速PDK)】を試乗してみると良いと思う。ソレらを考慮せず無闇に「スバル最高!!」って叫んでも説得力が無いっちゅー話である。もっとも、こーゆー輩は少数派で、大多数は単純にスバル車の優秀さゆえ選んだのであろう。が、いかんぜん少数派といえど、連中はムダに声がデカいから矢鱈目立つ。んで、その少数派のせいでスバルブランドに汚名が付く。ワタクシはソレが我慢ならんのである(-_-#)


 まぁ、怒りは何も生み出さない&怒っても事は解決せんので、話を変えてアタマを冷やすとしよう(笑)実はワタクシ、マンガの大半は立ち読みで済ませていたりする。理由は何ちゅーか「一度〜二度読めば大概の話は覚えてしまう」のもあるが「嵩張る」が主な理由だったりする(^_^;)初巻から最終巻まで揃えないと気が済まない上、一度集めると捨てられない→コミック買う場合はホントに気に入った作品のみとしている。で、ソコから「面白い」って毎回チェックしてる作品をいくつか紹介:

べしゃり暮らし 7 (ヤングジャンプコミックス)

べしゃり暮らし 7 (ヤングジャンプコミックス)

コレはガチである。ストーリーは主人公が大阪から転向してきた元芸人とコンビを組んで、プロのお笑い芸人を目指すというモンであるが、この「お笑い芸人の世界を舞台にした人間関係」の描き方が凄いのである。陽の目を見るのは僅か一握りの人間&陽の目を見てもいつ転落するか分からない芸人の世界で、皆が必死こいて生き残ろう&のし上がろうとする中で生まれる「ポジティヴにドロドロした人間関係」が面白いのである。良いヤツも悪いヤツも「生き残るため&上に行くため芸を極める」という意味で共通している。だから、嫌なヤツでもどこか憎めない。そんなトコが(・∀・)イイ!!のである。ネガティヴにドロドロした人間関係は、リアルで二十分に事足りてる(-_-#)


 ワタクシがマンガを評価する基準は色々あるが、その中で重要なのが「絵が上手い」「良く勉強している」「演出が巧妙」の3つがある。で、その中で特に中者にダントツで特化しているのがコレ:

トリコ 1 (ジャンプコミックス)

トリコ 1 (ジャンプコミックス)

ワタクシが知る限りで「今一番勉強しているマンガ家は?」と尋ねられたら、間違いなく「島袋光年」と答えよう。絵やギャグは灰汁が強いので読む人を選ぶと思うが、とにかく作者の勉強量がハンパじゃない。動物学や植物学だけじゃなく、医学までキッチリ勉強しているからである。キャラクターも"必要以上に筋肉を鍛えたキャラ(トリコ)""戦闘に必要な分だけの筋肉だけ鍛えたキャラ(ココ)""全く筋肉を鍛えていないキャラ(小松)"と解剖学的にキッチリ描き分けているだけじゃなく、ちゃんと脱水性の原理やショックによる心停止といった描写まで再現してあるのは脱帽モンである(^_^;)ソレ以外にも食材の流通や市場価格の原理といった要素までキッチリ勉強しているのであるから、何ちゅーか膝に傷持っているにも関わらず(実話)ジャンプ編集部が呼び戻した理由が分かる気がするのである(;^_^A)


 で「コレだけ賞賛しておいて、何で買わないんだ?」とお思いのロンマニアの方、まだまだ初心者であるな、ウン(笑)上級者のロンマニアの方なら、もう答えは言わずともお分かりかと思うが、中級者のロンマニアの方の復習も兼ねて理由を述べさせてもらおう(爆)理由はズバリ:

「萌えない」

からである。コレ以上でもコレ以下でも無い(核爆)・・・・と、アホやっているうちに、2009年まで何時の間にかあと25時間(原爆)2009年の予定がクルマ以外白紙だった事を思うと、1分1秒も早く締めるに限る今日この頃であった。