ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「この世に卑しい職業は無い。ただ卑しい人が有るのみである」
By アブラハム・リンカーン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
ワタクシが大坊高学年の時の話である。研修先を求め各地の心臓外科(今じゃ知らないロンマニアの方が圧倒的多数であるが、ワタクシは元々心臓外科出身である/笑)を見学して、とある腕利きの小児心臓外科医である某大学教授の元を尋ねたのである。手術手技もハイレベルだが、問題は患者さん(子供)である。両親が某ナントカの木→輸血NGなため、無輸血でやったワケである。オペが成功&終了後、ワタクシは教授に聞いてみたのである「もし万が一の場合が起こって、輸血がどうしても必要な場合、先生はどうされますか?」と。すると教授は速攻で「輸血する。自分達は命を助けるのが仕事だから」と答えたのである。
無論、そのテの方々の手術を担当する場合は「輸血NGで万が一が起こってもドクターの責任は問わない」ちゅー類の覚書に署名をするのであるが、ソレでも「輸血する」なのである(^_^;)曰く「訴訟?それがどうした。たとえ諸団体から総スカンを食らうことになっても、生きていれば新しい環境も見つかる。でも、死んだら元も子もない。俺は罪に問われなくとも自分の患者を死なせるぐらいだったら、自分が裁かれようがその子の未来のために生かす」だそうである。ソレ聞いてワタクシは「この教授の人格云々はともかく(ワタクシがそうなように、医師というナマモノは人格がブッ壊れている場合が非常に多い/笑)医師としてはガチのプロだ( ;∀;)イイハナシダナー」って思ってしまったのである・・・・・結局、ワタクシその大学へは行かなかったが(爆)
今になってこの話を思い出したのは「何故あの教授は"生きる"という事にこだわったのであろうか?」って答えが何となく浮かんできたからである。答えは「死は思っている以上に価値が低いから」である。特に日本の場合「滅びの美学」ちゅー言葉があるように、死があたかも美学のように語られる場合が多く、コレをもって自らの存在意義や自らの魂の叫びをを世界に残そうとする人が少なくない。が、ココでタンマ。日本だけに限らず、今でいうとイラクやアフガンで現在進行形のソレをやる人達は多いが、その中でホントにメッセージを残せた人間はどれぐらいいるのかっちゅー話である。死者を冒涜するようでアレだが、精々死んだ時に身内で悲しまれる程度で、土に還った後は役所の死亡者名簿と一緒に棚に収められてお終いである。よーするに、ジミ・ヘンドリックスやアイルトン・セナやカート・コバーンや三島由紀夫みたいになれるのは、ネ申レベルの能力とカリスマ性と時代背景とタイミングが全て完璧に揃った極々々々々少数の人だけちゅーワケである。
で、死なないにしろ、この「滅びの美学」ってヤツに繋がる「自尊心」ってヤツは、どーやらフツーの人にとっては捨てがたいモンらしいのである(笑)何ちゅーか、ワタクシが思うに「過去の栄光」とかやらから来る自尊心ゆえに現状に駄々捏ねたり、ソコを軽く小突いただけでキレるヤツの多い事多い事(爆)ワタクシなんかは「自尊心は取引の材料としては弱い。だったらソレを売って元手を作って、別の場所に投資した方が良い」って冷静に考えて、ヤバそうな話し合いでも「話を始める前に、ちょっと待って下さいね・・・【自尊心】・⌒ ヾ(*´ー`) ・・・んぢゃ、話をしましょうか( ̄ー ̄)」って手を使う(核爆&実話)
こーやれば、各種条件面でワタクシ側に有利でさえあれば、ほぼワタクシの勝利は確定するからである。ンで、相手が論理で崩せなくて、ワタクシに対し感情論で自尊心に攻撃を加えようとしても、ワタクシはそんなモン持ってないから全然効かない(笑)ンで、何気なく相手を煽って、相手が益々ソレをやるほど相対的に「○×はガキっぽい」って相手の印象を悪くする事すら可能である(爆)ちゅーワケで、アスペルガー症候群みたいなハンディキャップですら、この様に逆手に取って使えばメシウマ状態に持って行けるのだから(核爆)能力的、社会的なハンディキャップも逆手に取れば良いんじゃないかというのがワタクシの考えである(原爆)
で、この話が出てきたもう一つの理由としては、何時の間にか「もう一度サバイバルゲームブームが来そう」って話をチラホラ耳にしたからである(笑)確かにそんな予感は実はしていたのである。有料フィールドが大幅に増えただけじゃなく、どこも予約しないとすぐ定員が埋まる状況で、以前は一部のマニアックなショップでしか扱ってなかった実物装備品などがウェブなんかで簡単に買えるようになり、とどのつまりは発売延期の常習犯である東京マルイが期限を守って新製品を連発しているのである(爆)供給があるっちゅー事は、すなわち需要があるっちゅー事→サバゲーブームの予感ちゅー話である。
何ちゅーか【改正銃刀法】が落ち着いたのも1つの要因ではあるが、やっぱコレはメーカーや各種団体やゲーマー達の地道な努力があったからだろうと思うのである。余計な事は言わず粛々と法を受け入れ、シッカリと黒歴史と向かい合い過去を反省して、尚且つ新しい未来へ向けた取り組みや啓蒙活動を行ってきた。ブームがマジでやって来るかどうかは一旦置いといて(笑)崩壊寸前だったのを食い止めて、文字通り「サバイバル」した事は間違い無い。サバゲーというと"T"の方々を真っ先に思い浮かべてしまうのであるが(爆)敢えて言うとしたら「貴方達がいたからこそ、サバゲーは消えなかった。だから、今後も何があろうとも生き残ってくれ。ワタクシも何とか神様と交渉して、ケツに奇跡を突っ込んでもらえる様にするから」ってトコであろうか(核爆)
とは言え、冷静に考えると今の状況は「今まで【改正銃刀法】の出方を伺っていた従来のゲーマー達が戻ってきた」って考えるのが妥当かと思うのである。ホントにブームになってりゃ、もうちょっと一般的な露出があってもいいはずだが、何ちゅーか盛り上がりが内側だけな気もしないではないからである。あとはサバゲー界の中での自浄作用に期待して、性質の悪い連中が出て行く→ホントに新参者が入りやすい状況になってくれれば万々歳なのだが、そー行けば誰も苦労はしないっちゅー話である(-_-;)まぁ、サバゲーでもクルマでも仕事でも何でもそうだが、結局は「とりあえず生き延びて、出来る事から着実にやって、ムダな部分を削ぎ落としていく」って作業を延々と繰り返すだけなんだなぁ〜〜(^_^;)って感じで気が遠くなる今日この頃であった。