アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ROXY & ELSEWHERE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「無駄なことをしなければ、何が効率的なのかなんて分かりません」

By イチロー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、今日もまたネタ切れも甚だしいので、苦し紛れに他所にネタを求めるとしよう(笑)丁度【東京オートサロン】やっているので、ネタにしない手は無い。で、我らがR35は・・・面白いぐらいにネタが無かったりする(爆)何ちゅーか、皆が皆「ルックス」と「パワー」ばかり強調していて、ソコが逆に面白くないのである。ノーマルの480馬力を完璧に使いきれるんだったらモアパワーを求めて当然だと思うし、自分のマシンに必要なダウンフォースがどの位なのかを具体的に示す事が出来るのならエアロパーツも上等である。


 が、世界で約12000人(月1000台&常時フル稼働&発売から1年なので)と推定されるR35オーナーの中で、果たして空力を完璧に理解し480馬力を自在に操れる、ある意味プロドライバー級のドラテクを持った人が何人いるのかっちゅー話である。何らかのプロフェッショナルであるロンマニアの方なら、何も知らない素人がテキトーにプロ用のツールを扱う危険さを良く存じていると思われる。よーするに「モアパワー&モアポテンシャル」よりも「大多数のオーナーが使い切れないであろうノーマルのポテンシャルの高さを、如何に引き出せるように仕向けるか」ちゅーのも、マシンとドライバーの「調律」を合わせる、いわば本来の意味での「チューニング」に当たるのではないかと思うのである。GDB時代にモアパワーを求め、使い切れず自爆したワタクシが言うのだから、鉄板だと思ってもいい(自爆)


 ちゅーワケで「もしもワタクシがチューニングショップのオーナーで、R35のチューニングメニューを組むとしたら」を妄想してみるとしよう(笑)無論、ワタクシの独断と偏見が300%混じっているのは言うまでも無いので、内容云々はともかく、ツッコミ入れる時点で無粋かと(爆)

  • ハーネス:本格的に走るんだったら、フルバケと同様に欠かせないのが4点固定ハーネス。個人の好み&ボディーやインテリアとの組み合わせもあるから、FIA公認のソレ限定で好きなメーカーや色、及び各種アクセサリー(パッド、クッションなど)も設定化。
  • ステアリング:やっぱ純正はデカくて重い。でも、あのスイッチ類の使い勝手は捨て難い。ソコで「ソレだったら【MOMOステアリング】あたりの軽くて径の小さいステアリング交換に際して、希望者にはオプションでスイッチ類を小型キット化したモンを設置しちゃえば良いんじゃねってのがワタクシのアイディアである。
  • シューズ:たかがシューズ、されどシューズ。一度良いレーシングシューズ/ドライビングシューズで運転するようになると、もう二度とブーツでクルマを運転したくなくなる事必至である(笑)コレまたオーナー其々の好みがあるため、ちゃんとしたメーカーのソレ限定で自由選択とする。
  • HUD:コレは完全にワタクシの趣味である(笑)GDB時代に【Defi VSD-X】の使い勝手の良さを知ってしまったので、実はワタクシ自身密かに「コレ、R35に移植できねーかなぁ〜( ̄へ ̄i) 」って考えてるのは否めない(爆)出来れば【コルベットのソレ】みたいにしたいけど、多分ムリ(核爆)
  • 店内:チューニングとは関係無いのだが、ワタクシのポリシーで(笑)ショップ内は常に清潔にする。言うまでも無く全面禁煙。お客様に接する時は作業ツナギは脱ぐ。お客様は神様→タメ口NG(爆)安全上ピットに入れなくても、大きなガラス張りにして、作業風景を見れるようにする&サービスの透明性をアピールする。所謂「分かるヤツだけ分かれば良い」「素人は黙ってプロの言う事聞いてろ」なんてのは、崩壊したベルリンの壁に押し潰された20世紀の遺物であり(核爆)クルマが分からない人でも「もう一度行きたいっ(^-^)」って喜んでもらえるショップにする。

・・・っと、コレ以上喋るとR35の枠からはみ出るので抑えておこう(笑)こう言っちゃアレだが、ワタクシはチューニングについては素人でも、チューニング業界の「あるべき姿」なら語れる自信はある。何と言っても、ワタクシの住居である"無限会社・白い巨塔"が行っている業務内容が、他ならぬ「ドライバーのチューニング」だからである(爆)つまり、ワタクシはこう見えてもチューナーであるという強引な三段論法が成り立つワケである(核爆)


 よーするに、ワタクシ流チューニングのコンセプトは「お客様に最大限喜んでもらう」であり、ヘンリー・フォード本田宗一郎が言っていたソレと全く同じである。何ちゅーか「客の自己責任&自己満足でやってるから、責任は向こう持ち。こっちは儲かればメシウマ」ちゅーのは、本来サービス業にあるまじき事だとワタクシは思うのである。お客様の満足とチューナーの満足、この二つが合致する事がサービス業の本来の姿だとワタクシは思う。お客様が奈落に落ちるリスクが高いチューニング(例:ブローする可能性のある大幅なブーストアップ、道交法違反のローダウン等)は事情をシッカリと説明した上でやらない旨を伝え、どーしてもやるんだったら「当店では責任を持てないため、他所でやって下さい」でお終い。キレた客がブログ等でボロクソ書こうとも、クルマを愛する気持ちを貫き通す事が大事&長い目で見ればこっちが勝つと思うのである。


 昔「死ぬほど忙しくて、自分の時間が全然ない。こんな仕事やってらんねぇ〜ヽ(`Д´)ノ」って言いながら、術後管理を下に任せても良いにも関わらず、自ら進んで病院に泊り込む先生がいたが、今になってその気持ちが分かった気がするのである(笑)よーするに、医者ってナマモノは「自分の身を削ってでも、自身が持つ豊富な知識と華麗なテクニックをフルに駆使して、お客様(患者様)を喜ばせる事が大好き」といった、そんじょそこらの若手芸人が裸足で逃げ出すような超絶Mだっちゅーワケであり(爆)んで、ワタクシも何らかんらブーブー言いながらも、些細ながらもジワジワと効いてくる上、想像以上に中毒性&依存性が強烈な「お客様の笑顔」ってヤツにドップリ浸かってたっちゅー話であり(核爆)何らかんら言って明日に備えて何時もの様にフロに入って寝る今日この頃であった。