アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NO TIME TO BLEED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


アメリカの刑務所に行くと、前科何犯という人が将来の夢を語る。私達は夢から降りるのが早すぎるんじゃないか」

By 中谷彰宏


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、そろそろ次の走行会の準備である。出来れば明日にでも走りに行きたい気分であるが、生憎予算と都合がソレを許さない(^_^;)仕事やら個人的な用事やらで11月中旬までは時間が取れないため、実質的には11月下旬以降ということになる。んで、ワタクシの都合及び希望するコースでの走行会の日程を吟味して照らし合せたトコ、こんな感じになったりする:

  1. 11月23日(祝)・袖ヶ浦フォレストレースウェイ
  2. 11月23日(祝)・筑波2000
  3. 12月6日(日)・筑波2000

日程の都合上、3番がワタクシ的には行き易いのであるが、いかんぜん袖ヶ浦も捨てがたい。しかも袖ヶ浦は出来たての新サーキット→早めに申し込まないとあっという間に満枠になってしまうためうかうかしていられない。早いトコ腹を括らねば(^_^;)


 まぁ、申し込みもまだまだ先なので、まったりと本でも読みながら過ごすとしよう。本日入荷したてのブツを早速紹介しよう:

Motor Fan illustrated 特別編集 サスペンションバイブル (モーターファン別冊)

Motor Fan illustrated 特別編集 サスペンションバイブル (モーターファン別冊)

今までのモーターファン・イラストレイテッドに掲載されていたサスペンションレイアウトの紹介に加え、新たに何車種か追加したモンである。クルマの歴史を遡りつつ、足回りの基礎から分かりやすいイラストと写真で紹介してあってひじょ〜〜〜に分かり易いのである。ただ単にサスペンションの話だけなら他にいくつも本があるのであるが、このシリーズの面白いトコは「クルマの全体像と一緒にイラストや解説を加えている」って点である。


 ぶっちゃけた話、サスペンションの理想論を唱えてしまったらレーシングマシンのソレ、つまり前後ともアームの長いダブルウィッシュボーン式にしてしまえばFAなのであり、実際スーパースポーツと呼ばれる車種は荷物やヒトのスペース削ってまでもソレをやっている。が、クルマはただ走りが良ければいいのではなく、ヒトやモノを乗せるためにも使うし、使い勝手を考えると車体は小さいほうが良いし、言うまでもなくデザインだって重要である。ソコでサスペンション以外にも車種や全体像やスペックも同時に参考にすれば、そのクルマを設計した人の意図が見えてきたりするのである。色んな制約や妥協の中で如何にサスペンションを設計し、最小限のスペースやコストで最大限のジオメトリーを確保するか。その設計者の技術やセンスを堪能しつつハァハァしてしまえるっちゅーワケである(笑)


 もう一冊あったのでついでに紹介:

BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)

BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)

感想としては「やっぱ広江礼威上手いなぁ〜(^_^;)」ってトコである。あの独特のセリフ回しや異様にマニアックな銃器の描写から作者がハンパじゃない量の勉強をしている事は容易に想像できるが、改めて感心したのが「キャラクターの心理描写」である。ハリウッド映画の単純描写された典型的な悪党のソレでなく、出来の良いマフィア映画の出てくるような高貴な悪党のソレである。自分(達)を受け入れない社会に対する蔑視と未練、極道に身を落とした自分に対する自尊心と卑屈心、自らの生き様に対する確信と迷心。キャラ1人分でも描くのが大変そうなこーゆー心理描写を、各主要キャラクターごとに趣旨を変えながら設定し、上手く紡いでストーリーを組み立てているのである。セリフや銃器は資料を読み漁れば素人でも何とかなるが、心理描写は完全にセンスがモノを言うからである。


 明日以降の天気予報をみていたら、気温はもボチボチ20度を切るようになって来ている→あともう暫くしたら走りのオンシーズン到来である\(^▽^)/空気がギンギンに冷えるからパワーが出やすいのもそうであるが、やはり気温が低ければ低いほど冷却には有利になる・・・と思う(笑)何らかんら言って、やっぱR35も日産車である。とにかく冷却系、特にオイル関係が弱かったりする(^_^;)冷却系に関する対策パーツが出ない限り夏に走るのは非常に厳しい→走るなら寒いうちにっちゅー話である。筑波2000とか袖ヶ浦で暫くスピードになれるように練習して、初春過ぎて暖かくなったらドライビングスクールやジムカーナで細かい技術を磨いて、来年の冬には・・・あの忌まわしいツインリンクもてぎロードコースにリベンジを果たす(`・ω・´)仕事の方は殆ど白紙であるのだが(笑)走りのスケジュールなら再来年までいっぱいな今日この頃であった。