アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

KONG VINTER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「桜に百年の樹少なく、松に千年の緑多し」

By 雨森芳洲


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


袖ヶ浦の魅力?

 気が付いたら【袖ヶ浦フォレストレースウェイ】がオープンしてもう9年、来年には10周年記念なのである。当ブログでもオープン前からちょくちょく取り上げたのであるが、今に至るまでワタクシは走りに行った事が無いし、今現在においても行く気が全くと言って良いほど起きないのである(^_^;)理由は色々あるけど一番の理由はやっぱ「遠い」である、今は圏央道東関東道まで繋がったから大分近くなったけど、繋がる前は常磐道→首都高→東関東道と大回りして行かなくちゃなんなかったから、思った以上に距離がある上、行き帰りで渋滞に巻き込まれる可能性があったのである。オープン当初はソレが面倒臭くて行く気が起こらなくって、圏央道が繋がった今もソレを未だに引きずってしまってるって話である。



 あともう一つは「R35で走るには少しばかり狭い」って事である。オープンした当初は未だR35一台体制であり、そのR35は筑波2000でも狭いってのが正直な感想だったのである。だからコース全長が筑波2000と然程変わらない袖ヶ浦筑波2000同様に狭いと考えられ、実際にR35で袖ヶ浦を走った人の感想も同じだったため、そのまんまズルズルと行かなくなってしまったのである。今だったらNDとの二台体制だから、行こうと思えばNDで行けば良いんじゃないかと思うのだけど、一度行かない癖がついてしまったら直すのは中々に困難なのである(笑)今後ひょっとして気が変わって行く事になる事もあるかも知れないけど、その可能性は限りなく低いと言わざるを得ないのである(^_^;)


*やっぱ地元がナンバーワン!

 でもソレより何より一番大きい理由が「ワタクシは茨城県民である」という事であろう。何故なら茨城には大正義筑波サーキットがあり、ソレがワタクシん家から僅か30kmの距離にあるのである。あとは常磐道一本で渋滞知らずのツインリンクもてぎがあって、ソレに加え利便性が距離を上回ってるFSWがあるのである。ぶっちゃけた話、この3ヶ所7〜8レイアウトのコースがあれば、態々袖ヶ浦くんだりまで走りに行かなくっても何ら問題は無いのである。ちゅーワケで:



今回も袖ヶ浦なんぞ行かずに、地元の【筑波1000サーキット】で行われた走行会に参加してきた次第である(笑)タイヤの銘柄を変えた&車高調のセッティングも変えて以来この筑波1000じゃまだ走ってなかったので、実際どのぐらい変わったのか具体的に知るために今回の【プロアイズ走行会】に申し込んだのである。何気に色々と忙しくてNDでサーキット走るのは3ヶ月ぶりだったので、感覚が鈍らないようにとも思ったからである:




天気は超が付くほどの快晴であり、午前の部の人等が元気良く走り回ってたのである。




1/1000秒を削りに来てカリカリに弄りまくってるガチ勢から、ノーマルかソレに毛が生えた程度の改造しかしてないエンジョイ勢まで、幅広い層のクルマが集まるのが筑波サーキットの魅力でもあるのである。ワタクシもサーキットデビューはこの筑波1000であり、今回もこの日がデビューという人が何人かいて、だから筑波で行われる走行会ってのは、必ずと言って良いほど初心者枠が用意されているのである。




サイズがミニサーキット向きとあって、やっぱNDやその姉妹車である【アバルト124】及び先代ロドスタが多く参加していたのである。



「こんなクルマでサーキット走って良いのッ!(゚△゚;)」って驚かれるロンマニアの方もいらっしゃるだろうが、答えは「全然おk」である。ミニバンだとか大型SUVみたいなあからさまにスポーツ走行に向いてない車種を除けば、大概のクルマで走行会は参加できる*1のである。オープンカーも屋根さえ閉じてればロールバー付けて無くてもおk*2なので、気軽に参加できちゃうのである。



フェラーリ様やポルシェ様といったお高いクルマも参加する事が間々あるので、一緒の枠で走る時はご用心あれ(笑)


でもって今回、ワタクシが一番度肝を抜かれたのが、この【アリエル・アトム】である。実物を見るのも、実際にサーキットを走ってるのを見るのも、コレが初めてである(^_^;)クルマ好きでなくてもフェラーリランボルギーニを買うヤツは星の数ほど居るが、コレを買う人は正真正銘のクルマ好きだけであり、オーナーさんに敬意を抱かざるを得ないのである。



「このコースでトップクラスに速いクルマは?」の答えの一つがWRX-STIであり、今回も結構な台数が見られたのである。やっぱ鬼のようなトルクとソレを支える4WDのトラクションは、こういう加速力重視のミニサーキットでは大きな武器になるのである。あと速いのがケータハムである。非常に軽くてパワーもかなりあるから、加速重視のこのコースではソレが大いに活きるのである。


ガチだのエンジョイだの、速いだの遅いだの、そんな次元を超えたトコにこのクルマとそのオーナーは居るのである(笑)このクルマが走る様を見れば、ブランドやラップタイムでクルマの価値を決める事が如何にバカバカしいかを実感する事であろう(爆)小耳に挟んだ話、このオーナーさんはサバゲーの達人でもあるらしく、潮来市香取市サバゲーフィールドじゃ「紅き死神」の異名を持つショットガン使いとして恐れられてるとか恐れられてないとか(核爆)


*お洒落も走りも足元から

 やっぱ何だかんだ言って、筑波サーキットは便利過ぎるのである。地元だから距離的に近い、走行会の開催回数も多いのもそうだけど、一番はやっぱり「他人に説明し易い事」である。自分の腕やクルマの速さを説明する時に「筑波2000で何分何秒」って言えば大体分かるし、ショップで走りをどうしたいかとの相談の時も「筑波の○○コーナーで挙動が××になる」って言うだけで話がつぃいじちゃうのである。コレが袖ヶ浦だと、とてもじゃないがそうはいかないのである(笑)

ワタクシは午後の部からの参加なので、午後ミーティングの後に出走である。まぁこのコースは知ってるんで新たに知る事は何も無いのであるが、まぁ礼儀なのでシッカリ聞いてきた次第である。

因みにコレが筑波1000のコース図である。前回のベストが46秒28だったんで、今回の目標は控えめに「45秒台」である。では最初の一発である:

何が困ったって、一本目でいきなり45秒5とか出て、モチベーションが半分ぐらい無くなってしまった事である(笑)タイヤをハイグリップラジアルに変えて、車高設定も見直したからタイムは結構出ると踏んでいたが、まだ本気を出してないのにいきなり更新できるとは改めて驚きである(^_^;)さて2本目以降と行きたいトコであるが、流石にネタが勿体無いのである(爆)クルマもファッション同様、足回りが重要改めてそう実感した今日この頃であった。


*1:細かい規定は走行会毎に異なる

*2:コレも主催者毎に違うので要確認