ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「私は怒っても、その人間を憎むことはしない。偽りのない気持ちを相手にぶつけることが大切」
By 本田宗一郎
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
ネタ探しに某巨大掲示板を探してみたら、偶然にもR35のスレが見つかったりする。ソコ開いてみたら、スレの荒れてること荒れてること( ̄▽ ̄;)どうやら"信者"と"アンチ"が罵り合っているみないなのであるが、よくよくスレの流れを観察してみるとある事に気付いたのである。ワタクシはリアルオーナーだから何となく分かるのであるが、信者もアンチもR35に乗った事がないであろうということである。よーするに、昨日ネタにしたイソップ童話の"すっぱい葡萄"の話と一緒で、葡萄の皮剥いてテメェの口の中に放り込めば済む話なのに、ソレをしないで葡萄の木の下で葡萄の味について延々と不毛な論議をしてるっちゅーオチである。かくいうワタクシも我が愛車について否定的な意見を言われた事があるし、実はウチの"師匠"も何気にその一人だったりする(笑)
まぁ、こーゆーのは言いたいヤツには好きなように言わせるのが一番なのであるが、言わないとネタにならないので言うことにしよう(笑)何ちゅーか、R35を(悪い意味で)否定的に言うヤツは相場が決まってる。R35か、ソレに相当するクルマに乗った事が無いヤツである。あの土屋圭市ですら「自分は実際にそのクルマを運転するまで絶対に批評はしない」って言うぐらいであるから、その意味は推して知るべしである。あと比較車両としてR35に相当するクルマ(例:M3、911など)に関する乗り味やハンドリングを知ってるってのも大事である。ジャンクフードを食い過ぎて化学調味料で味覚が麻痺した舌でちゃんとした料理を吟味したところで、良かれど悪かれどその評価が全くアテにならないのと同じである。ソレらを踏まえた上で「ノー」というのであれば、ワタクシとしてもイヤな気がするどころか清々しいモンである。
さて、前置きはコレぐらいにしておいて、よーやく一つの名作ゲームをクリアーしたのである\(^o^)/いや〜、今年で35になるにも関わらず、久々に胸熱なゲームがやれて清々しい気分である(笑)
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R35の話からいきなりコレ&今年35になるオッサンがやるモンでないのは重々承知の上だが(笑)良かったモンは良かったとしか言いようが無い。インターネットの世界じゃ「CLANNADは人生」という"迷"言があり、一部では"泣きゲーの最高峰"とも呼ばれるゲームである。次回作の「リトルバスターズ!」がスンゲェ気に入ってたので、そのついでに興味を持ってしまったっちゅーのがプレイしてみようと思ったキッカケである。
タイトルの由来がゲール語の「家族」から来ているように、このゲームのメインテーマを一言で表すと「家族は(・∀・)イイ!!」である(笑)ガキンチョ♂とガキンチョ♀が水平的に愛し合うゲームなら山ほどある中(爆)ある意味垂直的な"家族愛"をテーマにしたゲームはコレが初めてなんじゃないであろうか。フツーの♂♀の恋愛から親子愛、兄弟姉妹愛、親友愛、更にはマフィア的な"ファミリー"まで網羅していて、その中で起こる喜怒哀楽ストーリーをゲームにしているワケである。オチはやっぱり「ソレでも家族は(・∀・)イイ!!」なのであるが、そのストーリー展開の巧みさと内容の濃さに思わず「( ;∀;)イイハナシダナー」って感動しちゃったワケである(核爆)
所謂"泣きゲー"と呼ばれるジャンルに属するこのゲームであるが、まず最初に印象に残るのはむしろギャグの上手さである。とにかく「コレでもか!コレでもか!!」というぐらいにテンポ良くギャグ連発してくるから、見せ所じゃないパートの会話でもとにかく腹を抱えて笑えるのである。で、実はコレが「リトルバスターズ!」でもいかんなく発揮されたメインシナリオライター麻枝准の得意技である"チェンジアップ"の前振りだったりする。クリアーしたあとよくよく考えてみれば、泣きシナリオ単体では別に大した事なかったと思うのである。が、コレがギャグパートをテンポ良く織り交ぜながら、意表を突くように間髪入れずに泣きシナリオを挟むと、野球のチェンジアップ同様にその落差にガツンと来て、その結果・・・
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・・・ってなるワケである(笑)ストーリーに関係ないトコまで徹底的に作り込んだシナリオだけでも脱帽モンだが、もっと凄かったのが音楽などの演出のの使い方である。とにかくありとあらゆる演出をフルに駆使して、泣きシーンのトコでズドンと落として泣かす。レビューなんかで「初めてゲームで号泣しましたっ・゚・(ノД`)・゚・」ってのが多い理由が、正にこの演出マジックだったりする。もっともワタクシの場合ソレが読めちゃったモンであるから、感動はしたが号泣できなかった事を付け加えておこう(爆)
で、このゲームの全体的な感想であるが、クリアーしてまだその余韻が抜け切っていないので、余韻が抜けて冷静に考えられるようになったらまたやるとしよう(笑)今思いつく感想としては「確かに"リトルバスターズ!"同様にCLANNADもスンゲェ良いゲームだった。お陰で前々作の"Air"や次回作の【Rewrite】も俄然やりたくなった。ただし樋上いたる、テメーはダメだ」ってトコであろうか(爆)樋上いたるのイラストについては賛否両論あるが、ワタクシの賛否の天秤は"否"側に若干傾いているのが現状である(^_^;)コレがみつみ美里か甘露樹かmooのイラストだったら完璧なのにと思ってるのは山々であるが(核爆)無いモン強請りは良くないので素直に続編を待つ今日この頃であった。