ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人間は何か一つの芸術を身につけていなくてはならない。それを職業にする必要はないが、一つの芸術をも持たない魂は不具である」
By 石川達三
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
高杉ワロタ。いや、以前ネタにしたR35の開発ドライバー鈴木利男氏のショップ【NordRing】であるが、遂にそのパーツが発表されたのである。詳しくは【製品紹介のコーナー】にあるが、よーするにエアロパーツである。曰く、コレ一式を装着する事でダウンフォースが増加し、最高速度は約10km/hほど落ちるがコーナリングスピードは逆に約10km/hほどアップするのだとか。たかがエアロ、されどエアロ。空気抵抗(N)=抵抗係数(cd)x空気密度x相対速度2乗x前面投影面積x1/2という計算式を見れば分かるように、速度域が高ければ高いほど効果絶大なのであり、そしてR35はソレがモロに影響する速度領域で使うのが本来の使い方だからである。
が、いかんぜん値段がアレである(^_^;)エアロっちゅーシロモノはセットで組んで初めてバランスが取れるモンである。分かりやすくいうなら、リアにデカいGTウィングつけただけじゃ前輪のトラクションが抜けちゃう→GTウィング付けるならフロントスポイラーやカナードも必要になるのと一緒である。ちゅーワケで【価格表】にある値段を元にエアロパーツ一式組んでみるとして、計算機で勘定弾いてみたら...なんと合計約370諭吉だったりする・・・
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・・・ワタクシもそうであって欲しいのであるが、残念ながらホントの話である(笑)何せ全部ドライカーボンで出来てるから、イヤでもこの値段になるんだとか。そしてコレはこのショップだけでなく、NHPC他日産直系の店舗でも扱うパーツになる→保証もバッチリ継続されるとの事である。何ちゅーか、このエアロ一式買うぐらいだったら、ロードスター買ってサーキット走行用のチューンかましたほうがずっと有意義な希ガスのはワタクシだけであろうか(爆)
でもまぁ、この手のパーツが効果を表すような大型サーキットを走る予定はまだ無いし、上記にあるようなダウンフォースの恩恵に預かれるだけのドラテクも無い→つまりこのパーツ付けても殆ど効果はないので、この話はコレぐらいにしておこう。さて、某ロンマニアの方のブログに面白いネタがあったので、ココは一つ堂々とパクらせてもらうとしよう(笑)
driver (ドライバー) 2009年 12/5号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 八重洲出版
- 発売日: 2009/11/05
- メディア: 雑誌
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今週号のdriver誌の話であるが、ココに国産車の2009年度の車種別平均売り上げ台数と、グレードごとの内訳が書いてあったのである。ソレによるとインプSTIの売り上げは月平均319台で、うちGRFが6割、GRBが2割、スペックCが2割といった感じである。因みにCZ4Aは月平均91台で、うちTC−SST搭載モデルが65%、5MT搭載モデルが35%である。因みにR35は月平均41台だったりする(^_^;)
何ちゅーか、今回のインプvsランエボの決着がコレで完全についてしまったなっちゅー感じである。ノーマル同士の対決は各種メディアでやってるように「GRB>CZ4A」な上、売り上げでもコレである(^_^;)まぁ「GRFってデファクト上はインプのガワ被ったレガシィじゃね?!」ってワタクシ的ツッコミを入れたとしても(笑)ソレでもGRB(&スペC)で128台なのだから勝負アリである。CZ4Aがスポーツカーとしては大き過ぎた&重過ぎたってのもあるかも知れんのだが、ワタクシ的分析では「敗因はトランスミッション」だと思っている。よーするに、ワタクシが以前から大プッシュしていたDCTが敗北したっちゅー事である(爆)
つまり、こーゆー事である。街乗り〜ワインディングぐらいだったら、ATの方が断然便利だからである。欧米なら兎も角、日本の道は狭くて入り組んでいる上クルマも多い→渋滞や信号やカーブも多いから、必然とストップ&ゴーが多くなるワケである。こんな状況じゃDCT自慢の神速シフトチェンジは何の役にも立たないどころか、DCTの欠点である極低速領域でのギクシャク感が逆に仇となる。ンでもってATの場合、ストップ&ゴーを多用するシチュエーションじゃAT特有のクリープ現象が逆にソレをスムーズにする。実際DCT(R35)からAT(代車)に乗り換えると、発進はスルリとスムーズだわ駐車は楽だわで、もう便利で便利でたまらないのだからしゃーない(笑)
ンで、ワインディング〜サーキットのようなストップ&ゴーの少ないシチュエーションならDCT大勝利\(^o^)/・・・なはずだが(笑)ワタクシが知る限りじゃそーでもなかったりする(^_^;)歴史も長くコンバットプルーフも豊富にあるのだからしゃーないが、スポーツドライビングの世界じゃ未だ「3ペダルMT信仰」ってヤツが根強いからである。実際双方でのサーキット走行経験のあるワタクシに言わせれば、DCTにもクルマを自在に操る楽しさは全然あるし、性能だけなら「DCT>3ペダルMT」って言い切れるのであるが、ソコんトコ歴史も浅くて搭載車両も絶対的に少ないから中々理解してもらえんのである(^_^;)その歴史の浅さもあるのであろうか、やはりサーキットを走るような人は信頼性の高い3ペダルMTを選ぶのだとワタクシは思うのである。
ちゅーワケで、ラインナップに何処の馬の骨とも分からないTC−SSTとギアレシオの広すぎる5MTしかないCZ4Aよりかは、使い慣れた5ATとスポーツドライビングに丁度良いクロスレシオの6MTを持つGRB(&GRF)が好んで選ばれたのではというのがワタクシの考えである。無論「昔からインプ/ランエボが好きだった」とか「スタイリングが云々」とか「女房家族が云々」ってのはこの際除外して(笑)単純に走りのスペックで選んだ場合の話である。ココで「もしもCZ4Aがあと100kg〜150kg軽かったら、果たしてDCTは受け入れられたのであるか?」って事を考え始めるとまたややこしくなるため(爆)ただでさえ長い話はココで終えるに限る今日この頃であった。