ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「会話はコミュニケーションの最も遅い手段だ。音楽のほうがずっといい」
By ジョン・レノン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
何時の間にか【ポテンザRE050】の後釜として【ポテンザS001】なるタイヤが来月発売になるとの事である。基本的にコレはグリップ性能云々よりもロングライフ性やウェット性能重視の言わば公道メインのタイヤであり、ワタクシの周りのサーキットやらないスポーツカー乗りや走りに重点をおいた高級車乗りに重宝されていたりする。メインターゲットが国内外の高級車だけあって、19インチ&20インチのサイズが豊富にあるのは良いのであるが・・・案の定R35サイズ(前255/40/R20&後285/35/R20)はない( ̄_ ̄;)コレからも高い純正タイヤで苦悩するワタクシは一先ず置いといて、この話はとりあえず終わりにしておこう(笑)
さて、ワタクシはヒマである(笑)何ちゅーか、年末年始で遊び尽くしちゃったため、やる事がなくなってしまったって話である(^_^;)余りにもヒマだったんで目的もなくドライブに出かけ、たまたま立ち寄った水戸市のスバルディーラーにて:
こんなん貰ってきたりする(笑)因みに中身はこんな感じ↓
表に写真があって、裏に説明文が載っているのである。因みに内容は【公式HPのソレ】と全く一緒である。確かに良く出来たカタログではあるが、どーもカタログだけじゃイメージが沸いてこないのである(^_^;)何ちゅーか、クルマの走りについてブログで書くんだったら、絶賛するにしろボロクソ書くにしろ一度自分で運転してからやるのがマナーだとワタクシは思うのである。乗らない/乗れないのであるなら、走りについては一切触れない。ワタクシはクルマネタを書くときはそーする事にしている。つまり、R205に乗れない→走りについては何も書けないっちゅー話である。そうそう、も一つオマケに:
実はGRFにも新型が出てたので、ついでにカタログ貰ってきたりする。詳しくは【公式HP】にあるが、よーするにGRFの豪華装備てんこ盛り(ブレンボキャリパー、レカロシート、オーディオシステム、本皮巻きステアリング等)でお安くなってる(325.5諭吉)ソレである。しつこいようであるが、コレがレガシィ用の5ATじゃなくて、DCTだったら乗りたかったのであるが(^_^;)
で、ディーラー駐車場にあった試乗車のGRBであるが、ホイールの形状から素GRBではなく【GRBスペックC】であることが判明。今後乗る機会がなくなる事が難くないゆえに、その場で速攻試乗を申し込んだのは言うまでもあるまい(笑)前回三鷹市で試乗したときは渋滞にハマってしまい真っ当に試せなかったが、今回は道も空いている&田舎だから道のバリエーションも豊富である(爆)出だしで思うところは、やっぱエンジンが全然違う。素GDB→素GRBに乗った時も、そのレスポンスの良さ&速くて扱いやすいエンジンにビックリしたが、素GRB→GRBスペックCの進化もビックリである。
兎に角ターボのレスポンスが良くて、ターボラグを感じさせないぐらい素直に過給して、そのまんまキレイにパワフルに上までキッチリ回る。ワタクシがGRBスペックCを絶賛する理由が、他ならぬこのエンジンである。ある意味「良いエンジンは正義」と言っても過言じゃないぐらいである(笑)以前は街中&渋滞で良く分からなかったのであるが、改めて足回りや全体のバランスを見直してみたのである。ちょっと高めの速度息で、軽くスラロームする感じでステアリングを左右に揺すってみる。丁度良いワインディングロードがない時、ワタクシが試乗の際クルマの性能を確かめるためにやる儀式の一つである、こうやって高速で小刻みに4本のタイヤを動かす&ボディーを捻るような力を加える事によって、そのクルマの足回りの特性やシャシー剛性を確かめるのである。あとは急発進&急停止も確かめられればモアベターである。
そうやって試してみると、GRBスペックC分かる事が結構出てくるのである。まず、剛性は確実に素GRBよりも上である。揺すってみた時のギシギシ感が明らかに素GRBよりも少ない。コレは素GRBでも同じ事が言えるのであるが、リアサスの出来は明らかにGDBよりも良くなってる。GDBだと左右に揺すったり前後に強いピッチングがかかったりするとケツが不安定になるのであるが、GRBにはソレが無い。急発進しても急停止しても左右に揺すってみてもケツのグリップをハッキリ感じられるのである。ミッションはストロークが長いのがアレだが以外にスコスコ入るし、前乗った時も言ったがクラッチが扱いやすい。正直な話、コレが2ドアクーペか3ドアハッチバックだったら、今頃セカンドカー購入のハンコを押していたであろう(笑)
が、ワタクシ的に残念だったのがアンダーステア傾向である。左右に揺すってみたりワインディングロードに入ったりすると、ケツは狙ったようにビシッと収まるのに対し、アタマは一瞬間を置いてからようやく反応するのである(^_^;)素GRB→GRBスペックCになって大分改善したが、それでもシビアに見ていくとまだ若干残っているのである。この「ステアリング操作から実際の挙動に移るまでの間が空く」ってトコが、何ちゅーかワタクシ的にはハンドリングをスポイルされたように感じてしまうのである(;^_^A)まぁコレについては・・・
スバル特有の左右対称AWDの構造上仕方ないことなのである。ショッピングカートの先端に重いモンを集中させると曲がりにくくなるが、ソレと全く同じである。左右対称AWDだけでなくFF車もそうであるが、重量物の重心が前輪車軸よりも前にあるゆえに、慣性の法則に従いどーしてもアンダーステア傾向が出てしまうのである。コレが前輪車軸の後ろ側に重心があるフロントミッドシップ(例:ロードスター、Z34、R35)とかだと、ステアリングを切ったあと殆ど間を置かずにノーズがスパッと曲がるのである。俗にスーパーカーと呼ばれるクルマの多くが座席より後ろにエンジン置くのはコレゆえである。
まぁ、コレばっかりは個人の好みなので、単純に良し悪しは決められないのである。今までFF車に乗ってた人や、FF車のハンドリングが好きな人だったらGRBのハンドリングも好きになれるであろう。が、生憎ワタクシはハンドリングに関してはFR派である。後にも先にもたったソレだけの話である。しつこいようであるが、世の中に悪いクルマは存在しない。あるのは自分の好みのクルマか、好みが合わないクルマかのどっちかである。まぁ、ワタクシの誇る(笑)百戦錬磨、博学多才、外寛内明なロンマニアの方々の中には自分で運転することなく「アレは価値が無い」とか「アレよりコレの方が上」とか抜かすアホはいないと断言できるので、ソコんトコは安心できる今日この頃であった。