アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE END OF ALL THINGS TO COME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「天才に出会ったことなど一度もないね。私の言う天才とは、嫌いなことでも得意な奴のことさ。誰だって、好きなことは得意になれる。ただ、それが見つかるかどうかの問題なんだ」

By クリント・イーストウッド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 バンクーバーオリンピック?当然だが見ていない(笑)マンション備え付けの衛星放送アンテナが現在故障中で見れないのもそうであるが、ワタクシん実家は雪が降らない→ガキの頃からウィンタースポーツを嗜んでいないので、夏季オリンピックのソレと違い競技にイマイチ親近感が沸かんのである(^_^;)ネット経由で入ってくる情報は、腰パンのボーダーがどうのこうのとか、ステッカー剥がして云々とか、よーするに狭義と全く関係ない話である。特に腰パンの彼の話であるが、捻くれたワタクシは違う方向から今回の事件を見ていたりする(爆)マナー云々、常識云々もそうであるが、ソレ以前に「似合っていない」っちゅーのがワタクシの考えである。もしもの話であるが、彼がヒップホップファッションの似合う若者だったら、きっと世論は気持ちよく二分して最高に盛り上がっただろうと思うからである(核爆)


 あくまでワタクシの勝手な考えであるが、腰パンの彼だけに限った話ではなく、基本的に日本人にはヒップホップカルチャーは似合わないと思うのである。本場のヒップホップの兄ちゃんがあんなカッコしているのはちゃんと理由があるのである。貧乏だから成長する事も見越してわざと大きなズボンを履く→サイズが大きいから結果腰までずり落ちるから、やたら貴金属を身に付けたりラグジュアリーセダンを好むのは黒人だと不動産が買えない→代わりに動産を買うしかないから、バスケットボールが好まれる理由はコート以外にはボール1個あれば何処でも出来るから、ラップミュージックが好まれるのは高価な機材を殆ど必要としない&即興でできるからといった感じである。どんな分野でもそうであるが、ファッションっていうシロモノは基本的に実用から生まれている場合が殆どなのである。


 つまり、ヒップホップカルチャーってシロモノは黒人社会に深く根ざす差別と貧困、ソコから二次的に生まれる社会問題、家庭問題、薬物問題、暴力といったヘヴィなバックグラウンドがあるからこそ、その一言一言が説得力を持つのである。で、今の日本人において、どれだけの人が貧困と差別といったヘヴィな現実に直面してるのかって話である。つまり、例の腰パンのスノボ選手の何が問題かというと、記者会見で「俺はガキの頃から甘やかされてヌクヌク育ってきました〜(^^)」って顔に書いて出てきたからNGなのである(笑)ワタクシが今まで見てきた限りでは、コレは彼に限った事じゃなくて、日本でヒップホップ文化に浸かってる若者の多くもそうである。


 とは言ったものの、ヒップホップ属性の無いワタクシがコレ以上語るとボロが出るので、そろそろ本題に戻るとしよう(笑)オンボロの10年落ちブラウン管テレビから【37型レグザZ9000】に変えて以来、ゲームが面白くってしゃーないのである。今までテレビで封印されていたPS3の真の魅力が開放されただけでなく、何故だか知らないが3D酔いが改善した&長時間ゲームしても疲れにくくなったためである。ソコで緊急企画である:


過眠症医師ロンが(独断と偏見で)選ぶPS3各部門ベストゲーム:


 まずはアクションゲーム部門。コレは悩みに悩んだのであるが、やはりコレしかないと思ったのである:

単純にゲームとして優れてるのもそうであるが、何よりもその深い世界観に圧倒されるのが一つと、この深い世界観は洋ゲーのソレとはまた別次元の深さなのがもう一つである。ワタクシは以前から「最近の和ゲーはぬるい(`ヘ´)ソレに比べ洋ゲーの深さは・・」と言ってきたが、このゲームは例外である。このゲームの深さは洋ゲーのソレとは別次元で、尚且つ外人には逆立ちしても作れないだろう日本式の深さであり、ソレが最高に(・∀・)イイ!!のである。


 次にアドベンチャーゲーム部門。こちらは最近マイブームとなってる一作があるので、ソレに決めたのである:

アサシン クリードII【CEROレーティング「Z」】 - PS3

アサシン クリードII【CEROレーティング「Z」】 - PS3

コレもテレビ買い換えて初めてその良さに気付いた一作である。何ちゅーか「コレぞ洋ゲー!」とでも言っておこうか。圧倒的な作り込みによるルネッサンス期イタリアの再現、高画質グラフィックでリアルに表現された各種アクションを決める快感。もうゲームを進めていなくとも、幻想的に美しいイタリアの街並みを縦横無尽に駆け巡るだけでも楽しいのである。無論、ストーリーの作り込みも抜かり無し。是非ともPS3かXBOX360をお持ちのロンマニアの方は、騙されたつもりで騙されて欲しいのである(笑)


 次はシュミレーションゲーム部門。コレは迷う余地はない。つーか、コレ以外に考えられんのである:

戦場のヴァルキュリア(通常版) - PS3

戦場のヴァルキュリア(通常版) - PS3

「コレぞ王道和ゲー」とも言える作品である。今や日本が世界をリードする数少ない領域であり、英英辞書にも日本語で記されている"anime"と"manga"であるが(笑&実話、日本以外の作品はそれぞれ"cartoon""comic"と呼ぶ)このゲームはその要素をふんだんに生かしてゲームに取り込んでいるのである。こと"anime"と"manga"に関しては、未だ日本のソレに敵う国など存在しないとワタクシは断言できるのであり(爆)コレまた上記の「MGS4」と一緒である。無論ゲームとしても秀逸であり、水彩画風の独特のグラフィックとアニメーション。作戦が力量を凌駕する戦略要素の深さ。ドレをとってもピカ一である。


 ンでもってロールプレイングゲーム部門。コレも悩む事無くコレに決定である:

コレと【Fallout3】が恐らく現段階におけるRPGの二大横綱だとワタクシは思うのである。兎に角ひたすら自由なのであり、ゲーム内のバーチャル世界の中ではプレイヤーは何だって出来るのである。勇者になるも良し、放浪の旅に出るも良し、極道を突き進むも良し、資産を築くも良しであり、ゲームの中にはソレを全て許容するための圧倒的なボリュームがあるのである。和製RPGに慣れ親しんだロンマニアの方にはとっつきにくいかも知れんのだが、一度ハマったら最後。書いて字の如く「役割を演ずる」ことの快感に溺れてしまうのである。コレまたPS3かXBOX360をお持ちのロンマニアの方は、騙されたつもりで騙されて欲しいのである(笑)


 最後にレーシングゲーム部門。コレはもうロンマニアの方も分かりきった作品であるのであるが、ある意味コレは「ベストゲーム大賞」に決まったような作品でもあるため(笑)分かりきってるのは承知の上で紹介しよう:

ごく最近のロンマニアの方でも、ワタクシがコレの発売を如何に待ちわびているかはお分かり頂けると思う(笑)昨年12/4→今年3/25→発売日未定と散々延期されて、流石のワタクシもそろそろ待ち疲れている状態である。てゆーか早く発売してくださいお願いしますだポリフォニー・デジタル様(爆)


 とまぁ、こんな感じである。ワタクシが思った事は、洋ゲーに対する「灰汁が強くて難易度が理不尽」って評価はもはや過去の物であり、今の洋ゲーは一昔前のソレとは比べモンにならないぐらい進化し洗礼されてきていて、和ゲーの脅威どころか圧倒するまで来ているという事。そして和ゲーにも洋ゲーには追い付けないポテンシャルを多分に含んでおり、押されているとはいえ和ゲーの可能性を感じたという事である。さて、明日は待ちに待ったチューニングの日である。AM10.00に現地到着で、牛久からショップのある御殿場まで実に180km→当然朝は早いので、さっさと休むに限る今日この頃であった。