ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「神は我々を人間にするために、何らかの欠点を与える」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
何ちゅーか、気が付いたらPS3が何時の間にか凄い事になっていたのである( ̄Д ̄;)詳しくは【プレイステーションストア】を見ていただければ分かると思うが、ゲーム機は買ってきたゲームソフトを再生するだけの機械じゃなかったのである。インターネットに繋がるなんてのは現世代ゲーム機じゃ当たり前の話。ネット経由で映画やアニメをダウンロードして鑑賞したり、マンガをダウンロードして読んだり、買う前に無料でゲームの体験版をプレイしたり、果ては携帯ゲーム機(PSP)と連動してソフト本体を買わずともネット経由でデータを落とせる。ワタクシがガキの頃に空想してた将来のゲーム機は「本体は筆箱サイズで、ゲームソフトが小さなカード上になる」だったが、ものの見事に外れたってワケである(笑)実際にはカード大どころか、ダウンロード形式だから形すら無い。
専門用語じゃコレをクラウド化、またはクラウド・コンピューティングというらしいのである。コンテンツやハードウェアみたいなややこしくて嵩張るモンは全て本社の中央サーバー内に収められていて、ユーザーはソレを受信するための簡易的な端末とネット回線さえあればいい。モノを探す手間も省けて、場所も取らない上に、余計な中間マージンが無いから安くなる。正に神様、仏様、21世紀様である(笑)多分、ワタクシがジジイになる頃にはデジタル化できるモンはほぼ全てデジタル化され、紙媒体やディスク媒体は絶滅危惧種扱いになるのであろう。大学の教授室なんかで背景となってるバカでかい本棚が消えて、変わりに小型化したスパコン本体がドンと置いてある風景に変わるだろうって話である。ホントにそーなるかは定かではないが、少なくともワタクシはそーする(爆)
とはいえ、回線スピードとHDD容量の劇的な増加が無い限り(てゆーか、将来は絶対そうなるだろうが^_^;)容量の問題で従来の「ゲーム屋で買ってきたゲームソフトをゲームハードに挿入してプレイする」という方式は暫く残るであろう。夏の商戦もまだまだ先なので、以前から買っていたゲームを引き続きプレイしていたりする:
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: Video Game
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- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2009/11/12
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上記は毎度お馴染みの「グランツーリスモ」シリーズの一応最新作、下記は以前お会いした某ロンマニアの方に薦められたゲームである。ゲームとリアルが違うのは分かっているが、やはりワタクシにはバーチャルトレーニングが欠かせないのである。
ワタクシがアスペルガー症候群(以後アスペ)当事者である事は、もはやロンマニアの皆様の既に知るトコである。アスペがどんなモンかといえば【クローズアップ現代のソレ】や【ザ・世界仰天ニュースのソレ】を参考にして頂きたい。どちらの映像でも当事者が二つの事を同時にこなせず、電話の応答&メモ取りが出来ないシーンがあったが、実はワタクシも出来なかったりする。完全にできないワケではないが、同時にやろうとすると必ずといっていいほど双方とも中途半端になるのである。コレは別に電話とメモだけに限った話ではなく、生活全般においてもそうなのである。
で、ソレがモータースポーツになると、アスペの弊害が様々な形で出てくるのである。ワタクシが知りうる&体験した限りではこーゆーのがある:
- ヒール&トゥが出来ない(シフトダウンとブレーキングが同時にこなせないため)
- 距離感が掴めない(空間認知と車体感覚認知が同時にこなせないため)
- レコードライン通りにコースで走らせられない(脳内のイメージと実際の視覚認知がシンクロしないため)
- コーナーが1つづつしかこなせないから、複合コーナーのライン取りが上手く行かない
- コミュニケーション障害ゆえに、サーキットで他者との遣り取りが上手く行かない
- 予想外の事が起こるとパニクる(例:走行中での突然のアクシデント)
- 上記のソレらが複合して起こるレースは尚更ムリ(笑)
という感じである。ワタクシ自身のこーいった特徴が分かったのも、ある意味バーチャルトレーニングのお陰でもある、リアルでいちいち検証していたら、クルマとカネが幾らあっても足らない(笑)ソレにサーキット走り始めたのが4年前、ワタクシ自身がアスペだと知ったのはほんの2年前。時間はかかったが、ワタクシの疑問点の多くが分かってきた感じである。
ンでもって「お前がアスペであり、ソレ故に上記問題点が明らかになったのなら、お前ははモータースポーツを辞めるのか?」と問われたら、勿論答えは「ノー」である。100回やって100回ともダメだったら、そりゃ諦めるに決まってる。だがワタクシが実際自分でやってみた結果、100回やれば1回は上手く行くのである。確かに、健常な人と比べれば成長速度は全然遅い。だが、アスペであっても、やれば出来るのである。ワタクシがモータースポーツをやり続ける理由は、ただ単にクルマ好きだからではない。アスペのワタクシが健常者である他の方々に何処まで迫れるかっちゅー、いわば障害に対するショック療法みたいなモンである。ココで得られた自分の限界と可能性は、クルマだけじゃなく他の事にも応用できるからである。
まぁ、堅い話は面白くないのでコレぐらいにしておこう(笑)よーするに、人間、生まれ方は選べない&望んだ生まれ方じゃなかったとしても選び直せないんだから、結局のトコは配られた手札で勝負するっきゃないって話である。DCTはつまらない?ハイテク4WDは初心者向けじゃない?手札がソレしかないんだから仕方ないじゃんコノヤローなのである(爆)さて、熱くなってもしゃーないので、先程【プレイステーションストア】で落とした「とある科学の超電磁砲」でも観て落ち着くとしよう(核爆)でも何時かは3ペダルMTでモータースポーツが楽しめればいいなと思う今日この頃であった。