アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DREAM EVIL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「世田谷に土地を買ってあって、困ったときはそれを担保に銀行から金借りるの。40年会社経営やってて、社員の給料遅らした事は一度もないよ」

By ジャイアント馬場 〜 自身の団体(全日本プロレス)の運営について


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 CZ4A(エボX)は何とも不運なクルマである( ̄〜 ̄;)クルマとしての素性は非常に優れていて、ランエボらしく最新のテクノロジーも満載である。が、いかんぜん重たくて高く、コレが完全にネックになってしまってるのである。マスコミの対決ネタなんかでも重量ゆえにGRBに連戦連敗だし、PWRCじゃ1勝も上げられないどころか皆が皆XじゃなくIXを選ぶ始末だし、値段ゆえに敬遠されて月80台前後しか売れなくなってる。しかもランエボのスポーツ活動を支えてるラリーアートは【つい先日デファクト上解散してしまった】のである。巷で「ランエボ\(^o^)/オワタ」と騒がれるのもムリはない。


 ワタクシも以前述べたのであるが、不況云々クルマ離れ云々以前に、今の日本のスポーツカーってのは既に臨界点まで達してるのだと思うのである。一昔前に「プアマンズ・ポルシェ」と呼ばれてた時代とは違い、今じゃポルシェと良い勝負できるまでに迫ってるのである。欧州車に負けない走りが欲しい、でも値段は安いまま。バブル成長期なら兎も角、そんな二律背反が何時までも続くワケがないっちゅー話である。良いモンは高い、当たり前の話である。日本のスポーツカーはこの先、R35やレクサスIS−Fみたいに「高いけどホントに良いクルマ」と、今度出るFT−86みたいに「安いけど色々と中途半端なクルマ」に二極化するであろうとワタクシは予言する・・・もっとも、ワタクシの予言は当たったことないのだが(笑)


 ソレはさて置き、ココ1年以上新しいエアガンを買っていない。つーか、エアガンどころか消耗品すら買っていない(^_^;)昔はソレこそ新製品が出るたびに購入&実戦投入して、周りのゲーマーからはブルジョア扱いされてたモンであるが(笑)ワタクシも随分変わってしまったモンである(´ー`)まぁ、一番大きな理由が「出来るだけクルマにカネを使いたい」なのであるが、純粋に今のエアガンに面白そうなラインナップが無いことも一つである。とは言え、何らかんら言って新製品はチェックしていたりする。今回も【第49回静岡ホビーショー】に出てた新製品は何らかんらいってチェックしてたりする:

M4ライフルのバリエーション展開の新作である。長物M4ライフルが出たのはいいが、コレはイラネ(笑)何ちゅーか、アウターバレルの長さが調整式→つまり実際のバレル(インナーバレル)は短いから、あのアウターバレルには装飾以外の意味は無い事である。ソレだったら、ハナっから【M4・CQB-R】買ったほうが安上がりだからである。因みにワタクシはロングバレル(この場合インナーも含めて)の銃が大好きなのであり、次世代電ガンが出た頃からず〜〜〜〜っと待ちぼうけを食らわされている(爆)

ワタクシが久しぶりに欲しいと思ったのがコレである。使い道は主にインドア戦。アウトドアだと広い上に風もある→銃身が短く非力なハンドガンはバレルが長くてパワーもある電動ガンに比べ戦闘に不利なのであるが、インドアだとその評価が逆転するのである。インドアじゃ交戦距離が短い→パワー的にハンドガンでも十分なだけでなく、インドアは狭くて障害物が多い→小さくて取り回しが効くハンドガンの方が断然有利なのである。小さくて取り回しがよく、しかも電動ガン以上の火力(電動ガンは毎分700〜800程度)を誇るのであるから、発売されたらインドアゲームを圧巻する事請け合いナシである。

コレはタダでもイラネ(笑)何ちゅーか、使い道がないのである。0.98ジュール規制がある以上、ボルトアクションも電動ガンも同じパワーしか出せない→火力で押せる電動ガンの方がサバゲーじゃ圧倒的に有利だからである。中にはカモフラージュの達人もいて、そーゆー人たちは不利なボルトアクションで上手く隠れて、その電動ガンを狩る事に喜びを感じる人もいるが、生憎ワタクシは体格ゆえにカモフラージュが大の苦手である(爆)ソレに加え、この手のスナイパーライフルは重量があって精度の高いBB弾が無ければ意味が無いのであるが・・・

この辺は流石東京マルイ、ホントにサバゲーを良く分かってる。環境意識の高まりもあって、今じゃ生分解するバイオBB弾しか使えないフィールドが殆どである。が、バイオBB弾は一般的に品質が劣る→命中精度に大きく響く&質の悪い社外製だと銃を痛める事があるため、ゲーマーからは余り好かれていないのである。が、今回東京マルイ直々に高精度のバイオBB弾、しかも各種重量を取り揃えてきたのであるから、コレにてサバゲーにおける最大の問題点が取り除かれるのである。何ちゅーか、東京マルイサバゲーに対する真摯な姿勢が伺える製品が正にコレなのである。


 もう繰り返し言ってる事であるが、ブランドってのは東京マルイみたいなメーカーの事を言うのだと思うのである。世界最大手のエアガンメーカーであるにも関わらず開発&進化の速度を緩めず、常に最良のモノを消費者に提供している。確かに今メインになってる次世代電動ガンは従来のソレよりも高い(次世代:約5諭吉前後、旧世代:3諭吉前後)が、ソレでもなお世代交代は順調に進んでる。理由は簡単、コレが東京マルイ電ガンだからである。東京マルイだったら多少高くなっても、必ず高くなっただけの良いエアガンを作ってくれる。ずっと昔からそうしてきたように、である。値段が多少高かったとしても、ソレは安心料&満足料っちゅー話である。


 ブランドって結局のトコ、地道な改良と信頼獲得の積み重ね。後にも先にもコレだけだと思うのである。トヨタのリコール事件の何が問題かと言えば、トヨタが自分の価値をコストパフォーマンスだと勘違いしていた事なのである。トヨタ車の魅力ってコスパじゃなくて、物凄く使い勝手が良くて圧倒的に信頼性の高い事。ワタクシは常々そう思うのである、トヨタが今までの道を突き進んで更なる高品質&高信頼性に磨きをかけたのなら、多少高くてもユーザーはトヨタにずっとついてきただろう、と。不況不況とみな口を揃えて言うが、不況だからこそ多少高くても確実な商品を買うのが賢い消費者なのであり、企業が真っ先に大事にしなきゃいけないのが、正にその"賢い消費者"なのではないであろうか・・・と、熱くなると限がないのでコレぐらいにしておこう(笑)明日はヒマなので、久々にサバゲー(インドア)でも行くとしよう。出発がやや早めなので、さっさと寝ようと思う今日この頃であった。