アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HOT CHARITY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「どんな人間でも毎日少なくとも5分は救いがたい愚か者になる。知恵とはこの限界を越えないことにある」

By エルバート・ハバード


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*右ハンドル

 明日は忙しくなりそうなので、今日は特別に早めの更新を。さて副題がらみのクイズを一つ。フェラーリランボルギーニみたいな"スーパーカー"と呼ばれるクルマは、実は右ハンドル仕様が日本で正規に買える、ホントかウソか。ご存知の通りワタクシは「国産車萌え〜(*´Д`)」なのであるが(笑)外車は決してキライではないのである。特に"萌え"という点に関しては、やはり外国勢が一枚も二枚も上手だとワタクシは思うのである。根底に"晴耕雨読"の考え方があるのかは定かではないが、日本人には「走る以外に能の無いクルマに伊達や酔狂で1000諭吉以上出す」って考え方がそのものが無いのである。


 最近じゃ考え方も変わって、国産のスーパースポーツが出るようになったものの、ソレが根付いて各社で競い合って切磋琢磨→性能もコスパもアップ→ワタクシ(゚д゚)ウマーって状況になるには相当時間がかかりそうなため(笑)そーなると自ずと外車スポーツも選択肢に入ってくるのである。R35に乗るようになって、一部とは言えスーパースポーツの世界に足を踏み込んでしまったのがケチのつき始め(爆)あの乗り味を味わうと、中途半端な国産スポーツじゃ満足できなくなってしまうのである(^_^;)で、外車スポーツを選択に入れるに当たって問題となるのが「右ハンドルがあるのか否か」である。


*ウソ?ホント?

 話は戻って上記クイズであるが、察しの良いロンマニアの方ならお分かりかと思うが、答えは「ホント」である。ハナっから左右両方あるドイツ勢は兎も角、左ハンドルしか見かけないフェラーリランボルギーニマセラティといった高級イタ車も、実はオーダーすれば右ハンドルを輸入してくれるのである。何故日本じゃ左ハンドルしか見かけないかと言うと:

  1. 日本じゃ未だに「左ハンドルは<( ̄^ ̄)>エライ!」って考え方が根強いため
  2. 元々のデザインが基本的に左ハンドルを前提として作られている→右ハンドルにすると不自然になる場合があるため
  3. 3ペダルMTというシロモノは、実は左ハンドルを前提に作られている→当然、左ハンドルの方が操作しやすいため


だそうである。3番目の「3ペダルMTは左ハンドルが操作しやすい」って点には、多くの方がビックリするであろう。右ハンドルの3ペダルMT車にお乗りのロンマニアの方は、試しに助手席に座ってシフト操作をやってみるといい。右手だとダウンシフト、特に3速→2速や5速→4速といった、スポーツ走行に重要&左手では慣れが必要な操作が実にやりやすい事がお分かり頂けると思うのである。


*右ハンドルの世界 

 何故右ハンドルがわざわざ準備されているのかを調べてみたトコ、実は国によっては道交法上「右ハンドル以外はNG」って国もあるからだそうである。で、その右ハンドルの国は結構カネ持ってる国が多い→顧客となる人達も多いため、売るためにそーゆー配慮がされたのだそうだ。で、興味があったので、右ハンドルの国を調べてみたりした:

右ハンドルの国(メジャー所):

その他は【こっちの地図】にある通りである。確かに地域的には狭いかも知れないが、人口密度がケタ違いなのである。単純計算だと約22億人、つまり世界の1/3は右ハンドルで、その中には日本やイギリスみたいに既に金持ちの国や、将来有望な発展途上国が結構含まれているのである。成程、そりゃ大衆車は勿論、高級車にも右ハンドルが設定されるはずである。


 ワタクシが右ハンドルに拘る理由は、クルマ好きにあるまじきと言えばソコまでだが「左ハンドルは不便だから」である(笑)ワタクシは左ハンドルに対するコンプレックスなんぞミジンコほどもないし、ファーストカーで3ペダルMTは選ばないし、利便性と天秤にかければレイアウトは我慢できる→左ハンドルを選ぶ理由が全滅しちゃってるって話である(爆)ワタクシの大好きな【アウディR8ですら今じゃ右ハンドルがある】のであるから、日本に住んで日本でクルマ乗る限りにおいては右ハンドルに限るのである。


*コンプレックス?

 ワタクシは常々思うのであるが、何故日本人はソコまでして自分自身に対するコンプレックスが強いのかがサッパリ分からんのである┐( ̄ヘ ̄)┌ 自分トコのクルマに自信が無い、自分トコの文化に自信が無い、自分トコの歴史に自信が無い、自分トコの哲学に自信が無い。どんなに外国を研究して外国の魂を極めようとも、日本人の肌は相変わらず黄色くて、背は相変わらず低くて、目は相変わらず細いまんまなのであるとワタクシは思うのであるが(○ ̄〜 ̄○;)でもまぁ、ンな事はワタクシの知ったこっちゃないので(笑)外車スポーツを好きに乗り回せるその日を目指して明日も精進しようと思う今日この頃であった。