アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SCREAM,DRACULA,SCREAM!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「挑発するのはいいことだわ。議論を呼んで、みんなが考えるようになるでしょ。自分の主張ってものがなければ、人に刺激を与えたりお手本になったりできないのよ」

By マドンナ(本名マドンナ・ルイズ・チッコーネ)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*NSXは孤高

 副題で吹いたモニター前の貴方m9(・∀・)品性を疑われるので、ネタにする時はソースを明かさないように(笑)元ネタは某巨大掲示板で流れているテンプレなのであるが、知らない人のために掲載するとしよう:

勘違いしている奴があまりに多いのでいわせてもらう。NSXは孤高。突然スマン。
だがもう我慢ならねえ。NSX、しかも中古に乗ってまだ3年の俺だが、いわずにはいられなかった。


ちょっと走りに行った先やサーキットで、よく「NSXいいっすねえ」などといわれる。
俺のは中古だしノーマルだし、別にそうでもないっしょ。でもなんかいわれる頻度が高い。
なんでよ?謎だった。


しかし、この間気付いた。声をかけてくる奴はほぼ100%ホンダ車に乗ってるんだよ。
NSXやS2000じゃない。その他のホンダ車な。インテグラとかシビックとか。フィットとか。
ひでえ奴になるとミニバンとかワゴンとか。あえて「その他のホンダ車」と呼ばせてもらう。


そいつらの「NSXいいっすねえ」の中には「同じホンダ乗りの仲間ですね」ってニュアンスを感じる
ことに気付いたんだよ。冗談じゃねえって。仲間じゃねえよ。
「俺の車の血筋はNSXとつながってるんだぜ」みたいなオーラも感じる。つながってねーよ。
完璧に気のせいだ。ふざけんな。


NSXと他を比べてどっちがいいかなんてことはいうつもりはない。NSXに乗ってる奴はそんなこといわない。
S2000に乗ってる奴もそうだろう。GT−RやZ乗りでも同じだ。86、シルビア乗りだってそうだろう。
その車が好きで乗ってる奴は他を認めつつも他を羨まない。自分の選択に自信を持ってる。
「その他のホンダ車」に乗ってる奴はそうじゃない。NSXやS2000、そしてホンダの栄光につかりながら
「その他」に乗ってる。きもち悪い。一番手に負えないのが「その他」のType-Rに乗ってる奴らだよ。
Type-RってだけでNSX-Rと同列だと思ってる。いや、信じてる。心の底まで信じきってる。
ありえねえ。同列なわけねえだろ。いっしょにするな。死ね。


誤解のないように言っておくが、S2000には敬意を表してる。S2000乗りは「その他のホンダ」乗り
とは違う。NSXを羨まない。精神が違う。


もう一度いうが、NSXは孤高。
その他のホンダ車とは違うこと、そして明確に区別されるべき存在であることを忘れるな。

勿論、コレはネタである。が、NSXやS2000というクルマの本質や、タイプR乗りの心理などを巧みに描写していて、ネタにしては良く出来ていると思うのである。てゆーか、ワタクシだったらタイプRの隣に「インプ&ランエボ乗り」も加えたいトコなのだが(笑)


*伊達や酔狂

 タイプR、インプ、ランエボ。ネットでは「オタク御用達スポーツカー」と称される3台であるが(笑&実話)その3台にあってNSXやS2000に無いモンがある。ソレは「タイプR、インプ、ランエボは伊達や酔狂で買える」という事である。3台ともFFレイアウトだから終始挙動が安定してて乗りやすいし、値段は高くても360諭吉ぐらいだし、室内も広いから走り以外にも使い勝手が良い。よーするにフツーの職についていれば誰でも買えてしまうし、スポーツ走行しなくても街乗りクルマとして大いに使える。→つまり、所有するための覚悟は少なくていいのである。


 ところが、NSXやS2000はそうはいかない。値段も400諭吉〜1300諭吉と割高で、後輪駆動な上ピーキーな特性だから乗りこなすのに技量が必要だし、ピュアスポーツカーだから走り以外の使い勝手は悪い。つまり、相当な覚悟が無ければ買おうとは思わないし、ソレだけの覚悟があればどんなクルマだってその気になれば買えちゃう&乗りこなせちゃう→故に他のクルマを羨ましがらないってワケである。一部のタイプR、インプ、ランエボ乗りに「○○よりも自分のクルマの方が優れてる!」とか抜かす連中がいたりするのは、ソイツが何らかの形(ドラテク、金銭、家庭など)で妥協した事による負い目だとワタクシは思うのである。


*今日のオススメ

 そんなガッチガチのピュアスポーツカー2台をラインナップに据えていたホンダは(・∀・)エライ!!・・・と思ってたのは数年前までの話で(苦笑)今のホンダはピュアどころかスポーツすらないミニバン&コンパクトカーメーカーと化してしまっているのが現状である(-_-;)さて、そんな憂鬱な空気を吹っ飛ばすべしく(笑)この度入手したブツを紹介しよう:

ああっ女神さまっ(41) (アフタヌーンKC)

ああっ女神さまっ(41) (アフタヌーンKC)

ああっ女神さまっ」と書いて「笑っていいとも」と読む、その心は・・・「面白いか面白くないかを通り越して、もはやソコにあるのが日常風景と化している」といったトコであろうか(笑)何せ連載が始まったのが22年前で、ワタクシがファンになってから早20年。読み始めた頃はアキバがまだ完全な電気街だった事を考えると、ホントに時の流れを感じるのである(爆)

表紙がアレで、中身も実際アレ系なのであるが(笑)ストーリーはガチの正統派ファンタジーなのがビックリである。中身が正統派→余計な捻りがないから入りやすくて、入ったら入ったでテンポ良く話が進む&一発で「あぁ、ヤマグチノボルの文章だな」って分かるぐらい独特のヘンタイ的ギャグも相成って(爆)一旦読み始めると気が付いたら手が止まらなくなってるのである。文章って余計な小細工を加えなくても、テンポとセンスで読ませられるモンだと感心するのである。


*ノートはエコ?

 クルマ話をすると走りたくなるのであるが、生憎我が愛車は現在24ヶ月点検のためにNHPCに入庫中。我が家には現在代車の【日産・ノート】が代わりに活躍していたりする。このクルマ、燃費は確かに素晴らしいモンがある。エンジンやCVTの熟成もそうであるが、何より退屈なクルマだから長く乗りたいとは思わなくなるのである(笑)ぶっちゃけた話、コレじゃないと詰め込めないほどの荷物があったとしても、ノートは買わない。業者に頼んで荷物を送ってもらい、自分は居住性の悪いR35で帰らせてもらう事にする(爆)エコやコスパや使い勝手も大事だけど、やっぱクルマは乗るのが楽しくてナンボだという事を改めて感じる今日この頃であった。