ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「流行は消える。残るのは洗練されたセンスだけ」
By ココ・シャネル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*オタク趣味とは
世間一般で「オタク」と言うのは、大概は「趣味に対して過度に熱中する人」と定義されている場合が殆どである。が、ちょっと待って欲しい。ソレならば毎年甲子園で熱戦を繰り広げている高校球児たちは、学校の授業時間以外の殆ど全てを野球に注ぎ込んでるにも関わらず、何故「野球オタク」と呼ばれないのであろうか(笑)ソレと同様に「テニスオタク」だとか「文学オタク」だとか「旅行オタク」だとか「絵画オタク」だとかいう言葉も聞いた事が無い。
なのにソレがアニメやマンガやアイドルやゲームやパソコンや鉄道になると、造詣が浅かろうが深かろうが「○×オタク」のレッテルが洩れなく貼られるのである(笑)最初は「マスコミのイメージに踊らされているだけだヽ(`Д´)ノケシカラン!」と思っていたのであるが、色んな人と話してみると決してそうではなさそうである。オタクというレッテルは趣味から来るものではなく、またその趣味を選んだからオタクとされるのではなく、オタクだからその類の趣味を選ぶんだというのがワタクシの考えである。リンカーンではないが、オタクな趣味など存在せず、だたオタク的なヤツがいるだけなのである(爆)
*自己完結
今までずっと謎だった事なのであるが、その答えが何となく分かってきたのである。上記に挙げた一連の「オタク的趣味」とされているソレは、ほぼ全て自己完結するのである。非オタク的な趣味、例えばスポーツだったらチームワークが重要(個人スポーツでも相手選手との駆け引きが必要になる)だし、芸術関連は感情輸入が出来なきゃ楽しめないし、音楽に至ってはリスナーを感動させなきゃダメなワケである。つまり非オタク的とされる趣味ってのは、自分だけじゃなくて他人との繋がりが重要になる→ソレに対する造詣が深いって事は、他者を理解して受け止める能力、即ちコミュ力が高いことの証明でもあるのである。だから尊敬されすれ軽蔑されないのである。
で、その反対に「オタク的趣味」ってのは、ほぼ全てが自己完結する。積極的に楽しむために、他人を介在する必要がないのであり、ソレ故にコミュ力の低い人でも容易に楽しめるのである。てゆーか、ぶっちゃけコミュ力要らないし(笑)そう、オタク的なソレを趣味にしてるって事は、即ち「コイツにはフツーの趣味を楽しむためのコミュ力が不足している」ってアピールするようなモンだからである。キャッチボールって互いにボールを投げ合うから楽しいのである。ところがオタクってのは自分からボールを投げるばっかりで、相手のソレを受け取ろうとは中々思わない。オタク趣味が嫌われてるのではなく、キャッチボールしない事が嫌われているのである。何せソースがワタクシなんだから、この事に関しては強い確信がある(爆)
*本日のブツ
まぁ、堅い話は置いといて、と。今日買ったブツでも紹介するとしよう:
REV SPEED (レブスピード) 2010年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2010/07/26
- メディア: 雑誌
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何とショップのオーナー自ら御登場の特集である(笑)別にお世話になったオーナーだからというワケではないが、今回の記事は参考になったのである。あと、ドライビングスクール関係の記事も幾つかあって、中には出れるんだったら出てみたいソレも結構あったりする。無論、雑誌の方針上R35は今回もシカトだったのは言うまでもあるまい(笑)
AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2010年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2010/07/26
- メディア: 雑誌
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この雑誌も毎月買ってるワタクシのお気に入りでもある。この雑誌の評価が全てというワケではないが、日本人のソレにはない観点や価値観でクルマを語っているので、日本の雑誌との比較対象として面白いのである。ワタクシがスポーツ系のクルマ以外に興味を持てないのは、ただ単にスポーツ系以外のクルマの魅力を知らないだけだと思っている。そーゆーのを知るために、こーゆー本も読んでいるのである。
*チューニング熱
昔はワタクシもチューニング系の雑誌を多数読んでいたりしたモンであるが、最近は立ち読み程度で済ませている。GDB時代末期〜現R35時代においては、ホントのホントに必要な分しかチューニングをしていない。今のクルマがノーマル状態でもう殆ど出来上がっちゃってるのもそうであるが、実際のトコは「自己満足的なチューニングにはもう飽きちゃったから」である。所謂「類はナントカを呼ぶ」ではないが、自己中心的なチューニングに食いついてくるヤツって、殆どが同じように自己満足なチューニングをやってるヤツばっかりだったというのが、ワタクシがGDBに3年乗ってて気付いた事である。
流石に直接は言わないが、何ちゅーか「お前のクルマを俺は褒めてやる、だからお前も俺様の素晴らしき愛車を褒めてくれ」って暗に仄めかすようなコメントが多かったのである。そう、スタンド使いがスタンド使いに引き寄せられるが如く、ワタクシもクルマオタクを引き込んでいたって話である(笑)ワタクシが望んでいるのはクルマ好き同士で造詣を深め合う事であり、コミュ障のクルマオタク同士で傷を舐め合う事ではない。だからムダなチューニングやクルマ弄りは止めたってワケである。無論、ソレでワタクシの低コミュ力が解決したかというと「ノー」なのであるからして(爆)脱オタクならぬ越オタクを達成するその日まで精進あるのみの今日この頃であった。