アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IMAGES AND WORDS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「善はつねに悪が混じっている。極端な善は悪となる。極端な悪は何らの善にもならない」

By 井原西鶴


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*メタルと万引き

 副題だけで分かる人は分かると思うが、よーするに【ヘヴィメタルバンドのメンバーが誌上にて万引きを告白した事件】である。ワタクシも昔はBURRN!の愛読者だったので、当初は思いっきりビックリしたモンである。この「だった」という言葉から皆様お分かりかと思うが、ワタクシ実は購読しなくなって既に10年以上経っていたりするのである(笑)何ちゅーか、時代が経つに連れてBURRN!誌のHR/HM原理主義的な考え方についていけなくなったとでも言っておこう。買わなくなっても暫くは立ち読みでディスクレビューや各記事を読んでいたりはしたのであるが、最近はソレすらしない(爆)精々雑誌半ばにある「○○が×××を脱退」とか「△△がニューアルバムを完成させた」というニュースを読んでお終いである。


 つまり今のワタクシにとってBURRN!誌はその程度の価値しかないのである。まぁアレである。ワタクシのこの事件に対する率直な感想を文章で表すのは非常に困難なので・・・

         _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >     わりとどうでもいい!     <
          ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄

                   ヘ(^o^)ヘ 
                      |∧   
                     /


・・・何時ものようにAAで表現してみた(笑)ネットなんかじゃ「無名のバンドが無名の雑誌でショボい犯罪歴をカミングアウトしてるだけ」って意見であっという間に騒ぎが収束したが、正にその通りである。何ちゅーか、ソレをクールだとも思わないし、ソレに対する怒りも沸いてこない。まぁ、コレがキッカケでBURRN!誌が目覚めて記事が面白くなってくれれば幸いだが(爆)


*雑誌の影響力

 HR/HM属性のあるロンマニアの方なら御存知かと思うが、昔のBURRN!誌は凄かったのである。80年代〜90年代のHR/HMブームに上手く乗っかる形で日本のシーンを牽引してて、この雑誌にインタビューやレビューの点数がそのまんまアルバムの売り上げに直結する、正に「HR/HM好きのバイブル」だったワケである。この雑誌特有の原理主義的、排他主義的、上から目線的な方針は、ある意味「自分達はシーンの牽引役である」という自負から来ているのである。この後は大体想像がつくと思うが、シーンが多様化してトレンドの中心が移ってゆけば、当然の帰結としてこの雑誌は取り残され、そん時ドサクサに紛れてワタクシも移ったって話である(笑)


 そーゆー雑誌の姿勢も今の凋落の原因の一つだと思うが、やっぱ一番の原因は「インターネットの普及」だと思うのである。80年代〜90年代のHR/HMブームの真っ只中は言うまでもないがネットなんぞ無い。試しに聴いてみたくても、HR/HMは試聴するのも困難だったのである。ンでもって、当時中坊〜高坊だったワタクシにとってアルバムは高級品→つまり、失敗せずにアルバム買うためには情報が必要だったのであり、そんな中BURRN!誌がどれだけありがたかったか容易に想像できるであろう。安全パイを狙って高得点のアルバムを無難に買うもよし。ウケ狙いで低得点のアルバムを買うもよしである(笑)


 だがソレも90年代後半までの話。21世紀に入ってネットが普及して、更にはYoutube等の動画サイトが登場して、アーティスト自身が公式HPを持ち、更には自らツィッターで情報を発信するようになれば話は別。雑誌の情報をアテにしなくても直接音源を聴いてしまえば良いだけの話だし、アーティストの情報も公式HPやネット掲示板などに流れてくるし、ツィッターで直接アーティストに質問するなんて事もできる。ワタクシが「BURRN!誌は時代に取り残されている」と言ったのはシーンの移り変わりに対応していないのもそうであるが、こーゆーインターネット全盛期の音楽のあり方を全く鑑みていないという意味もあるのである。


*シートの重要性

 車高調、フルバケットシート機械式LSD実車でスポーツ走行を嗜むものにとっては「三種の神器」と呼ばれるシロモノである。この中で最も優先順位が高いのはどれかと問われたら、答えは間違いなく「シート」であろう。車高調とデフはクルマの挙動が分からないと変えられない→必ず一度はノーマル状態で攻めてみなきゃならないが、シートはその必要がないからである。で、シートが重要なのはリアルだけでなくバーチャルもそう。そう、先日の「グランツーリスモ5」の発表以来、もう居ても立ってもいられないのである(*´Д`)多分ロンマニアの方の多くは全身の孔という孔から各種体液を分泌させて興奮してるワタクシの姿を想像すると思うが、全く持ってその通りである(笑)


 でもまぁ、バーチャルでもシートが大事と言うのはホントの話。部屋にゆとりのある方なら、シート類は絶対買っておくべきである。例えばコレ:

現在ワタクシが絶賛愛用中の【プレイシート・エボリューション】現在予約待ちの【G27レーシングコントローラー】を取り付ければ大体こんな形になる。写真では右にシフトが取り付けてあるが、勿論左側に移設する事も可能。コレでヒール&トゥを決めながら華麗にコーナリングを決めると(*´Д`)ハァハァ・・・・おっと失礼、話を続けよう(笑)コレ以外にも・・・


カネに余裕があるのであれば、こーゆー高級なシートだって用意することができる。まぁ流石にコレはオーバースペック過ぎるのでワタクシ的には余りオススメはしないが(^_^;)でもオンラインで常に上位の成績を残すプレーヤーは余裕でコレぐらいやってしまうから驚きである(;^_^A)カネが無くっても全然無問題・・・・


・・・このようにホームセンターの素材や実車のシートを再利用して作るという手段だってある。実際ググってみるとこのようなシートの自作例は結構多い。


*リアルさの追求

 が、どんなに良くできたシートでも、とある大きな共通の欠点を持っている。ソレは「走行Gを感じられない」という点である。やっぱ何処まで行ってもソコんトコはバーチャル・・・・と思っていた時期がワタクシにもありました、ハイ(笑)非現実的な話であるが、もしも買える&置けるんだったらワタクシが最も欲しいシートがコレ:


コレなら弱点だった走行Gも擬似体感できて一石二鳥・・・・お隣さんからの苦情が凄そうだが(笑)何はともあれ、この手のレーシングゲームコクピットとステアリングコントローラーでやるのが一番楽しいって話である。実車をやってる方なら尚更の話である。実車をやってるからこそ逆に「ゲームは遂にココまで来たんだぁ〜( ̄▽ ̄)」って感動するからである。さて、書けば書くほど益々やりたくなるので(爆)さっさと締めるに限る今日この頃であった。