アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BRANDED AND EXILED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「本当にその選手を育てたいと思ったら”負けるなら負けてもいい。この試合はおまえに任せた”と言ってやるのが大切だ」

By 落合博満


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*自信のある人

 GC8−A型が280諭吉、CD9A(エボI)が274諭吉だった頃に、BNR32が526諭吉。GDB−A型が320諭吉、CT9A(エボVII)が300諭吉だった頃に、BNR34が575諭吉。ンでもって今現在、GRBが369諭吉、CZ4Aが404諭吉なのに対し、R35が945諭吉。何ちゅーか、改めてインプ&ランエボコスパの良さと比べると、GT−Rがムダに高いかがお分かりいただけると思う(笑)ワタクシは別に「値段が高い=偉い」という具合に遠回しでワタクシ自身をホルホルしているワケではないが(爆)そんな中で敢えてGT−Rを選ぶ人の特異性を伝えたかったのである。ココで面白い本が一つ:

GT-Rに10倍楽しく乗れる本

GT-Rに10倍楽しく乗れる本

この本でテリー伊藤はGT−Rオーナーを「自分の価値観に自信がある人。自分を信じてモノを選べる人」と評していたが、前回のオフ会で大勢のR35オーナーが一同に会してるのを見て、ワタクシはソレがマジである事を知ったのである(笑)ワタクシが以前述べた「キャラクターが濃い」ってのはこーゆー事なのである。何ちゅーか、顔に「クルマはコストパフォーマンスじゃねぇんだYo!」って書いてある、そんな感じであろうか(爆)


*ノルドリンク来訪

 さて、ムダ話が長くなりそうなので、さっさと本題に戻ろう(笑)先日述べた【ノルドリンク(以後ノルドさん)】への訪問話の続きである。ご存知(?)かと思うが、ノルドさんは【ノバさん】と並ぶR35特約サービス工場→いわばR35乗りの聖地みたいなモンである。真新しい建物の中には早速こんなモンが置いてあったりする:

R35の【クラブトラックエディション】の実物である。コレは試乗会に用いられた09年モデルの試作品である。当初は「つーか、こんなモン誰が買うんだ( ̄_ ̄;) 」と思ったのであるが、件の【会員制クラブ】は予定通り行われる→何と、この大不況のご時勢の中で売れたのである( ̄Д ̄;)

内装はこんな感じで、不要なモン(エアコン除く)は全て取っ払ってドンガラ状態&ロールケージを張り巡らせているのである。サーキット専用車ということもあり、タイヤは当然スリックタイヤであり、車両保証云々は一切無くなる。因みにこの展示車は座ってOKという事であったが、ワタクシのケツがデカ過ぎて座れなかったことを伝えておこう(笑)展示車はこのシートであるが、オーナーの要望でシートは好きなモンを付けられる→下半身肥満のワタクシがオーナーになったとしてもシートは無問題ってワケである(爆)


ドライカーボンの魅力

 もう一つワタクシ的に気になったのが、ノルドさんが作る【オリジナルパーツの数々】である。何が特別なのかと言われたら、ノルドさんのパーツはある意味準純正パーツ→保証が継続されるってトコである。が、ワタクシの注目点はそんなケチな保証云々ではないのである(笑)




ドライカーボンって強度や重量もそうであるが、何よりも美しいのである。正直な話、ワタクシが今までカーボンパーツ(例:ボンネットやトランクなど)に興味が無かった理由は「見た目が汚かったから」なのである。何ちゅーか、光を浴びると乱反射して凸凹がクッキリ浮かぶようになり、ソレがワタクシを萎えさせるのである(笑)確かに軽くて安いんだろうけど、その汚い表面を毎日眺める事を考えると気が滅入るっちゅー話である(爆)


 が、このノルドさんのパーツに使われてる【チャレンヂ製のカーボン】なら無問題である。写真にもあるように光を受けても乱反射せず、尚且つカーボン繊維の木目細かい美しさ際立って見えるようになる。何ちゅーかコレを装着したら、毎日クルマを眺めるたびにハァハァしてしまうワタクシがありありと想像できてしまうから困る(笑)何ちゅーか、良く出来たドライカーボンが美しいのは、その機能美が見た目にもシッカリ表現されているからではないかと思うのである。今までカーボン製のパーツに全く興味の無かったワタクシであるが、コレは欲しいと思ってしまった次第である。軽さではなく、美しさゆえである。ぶっちゃけた話、軽さだったらドライバーのソレを減らした方が断然効果的な上に安上がりである(爆)



 その後、ノルドさんのデモカーにも乗ったのであるが、残念ながらもう体力切れなのでまた次回(笑)書きたいのは山々であるが、何ちゅーか手短にまとめる自信がないのである(爆)チューニングという行為は自己満足が基本であるが、ソレ以外にも”自分の美学を他人に誇示するための手段”でもあると思うのである。ソイツがどういう姿勢でクルマと向き合っているのか。ソイツがどの程度のクルマ乗りなのか。ソイツは自分しか見えないヤツか、あるいはキチンと周りを見ているヤツなのか。そーゆーモンが細かいパーツの一つ一つにすら表れている。ドライカーボンのパーツを見て、ふとそう思ってしまった今日この頃であった。