ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「もし幸せになるために誰かを頼っていたら、あなたは奴隷になり、隷属し、捕らわれの身となる」
By バグワン・シュリ・ラジニーシ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*手作りの意義
以前「ナショナル・ジオグラフィック」という番組で「世界のクルマ工場」って特集をやっていたのである。ソコ見たネタからクイズである。クルマの塗装であるが、BMWは全工程をロボットで塗装していて、ランボルギーニは全工程を塗装職人がやっている。では、世界最高級車と名高いロールスロイスは?・・・・チッチッチッチッチーン(笑)・・・答えは何と「全工程を機械化してる」なのである。無論最後は人間によるチェックが入るのであるが、基本的に機械なのである。ロールスロイスと言えば「全てを熟練した職人が作る」のが謳い文句のはずだったのに、コレ如何にっちゅー話である。
その質問に対しロールスロイスの担当者は「機械でやった方が美しいからです」とアッサリ回答したのである。曰く「ロールスロイスは最高のモノで組み上げられた最高のクルマをお届けするのが使命だから、機械の方がより良くできるのであれば、迷わずソレを選択する」だそうである。よーするに、ロールスロイス手作りに拘ってる理由は「人間>機械」だからであり、もしも「機械>人間」な部分があれば機械に託す。ただソレだけの話なのである。簡単な話である。「確かに機械と比べて出来は悪いです(>_<)でも、一生懸命手作りで作ったんですよ(´Д`)」って言って納得するヤツがどれだけいるんだって話である(笑)
ワタクシが何を言いたいのかというと、特定の事柄に拘ったり頑固になっていいのは、ソレを主張するに値する突き抜けたor唯一無二な「何か」を持ってる場合だけって話であり、「こだわり」とか「頑固一徹」とかいう言葉自体には何の価値も無いって話である。何ちゅーか、現状に取り残されている&プライドだけはムダに高いヤツが、テメェの保身のためにこの言葉を使ってる場合が実に多いため、こうしてブログでワタクシなりに思ったことを愚痴ってみただけの事である(笑)とは言っても、ワタクシみたいに何の拘りも持たない&ドライ且つ客観的に考えたら、ソレはソレで「ロボットみたいでキモい」と言われちゃうのであるが(爆)
*ノルド号・インプレッション
さて前置きはコレぐらいにして、先日話した【ノルドリンク(以後ノルドさん)】のデモカー(以後ノルド号)についてのインプレである。ノルド号に装着されている各種パーツの中でワタクシが最も注目してるのが【ノルドリンク・オリジナル・ダンパー(以後ノルド足)】である。まだ先の話であるが、今のダンパーがヘタった時の候補の一つなのである。まず特徴としては、全体的に腰が柔らかいのである。曰く「街乗り主体で作ったから減衰は柔らかめにしてある」との事である。確かに”R”モードにしてもワタクシのソレ(08モデルの足)と比べて全然柔らかいのである。
が「柔らかい=簡単に抜ける」ということではなく、粘る時はシッカリ粘ってくれるのである。この足の真骨頂がCOMFモード(街乗り&悪路用の柔らか減衰モード)にした時である。ワタクシはCOMFモードは慣らし運転の時以外は原則使った事がない。減衰が柔らかすぎてスプリングと合わない→柔らかいけどフワフワして気持ち悪いからである。が、ノルド足にはソレが無い。柔らかいけど、ちゃんとショックが働いてるのが分かるのである。何ちゅーか、この足入れたら街乗りでは積極的にCOMFモードで走りたい、そんな気にさせてくれるのである。
あともう一つ、細かい雑な振動を拾わなくなってるのである。ノーマルの足でも大事なロードインフォメーションを拾ってくれるのであるが、その代わり要らない細かい情報も同時に拾ってしまう→結果ケツが情報過多に陥って疲れてしまうのであるが(笑&実話)ノルド足にはソレが無い。大事な部分はシッカリ拾って、細かい些細な部分はガッチリ抑えてくれる→ケツ情報が適切化されるから疲労が軽減されるのである。成程、そりゃ11年モデルの足にもノルド足のノウハウがフィードバックされるワケである。更に言うと、実はノルド号のシートはクッションが換えてあったりする。まだ販売までには至ってないが、ノルド足との相性が良かったことを伝えておくとしよう。
*餅は餅屋
さて、予想以上に長かった夏も終わり、気温も良い感じで下がってきたのである。そう、モータースポーツのシーズンである\( ̄□ ̄)/・・・・・顔文字から分かるように、実は今一つ気合が入らない状態だったりする(笑)何ちゅーか、まだ迷いが抜けない部分があるのである(-_-;)限界まで攻めたくても自分の操作の精度に疑問符が付くため、ソレが原因で”あともう一歩”が攻められない、そんな感じであろうか。その事をノルドさんのスタッフと雑談の中で話したトコ、スタッフから「だったらウチのオーナーに聞いてみませんか?」と一言。ギャバンの蒸着が終わるよりも先に「イエス!」と即答したのは言うまでもあるまい(爆)
というワケで、近々もう一度ノルドさんを尋ねる予定である。正に「餅は餅屋」である。R35
を上手くドライブさせる方法を知りたかったら、R35を世界で一番速く走らせられる人に聞くのが的確だと思うからである。とは言っても、小学生に微分積分を説明しても分からないのと同様、いくらオーナーが適切な事言ってもワタクシが理解できなきゃ意味無いのであるが(笑)スタッフ曰く「オーナーがお客様のR35に乗って確かめてくれる」って話であるが、もしもソレで”トリックマスター”のセッティングは無問題→問題は全てワタクシにあるって結論が出たら、ソレはソレで怖い話であるが(爆)何はともあれこーゆー出会いは大事にしなきゃいけないと思う今日この頃であった。