アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SPEED OF DARKNESS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「毎日目を覚まして、ワールドチャンピオンになるために仕事をしないのなら、時間の無駄だよ」

By ルイス・ハミルトン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*続・走り納め

 ワタクシはサーキット走行を嗜むようになってから今に至るまで、他人を意識した事が無いのである。凄いタイムを出して皆からチヤホヤされたいとも思った事は無いし、レースに勝って皆から称賛されたいとも思った事は無い。そりゃ全く無いと言えばウソになるが、フツーのこの趣味の人のソレよりも遥かに少ないのである。ワタクシは昔も今もコレからも、考えているのは「運転が上手くなりたい」だけであり、サーキットでタイム計ったり動画撮ったりするのも、あくまで運転が上手くなるための一環なのである。だからチューニングも必要最低限で十分だし、パワーアップもしようとは思わない。そうやって得られたタイムには、ワタクシ的に意味が無いからである。


 何故チューニングやると泥沼にハマり易いかって、基礎ができてないからである。チューニングってのはあくまで応用であり、応用ってのはシッカリした基礎があって初めて成り立つモンだからである。でもって今のワタクシは、お世辞にも基礎が出来てるとは言い難い。だからR35は一番バランスの取れた状態であるノーマルで乗り続ける事にしてるのである・・・というムダに長くなりそうな話はコレぐらいにしといて(笑)早速だけどこの前の走り納めの動画である。最高気温は約9℃、個人的にはあともう少し下がって欲しかったが、贅沢は言ってらんないのである:

コレがコース図である。さて、動画の方に参るとしようジャマイカ

やっぱ気温が下がると、エンジンも途端に元気になるのである。前回は第1コーナーで最高速が275kmだったが、今回は281kmぐらいまでアップ。そのパワーアップのお陰もあってか、タイムは1分56秒5.無事自己ベストを更新し、走り納めとしては最高の結果になったのである( v ̄▽ ̄)


 でもって56秒5まで来ると、当然だけど56秒切りを意識せざるを得ないのである。最初の走行からタイヤ圧を見直して、目指すは夢の55秒台である(`・ω・´)

まぁ早朝一発目だった1本目と違い、やっぱ2本目以降となると人も増えてきたのである(^_^;)特に今月は走り納めの時期なんで、心なしか走ってる人も増えてきた感じである。ワタクシはチキンなんで他車を見ると必要以上に車間距離を開けてしまい、そのせいでアクセルも思い切って踏めず、残念ながら56秒切りは来年に持ち越しである(´・ω・`)


*整備納め

 東名と圏央道が繋がったお陰で、FSWからノルドリンク(以後ノルド)へ行き易くなったのである。昔なら東名→首都高→外環→関越道→圏央道ってなるから、FSW行った後にノルド寄ろうとは夢にも思わなかったが、開通してからは東名→圏央道ってなったので、ついでに寄ってけるようになったのである。今回寄ろうと思ったのは久しぶりだから顔見せに行きたかったのもそうだけど、一番の目的はタイヤの左右ローテーションである。R35NISMOは各種エアロのせいでフツーのトコではジャッキアップ出来ないのもそうだけど、タイヤにTPMSが埋まってるから左右交換したら再登録せねばならず、そのための機械がノルドにあるからである。


 というワケで、意気揚々とタイヤのローテーションを頼んだら・・・



何とフロントのブレーキパッドが御臨終してたのである(´Д`;)まぁ納車してから一回も交換しておらず、その間もてぎ1回、FSW2回走ったんだから、今考えると良く持った方である。もう限界まで薄くなってるし、その上熱が入り過ぎてクラックまで出来ちゃってるから、交換する以外の選択肢なんて存在しないのである。



リアはまだ余ってるけど、まぁ後使えて1回分が関&リア一式3諭吉程度なので、ついでに交換しちゃっても良いかなと考えた次第である。


ローターはこの通り全然無問題なので、引き続き使用する予定である。ショップとかがよく言う「R35の純正パッドと純正ローターは使えない」ってのは、ハッキリ言うが全くデタラメである。ちゃんと4輪均等に使う様に心がければ、負担も4輪均等に分散されるからである。モノのせいにする前に、先ずはテメェの技量を疑うべきなのである。



でもって前後タイヤである。ワタクシのヘタクソな写真編集は置いとくとして(笑)時計回りのサーキットばかりを走ってると、どうしても左側に負担が偏ってしまうので、こうして時折左右を入れ替えるのである。あと2回ぐらいサーキットで使って、雨の日は乗らないように心掛けて、その後は4輪全部交換という予定である。アライメントに関しては極端な偏りも無いので、次もこのままの設定で行く予定である。サーキットしか走らないのであれば、もう少しばかりキャンバー付けても良いのだろうが、街乗りも少々する事考えると、今がベターであろう。


パッド交換もバッチリ終了である。あとはタイヤを左右入れ替えて、TPMSの再登録をして、今年のR35は整備納めである。やっぱ街乗りの距離を減らせば、タイヤの持ちも劇的に良くなるみたいである。セカンドカー導入を決断したワタクシの度量に乾杯である(笑)


*綺麗に乗るという事

 詳しくは【整備手帳】にも書いてあるんで省略するが、ノーマルって正しい乗り方をすれば、均等に摩耗するモンなのである。考えてみれば分かる事であるが、ノーマルってのは各自動車メーカーのプロドライバーが物凄い質と量のテストを行った末に、最もバランスが良いとされたトコに設定されているのである。ソレが各メーカーが走りの威信をかけて世の中に送り出すスポーツカーならば尚更である。だからチューニングしたいのであれば、まずノーマルをちゃんと乗りこなせるだけの技量を付けて、手を加える事のメリットとデメリットをテメェが理解した上でやるべきモンなのである。そう、チューニングの主導ってのはオーナーが握るモンであり、決してショップ主導じゃないのである。


 チューニングはあくまでオーナー主導であり、ショップはその手助けをするだけ。ワタクシはそう思ってるのだが、どうやらそうでない場合も少なくないみたいなのである(´Д`)明確な目的の無いままショップへ行って、そのショップが提供するメニューに従って弄っていく。そういうトコって少なくないのではないであろうか。凄いのになるとノーマル車両持ち込んで、具体的な事は何も言わずに「この予算内で速くしてくれ」ってカネだけ出して、プロドライバーに出してもらったタイムを自慢するヤツも居るとかいないとか( ̄〜 ̄)繰り返し言うが、ワタクシは速くなりたいのではなく、運転が上手くなりたいだけ。その方針は来年も変わらないであろうことは確実な今日この頃であった。