アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DEATH OR GLORY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「同情されたがる渇望は自己陶酔。しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である」

By フリードリヒ・ニーチェ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*続・イイね?

 何ちゅーか、みんカラの【イイね!】ボタンって何のためにあるんだろうなとココ最近疑問に思うのである"o(-_-;*)ワタクシはコレを「自分が面白いと思った記事を、他の”お友達”にも紹介するための機能」だとずっと思っていたが、どうやら違うっぽいのである(笑)何百、何千という数で「イイね!」を貰ってる記事って、その殆どが共感や同情を狙ったアジテーション系の記事なのである。興味をそそるから盛り上がってるんじゃなくて、最初から盛り上げようと意識して書かれてるのである。コレについてはワタクシも前回述べたが、コレは単なる数の暴力である。感情に訴えて数を掻き集めて、質ではなく量にモノを言わせてテメェの言い分を押し通す。ワタクシはソレが気に食わないのである( ̄へ ̄井)


 たとえ1人を残して全員がその意見に賛成したとしても、その反対した1人に意見を押し付けることは出来ない。コレは「民主主義の父」と呼ばれたJ・S・ミルの言葉であり、そして日本は民主主義国家だっちゅー話である。もう一つ気に食わないのが、この「イイね!」を押してる連中って基本的に安全地帯から無責任に発言してるって点である。テメェは安全な場所にいて、何百何千という”群集”に紛れて見えなくしていて、自分からは一言も発する事無く勇気を振り絞って発言した人の言葉に乗っかってるだけ。コレが「六四天安門」でググっただけで連行されるような”お隣さん”だったらまだしも(笑)ココは言論の自由憲法で保証されてる日本だっちゅー話である。


*正論と納得

 こういうことを言うとホルホルしてるように聞こえてアレだが(笑)ワタクシは仕事だとか講演会なんかの公の場で発言する時は、必ず顔と本名と所属を出すことにしている。そうしなければ自分の言葉に重みが出ないからである。顔と名前と所属を出せば、万が一失言した時のダメージはとてつもなくデカい。だからこそ言葉選びには慎重になるし、イヤでも礼儀や義理は正さなきゃなくなるし、自分の言論にも責任が生じてくる。この重荷があるからこそ、相手はワタクシの言葉を信じてくれるようになるって話である。分かりやすく言えば、ただ単に「イイね!」ボタン押しただけのヤツの事なんか誰も気に留めないのと一緒である(爆)


 先日のネタで「正論である事と納得できるという事は別問題」とワタクシは書いたのである。では、正論を納得させるにはどうすればいいのか?答えは「正論に命を懸ける」である(笑)顔や本名や所属を出して、持論を徹底的に練って、その上で公の場に出てシッカリと質問に答える&異論に耳を傾け反論する。よーするに「コイツ持論と心中する覚悟でいやがる( ̄Д ̄;)マジパネェ」ってハッタリかまして圧倒して納得させちゃうのである(爆)何ちゅーか、リアルでもバーチャルでも毒を吐くヤツは大勢いるが、ソレを当事者の目の前で吐ける覚悟がナンボいるんだって話である。その点ワタクシはアスペルガーだから、ソコんトコ遠慮ナシに堂々と吐く(核爆)


*今月のアレ

 まぁ、表では和気藹々&裏では罵詈雑言やることで保たれている形だけの平和が良いのか、あるいは堂々と本音をぶつけ合って全面戦争するのが良いのかといった議論は置いといて、と(笑)今回はR35ネタを引っ張りすぎて紹介できなかったブツを紹介しよう:

REV SPEED (レブスピード) 2010年 12月号 [雑誌]

REV SPEED (レブスピード) 2010年 12月号 [雑誌]

特集がエアロパーツなのは良いのであるが、今に始まった事ではないがエアロ屋の宣伝みたくなってしまってるのが残念。例えばコレを「各車ノーマルの空力特性、および攻略サーキットごとのエアロパーツのセッティング法」みたいにすればもっと面白くなるんじゃないかと思うのであるが、まぁソレは高望みってモンであろう。予告を見る限りじゃ来月の特集は面白そうなので、来月号に期待するとしよう。

猫物語 (白) (講談社BOX)

猫物語 (白) (講談社BOX)

化物語」シリーズの最新作である。今までのが本編&その外伝だったのに対し、この作品からは正式な本編の続編になってるのである。ストーリーは相変わらずベタで対して面白くないのであるが(笑)相変わらずギャグが予想不能でブッ飛んでるのは流石である。この後もまだ4冊続くらしいのであるが、ストーリーは兎も角(爆)このエキセントリックでアバンギャルドなギャグが引き続き楽しめるのなら期待大である。


自由の代償

 フリーダム・イズ・ノット・フリー、訳すと「自由はタダではない」である。近代化して選択肢が増えて、昔と比べると規制もだんだん緩和されてゆくにつれて、そのタダではない自由の値段は過去と比べると相当インフレしているんだろうとワタクシは思うのである(笑)特に自分1人で好く勝手やろうと思ったら、支払わなきゃならない代償はシャレにならないのであろう。だから自由な今の世の中でも人は敢えて集まって固まることを選び、各種自由を手放すことで「自由税」を安くしようとしている。その一つがSNSであり、みんカラであり、イイね!ボタンである・・・・コレ以上は正直面倒くさいので(爆)コレまでにしたい今日この頃であった。