ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「世間で頭角を現す人物は、自分の望む環境を自ら探し求める人物であり、もしそれが見つからない時は自分で創り出す人物である」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*自販機と学園祭
例えばである、自販機で買ったジュースが一口飲んで不味かったとする。さて、ロンマニアの皆様はどうするであろうか。当然、中身は廃棄されて速攻ゴミ箱行き確定であろう。はい?( ・ω・)どんなに不味いジュースでもメーカーの人が一生懸命作ったモンなんだから、ちゃんと味わわずに捨てるのは失礼だって?冗談じゃない、ンな顔も名前も知らないヤツの苦労なんぞ知ったこっちゃない┐( ̄ヘ ̄)┌ 第一、こんな不味いジュースにカネを払わせるメーカーこそ消費者に失礼ってモンである。作った苦労を労わってほしいんだったら、そうされるに値する美味いジュースを作れって話である。
ところがコレが学園祭に出てくる、クラスの知り合いが作った手作りクレープだったら話は別なのである。食った、不味い、捨てられるか?否である。この場合、クレープの味は全く問題にならないのである。大事なのは「知り合いの店に立ち寄ってカネを落としてあげた」という事実なのである。ココで捨てようモンなら、間違いなく相手からは嫌われる。相手だけならまだしも、同じ学園に所属してる他の仲間からも「アイツは空気が読めないヤツだ」というレッテルを貼られてしまう。高かろうが不味かろうが「美味しいよ(^-^;)」と微笑むのがジャスティスなのである(笑)
*馴れ合いとSNS
何が言いたいのかというと、自販機のジュースと学園祭のクレープ、コレがオープンブログ(はてな、アメブロ、ココログなど)とSNS(みんカラ、ミクシィ、グリーなど)におけるブロクの違いである。双方とも名目上「ブログ」であるが、中身は月とスッポンなのである。まずはSNSから説明しよう。SNSに入るヤツってのは、必ずと言っていいほど何らかの「共通点」を持ったユーザー同士の繋がりになる。この「共通点」ってヤツでワイワイガヤガヤ盛り上がれるのがSNSの強みであるが、コレは同時にユーザー同士の「しがらみ」ってヤツも生み出すのである:
右も左も分からん状態でSNS(みんカラ、ミクシィ、グリーなど)に登録する
↓
とりあえず同じ趣味の”お友達”を見つけ、友達になってもらう
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友達申請が了解されたら、挨拶代わりにその人のページへ飛ぶ
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とりあえず当たり障りの無いブログに、コレまた当たり障りの無いコメント入れる
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相手側は「コメント入れてもらった」って事で、ある意味自分に対して”借り”が出来る
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その借りを返すために、今度は相手が自分のブログにコメント入れてくれる
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こうやって貸し借りのキャッチボールでコミュニケーションが進む
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そうしてるうちに、今度は自分の方が友達登録を申し込まれる&ブログにコメント入れられる
↓
今度は自分が”借り”を作られた形になるため、返すために相手のブログにコメントを入れる
↓
以後繰り返し
コレがSNSにおけるブログのシステムである。SNSを楽しんでるという人は、このコメントの遣り取りによる「馴れ合い」が好きな人なのである。SNSブロガーの興味の対象はブロガーそのものであり、趣味の話云々よりも「ブロガー同士が見えない絆で繋がってる」という状況が一番大事なのである。
SNSなんかでよく「今日の昼ご飯は○○です」だとか「今日は××行きました」だとかいう中身の無い数行のブログが間々あって、ソレに対し本文を超える数のコメントが付くことが実に多いのである(笑&実話)何てことは無い、そのブログの本質はコメントでの遣り取りの方にあるのであり、本文はあくまでコメントの遣り取りを行うためのキッカケなのである。当然「ソレがどうした?」だとか「間違ってるぞ」とかいうコメントは御法度である(爆)ブログ主&お友達は会話を楽しみたいからブログやってるのであって、真実や正義なんかアウト・オブ・眼中なのである。
*商品価値とオープンブログ
ところがオープンブログには「しがらみ」ってヤツが殆ど無い。SNSにおける「しがらみ」ってヤツは「繋がり」ってヤツと表裏一体であり、表がなけりゃ裏だってないに決まってる。SNSじゃ「同じ○○を共有してる」って事でブロガー同士の連帯感や同情が生まれる→その副産物として「遠慮」だとか「仲間意識」ってのが生まれ、厳しいコメントなどは敬遠される傾向にあるが、オープンブログにはそんなモンは殆ど無い。先程の缶ジュースのソレと一緒で、つまらないブログは遠慮なく叩かれるかシカトされる。本名も顔も趣向も分からんヤツに、同情も遠慮もへったくれも無いって話である(笑)
オープンブログのブロガーにとって一番重要なのは、缶ジュースでいうトコの味。つまりブログ内容の面白さである。何せ読者が必ずしも同じ趣向だとは限らないから大変(^_^;)てゆーか、読者の大半が自分のやってる事に興味が無いと考えた方が良い。特にワタクシのようなマイナーなネタを扱うブロガーは尚更である(笑)その「興味の無い大半の人」に対して、自分のやってる事の魅力を伝えなきゃいけないのである。最近のオープンブログにはSNS的機能が段々増えてきたものの、基本的にオープンブログの本質は「読み甲斐のある記事」だとワタクシは思うのである。
*ブログとコメント
最近こんな事件があったのである。ワタクシと同様にSNSでのブログをオープンブログとリンクさせている方がいて、その方のオープンブログの方に間違いを指摘する批判的なコメントが入ったのである。で、後日そのブロガーは反論文を書き、予想通りというか何ちゅーかSNSのコメント欄には擁護コメントのオンパレードだったっちゅー話である。そのブロガー曰く「自分の間違いは認める。でも上から目線で自分に対し敬意を示さないヤツは許さない」だそうである。ンなモン、ワタクシに言わせれば・・・
・・・である(笑)確かに相手にも非はあるが、一番悪いのは間違ったネタを提供したブロガー本人である。不味い缶ジュースに誰が敬意を払うんだって話である。悔しかったら誰もが敬意を払うような素晴らしい内容のブログを書く。ソレがオープンブログの掟であり、その批判したコメント主に対する最高の復讐である。ブロガーもコメンターもお互いに名前も顔も趣向も知らない馬の骨同士なんだから、その程度の批判ぐらい覚悟しとけって話である。ソレがイヤだったら悪いことは言わない、オープンブログは閉鎖してSNSのブログに移行した方が幸せになれる。
*ブロガーとブログ世界
ロンマニアの皆様には勘違いしてほしくないのであるが、別にワタクシはSNSでの馴れ合いブログが悪いと言っているワケではない。ただ単に元々繋がりが希薄なオープンブログ出身で「ブログ記事は面白くてナンボ」を信条にやってきたワタクシとしては、コメントの遣り取りとブロガー同士の繋がりがメインのSNSはトワイライトゾーンに入り込んだような違和感がするってだけの話である(笑)みんカラを始めて5年、ミクシィを始めてから4年経ったが、未だにみんカラでのコメントの遣り取りは苦手である(´〜`ヾ)ミクシィに至っては開店休業状態である(爆)
てゆーか、今更ながら「う〜む、何故ワタクシのブログにはコメントが少ないんだろうか(○ ̄〜 ̄○;)」 の答えが分かったのである。何て事はない、ワタクシが他の方のブログにコメントしないからである(笑)リアルのワタクシを良く御存知のロンマニアの方なら、ワタクシが本来どういうヤツかは御存知であろう。何ちゅーか、バーチャルを突き詰めれば限りなくリアルに近づいてしまうってオチである(爆)とは言っても、ホントに面白い内容ならオープンSNS問わずウケる→ウケないのは単にワタクシのソレが面白く無いって事であるから、今後も精進を怠るワケにはいかない今日この頃であった。