アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「過去の過ちから役に立つ教訓を引き出すためと、高価な代償を払って得た利益を得るためでない限り、決して過去を顧みるな」

By ジョージ・ワシントンアメリカ合衆国初代大統領)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ホットハッチは(・∀・)カコイイ!!

 ただし外車限定であるが(笑)ワタクシが以前から目を付けていたルノー・メガーヌRSであるが、めでたい事に【来年2月より日本にも導入される】との事なのである。値段さえお手頃だったら・・・・385諭吉ですか大変ありがとうございます(爆)何ちゅーか、メガーヌRSにしろ【VW・シロッコ】にしろ、ワタクシがセカンドカー候補として眼を向けるホットハッチってドレもコレも値が張るから困るのである(-_-;)何ちゅーか、外車ホットハッチとGRBとを天秤にかけて、ソレで後者に傾く理由は分からんでもないのである。ある意味「萌えてナンボ」のスーパーカー&スポーツカーとは違って、ホットハッチは「信頼性」とか「実用性」だとか「コスパ」だとかが勘定に入るからである。ンでもって、その3分野において日本車は最強だからである。


 ワタクシが欧州ホットハッチが好きな理由は、ズバリ「カコ(・∀・)イイ!!」の一言に尽きる。こう言っちゃアレだが、カッコ良い日本製ハッチバックを探すのは、美味いイギリス料理店を探すのと同じようなモンである(笑)たかがデザイン、されどデザインである。クルマ好きにとってのクルマってのは、いわば自分の分身である。ナルシストでなくてもカッコ良い自分には惚れ惚れするモンだし、自分がカッコ悪ければ自己嫌悪を覚えるモンである。ワタクシに欧州ホットハッチが似合うかどうかは別として(爆)実用性とかコスパとかはアジアンカーにどうせ追いつかれるのだから、ホント日本車はデザインをもっと頑張ってほしいのである。


神ゲーの狭間

 最近忙しくてしょーがない。無論、仕事でではない(笑)最近ハマってるゲームが神ゲー過ぎて生きてるのが辛いのである(爆)GT5?勿論そうであるが、最近更にもう1タイトル増えたからシャレになっていない:

2010年度怒涛のゲーム攻勢・その7である。やる前から神ゲーの予感がしていたが、やってみたら想像以上に神ゲーだったって話である。コレで【グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ】【レッド・デッド・リデンプション】、【グランツーリスモ5】に続いて今年4本目の神ゲーである。どんなゲームがと問われたら、こんなゲームである:

前作【アサシンクリードII】の続編であり、ゲームの内容的には「II−2」といった感じであろうか。ストーリーは16世紀初頭のローマ&実在の人物を元ネタにした悪の権力者vs正義の暗殺者といったモンであるが、実はコレ「全地球を支配するほどの力を持つオーパーツを巡って、何千年も昔から戦い続けている二大勢力の戦いの中のほんの一部」というとてつもなくスケールのデカい話の中で成り立ってるゲームなのである(^_^;)中世ルネッサンス期、現代文明、SF。一見バラバラに見える世界観が、1つのゲームの世界の中で共存しているのである。


*操作性と良ゲー

 このゲームは所謂「箱庭系ゲーム」と呼ばれるジャンルの1つであり。箱庭系ゲームの魅力は散々述べてきたので省略(笑)とにかくあの美しいグラフィックで生き生きと描かれたローマの町を縦横無尽に駆け巡り、自由度の高いマップで知略を巡らせてターゲットに接近し、爽快感抜群のハデなアクションでクールにスマートに暗殺する。ちょっと危ない響きだが、ソレが最高に気持ち良いのである(爆)繰り返し言うようだが、この手のゲームは「自分の事は自分で考え、テメェのケツはテメェで拭く」って考え方が希薄な日本人には作れっこない。


 もう一つ素晴らしいのが、こーゆーハデなアクションが実に簡単に繰り出せるって点である。ボタン配置や操作方法が実に理に叶ってるから、ホントは複雑なんだけど簡単に操作出来ちゃうのである。あとはコントローラー操作に対するレスポンスが素晴らしく、アタマん中で「こうしたい!」って思ってコントローラーを動かしたら、大概その通りに動くのである。操作性の悪さだとか複雑さってのは、多かれ少なかれストレスになる。俗に「クソゲー」と呼ばれるゲームが投げつけられるのは、大概こーゆートコでのストレスの集積である。クルマなんかでもそうであるが、ストレスなく動くってのは大事なのである。


*クルマとゲームの関係

 昔のゲーム観は今時のクルマ観と似たようなモンがある。つまり「日本製=小さいけど緻密で出来が良い」「外国製=大きいけど大雑把で完成度が低い」というステレオタイプな見方である。クルマの方は外車所有した事ないのでまだ良く分からんが、少なくともゲームだけは最早違うとワタクシは断言できる。世界観も緻密さも完成度も、今や洋ゲーの方が上である。ワタクシが上記に4本挙げた神ゲーの内3つが洋ゲーであり、残る1つの和ゲーも欧米市場をターゲットにして製作されていることからも、元々リアルタイムのファミコン世代→バリバリの和ゲー派であったワタクシが如何に洋ゲーに傾いてる&和ゲーを絶望視してるかがお分かり頂けると思う。


 簡単な話である。たとえ壊れやすくて完成度が低かったとしても、フェラーリやベンツが日本車に劣る原因にはならないのと一緒である。ゲームもクルマもそうであるが、一番大事なのはユーザーに与える「世界」であり、本来「完成度」だとか「信頼性」ってのは二次的に発生するモンなのである。で、もしもフェラーリやベンツが日本車並みの品質を値段を得たらどうなるかって話であり、今の洋ゲーが正にその状態なのである。クルマは排気量だとかサイズだとかの関係で値段は同じにならないが、ゲームは値段が同じ→「和ゲー\(^o^)/オワタ」って話である(笑)何ちゅーか、日本のクルマ界もゲーム界も、日本人の鎖国的メンタリティーで辛うじて生き永らえている事に早く気付いてほしい今日この頃であった。