ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ニーズを書き出すだけでは、ニーズを満たしたことにはならない。しかし、ニーズを書き出してはじめて、望む成果を得るための必要な条件を知ることができる」
Ｂｙ ピーター・ドラッカー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ソニーの救世主
かつてウォークマンとかでイノベーションの最前線を突っ走ってたソニーは今や昔の話(￣〜￣;)今や【旧本社を売っ払ったり】とか【事業を切り売ったり】とかロクでもない話しか聴かなくなって久しい次第である。ワタクシもガキの頃はソニー製品に大変世話になってたんで、今のこの為体は悲しい限りである(´・ω・｀)昔は「我が家の電化製品≒ソニー製」ってぐらいワタクシの実家にゃソニー製品が溢れていたが、今のワタクシん家にあるソニー製品はPS3とPS4だけである。当然、ソニー銀行にゃビタ一文たりとも預金してないし、自動車保険は意図的にソニー損保を避ける事にしている（笑）イノベーションの無いソニーなんぞ、タコの入ってないタコ焼きみたいなモンである。
が、どうやら【PS4が世界中で６００万台売れた】事で、どうやらソニーは救われるっぽいのである。何せXBoxやWiiUをブッ千切ってゲームハード戦争に一人勝ちする状況になったのだから、プレステ黄金時代再びである。人の集まるトコにカネが集まる、コレはビジネスの鉄則である：
ユーザーが集まってくる
↓
当然、ソフト会社も最高のゲームを以って参戦してくる
↓
ゲームだけじゃなく、周辺機器や各種アプリのメーカーも集まってくる
↓
メーカーが集まれば集まるほど、ユーザーも更に集まってくる
↓
本体そのものは赤字でも、ロイヤリティー諸々でボロ儲けできる
↓
(ﾟдﾟ)ウマー
ってワケである。そう、知ってる人は知ってると思うが、あんだけの図抜けたスペックのマシンをあの価格で売ってるんだから、PS4本体は赤字なのである。しかしまぁ、この大成功か大失敗しかないギャンブルに、ソニーもよくぞ挑んだってモンである(^_^;)何はともあれ、コレからPS4には一攫千金を狙って様々なメーカーが集まってきて、切磋琢磨しながらワタクシ等を楽しませてくれるであろうから、そんだけでもうワクテカするってモンである。
＊３ドアは何処
話は変わって、今ワタクシが関心を抱いてる事の中に「セカンドカーの購入」があるのである。以前R35NISMOのハンコ押しに行った時、担当さんから【日産ビッグバリュークレジット】の話を聞き、ふと「セカンドカーはコレで買えばいいかな(^▽^)」って思ってしまったのである（笑）流石にファーストカーはサーキット行ったり（必要ならば）チューニングしたりするからアレなのだが、下駄として使うセカンドカーならアリなんじゃないかなと思ったのである。昔乗ってたGDBは街乗りとサーキットの両立が余裕だったけど、R35は流石にきつくなってきてるのである(^_^;)でもってNISMOやソレ以降になると、更にきつくなるんじゃないかなと思うのである。
だからこそ、街乗りにより近いセカンドカーの出番なのである。小さくてそんな高くないクルマならば維持費含め月々１諭吉以下で何とかなるし、ファーストカー程のこだわりも無いから３〜５年で気軽に乗り継げるってワケである。でもって、ワタクシの要求する仕様は次の通りである：
- 大きさは欧州Bセグメントほど
- ３ドアのホットハッチ
- ３ペダルMT
- できればニッポン車
取り敢えずこんな感じである。やっぱ小回りや狭い道を楽々通れるBセグのが街乗りじゃ便利だし、ワタクシは独りモンだからドアは３枚あれば十分だし、こーゆー小さくて軽いクルマこそ３ペダルMTで乗るのが楽しいのである。あと外車も最近は故障し難くなっては来てるものの、やっぱ信頼性においてニッポン車を上回るモンは無いと思うのである。
クルマ属性のある察しの良いロンマニアの方ならば、ワタクシの抱える悩みが即お分かりになっただろうと思うのである。そう、今のニッポン車ラインナップにゃ、上記を満たす車種が存在しないのである(-_-;)大きさならば全く以って探すのに苦労しないし、３ペダルMTだって数は少ないが存在する。が、３ドアが全然無いのである(-_-#)どのメーカーのどの車種を見ても、ハッチバックは５ドアしか存在しない。３ドアは売れないから、ラインを２つ並行させるとコストがかかるから、ニッポン向けには作ってない？ンなモンはテメェの都合であって、客の要望じゃないっちゅーのヽ(`Д´)ﾉ乗る人がいないのに後部座席と後部ドアなんて、この上なく空しいジャマイカ（笑）
＊お客様不在の市場
ワタクシが今のニッポン製品に一番文句言いたいのは正にココであるo(｀ω´*)o一見ニッポン製品は至れり尽くせりで客に精一杯サービスしてるように見えるが、その実「売り手に都合のいい商品しか売らない」が本質なトコである。先程のハッチバックのソレが良い例であるが「売れないからは作らない」ってのは売り手側の論理でしかないのである。ホントにお客様第一ならば、たとえソレを欲しがる客が１００人に１人しかいなくたって、ソレを強烈に求めるのならば応えるべきだとワタクシは思うのである。１００人に１人しかいないのなら切り捨てて、その分を残り９９人に回した方がコストパフォーマンスが良い。何故企業側の勝手な都合に消費者が合わせなきゃならんのだって話である(￣へ￣)
まぁコレはひとえに、ニッポン市場の特殊性によるモンだと思うのである。内需が圧倒的に熟成されてて、ニッポン製品の質が良過ぎるから、ニッポン人にゃ「ニッポン製品以外を使う」って選択肢があっても選ばなくなってるのである。だから企業側に「ソレやるとウチも苦しいんだから許してよ。ニッポン製品が無くなると皆さんも困るでしょ(´∀｀)」って言われると、消費者側も「しょうがないなぁ(´∀｀)でもニッポン製品が無くなる事を考えたら、コレぐらい我慢できるか」になっちゃうのである。現にニッポン車からMTや２ドア３ドアが絶滅しつつあっても、消費者が外車に大勢流れたって話は皆無である。でも外車のシェアが年々増え続け、上記PS4も徐々に洋ゲーが主力になってる事から、今後はそうもいかないと思う今日この頃であった。
