ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「本物の変化とは人が行うことであり、流行とは人が言うことである」
By ピーター・ドラッカー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*獲って獲られて獲り返して
マルチプレイ面白過ぎワロタ。ようやく【アサシンクリード・ブラザーフッド】のシングルプレイをクリアして、ついさっきマルチプレイに手を付け始めたのであるが、コレが中々面白いのである。一言で分かりやすく言うと「オンラインで鬼ごっこ」である。文章だと分かりづらいので、画像を貼っておくとしよう:
一応、動画の方に解説があったと思うが、何が何だか分からん人のためにルールをまとめてみた:
- オンライン内のマップの中に、8〜10人のプレイヤーが存在している
- 其々のプレイヤーには暗殺するターゲットとなる他プレイヤーが存在する。つまり各プレイヤーは狙う側であるのと同時に、狙われる側でもある。
- ターゲットを暗殺すると得点がもらえる。より暗殺者らしく(相手に気付かれず、背後から、走らずに)暗殺すればより高得点。
- 制限時間は10分。その間、プレイヤーは何度やられても復活できる。
- この10分間にどれだけ点数を取れたのかを競う。
という感じである。このモードでは1対1の個人戦であるが、他にもチームを組んでの団体戦も存在するのである。また、ターゲットを暗殺することでゲットした得点に応じてレベルアップすることができ、レベルアップするとゲームに有利な様々な技(遠距離攻撃用のナイフやピストル、時間差攻撃用の毒薬、追っ手の目を眩ますための煙幕など)がゲットできるようになっているのである。
*マンツーマンの魅力
察しの良いロンマニアの方なら何が面白いかがお分かりになるであろうが、マルチプレイの魅力は「暗殺するスリルと暗殺される緊張感」と「人間同士の駆け引き」である。正確無比だけどプログラミングしたようにしか動けないコンピューターとは違い、相手は正確さでは劣るが臨機応変の効く人間である。各々が全く違う人間だから、誰がどういう形で仕掛けてくるかが分からない。でも正確無比なコンピューターとは違って人間には”穴”があるから、その”穴”を見つけ出して突けば勝てるのである。しかも遊び込むに従って新しい技をゲットできる→新技を用いることで駆け引きの幅や深さはドンドン増すから、そう簡単には飽きないように出来ているのである。
生憎今は正月→サーバーが混んでるせいか中々遊べないが、コレは奥が深いのである(^_^;)何ちゅーか、サバゲーと良く似てるのである。一見反射神経や運動能力が重要に思えるが、実は8割以上が頭脳戦や心理戦が占めるトコがである。高レベルの人になると身を隠すのが抜群に上手いから、追う立場になって探しても何処にいるのかが全く分からない。ンでもって追われる立場になると、どれだけ警戒していてもアッサリと背後に回りこまれてグサリ。ソコで悔しさを飲み込んで敗因を研究して、やられても瞬時に復活した次の機会に新しい戦略を試すことができる。この間合いの取り方が絶妙だから、勝っても負けてもまたチャレンジしたくなっちゃうワケである。
成程、今オンラインゲームが最盛期を迎えてるワケが非常に良く分かるのである。よーするに、相手が人間だから飽きないのである。よっぽど仲の悪い相手でない限り、他人と一緒に何かを共有する事に飽きることは殆ど無いであろう。ンでもって、人間関係がほぼ固定している職場や学校とは違い、オンラインは常に人が流動している→常に新しい状況で他人とワイワイガヤガヤできるのであるから、楽しくないワケがないのである。ワタクシは予言する。ケータイアプリがそうであるように、ゲームのオンライン化は益々栄えることはあっても、衰退することはまず無いであろう、と。
*復活!?本の虫
読書楽しすぎワロタ。とは言っても、今回はマンガだとかラノベだとかクルマ本だとかそんなんではない(笑)先日ドラッカーの「マネジメント」買ってきて読んで、久々に萌え・・・ぢゃなくて燃えたのである(爆)何ちゅーかメトロノームの振り子よろしく、昨年は「軟派」方向に思いっきり傾いていたのである。ソレが今回その反動で反対の「硬派」側に首を振りつつある、そんな感じであろうか:
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昨年ずっと軟派なモンばっかり読んでいたせいか、こーゆー本が出版されていた&結構売れていたことを全く知らなかったのである(笑)昨年同様に今年も講演や相談の以来が多くなりそうなので、その際にこの本をネタに出される可能性も結構高そうなので、念のため読んでおいた方が良さそうである。
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
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結構なベストセラーだったにも関わらず、昨年はずっと軟派だったんで気にも留めてませんでした、ハイ(笑)ワタクシはこーゆーお堅いマクロな議論は大好きである。正義っちゅーモンを掲げるのは簡単である。が、自分の掲げる正義の正当性は何処から生じているのか?その正義を貫くことによるメリット&反故にすることにより生じるデメリットとは具体的に何なのか?他人の掲げる全く方向性の異なる正義に対し如何に反論していくか。そーゆー事をマジメに考える機会ってリアルでも殆ど無い。何ちゅーか、こーゆー講義をフツーにやってるアメリカの大学が正直ウラヤマシス。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
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勿論、こーゆー軟派なモンを全く読まなくなったワケではないので安心して欲しい(笑)オンラインゲームと比べて改めて分かったことなのであるが、やっぱワタクシは1人で本読んだりゲームしてるほうが好きなのである(爆)オンラインゲームも最初は良いかもしれないが、人間関係に深くコミットしだした途端ややこしさ&理不尽さに納得できなくなってしまう、そんな希ガスのである(^_^;)オンラインも良いが、やっぱ基本としてはリアルでのフェイス・トゥ・フェイスが一番良い。そう思わざるを得ない今日この頃であった。