MECHANIZE

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「多くの人が答えのみを求める生活をしている。だからこそ自分で考える癖を付けて、最善解にたどり着く執念と勇気を持つ人間が強くなるんだ」

Ｂｙ　大前研一

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊インフォメーションとインテリジェンス

　古参のロンマニアの方にはお馴染みのネタであるが、新参のロンマニアの方のためにも再度説明しよう。ワタクシは「情報」って言葉を２つの意味で捉えている。サブタイにも有るように「インフォメーション」と「インテリジェンス」である。料理に例えると「インフォメーション＝材料」「インテリジェンス＝料理」といったトコである。上等な食材であろうともソレをそのまんまじゃ食べないけど、逆に言えば多少質の劣る食材でも調理次第では結構食べられるシロモノになる。ワタクシはそう考えているのである。インターネット全盛期の２１世紀になって一番思ったことは、インフォメーションの量が劇的に増えたのに対し、インテリジェンスの質は格段に落ちたんじゃないかという事である。

　今回の地震にまつわる一連の報道＆ネット内での色んな動きを見て、ワタクシの疑心は確信に変わったって話である。無闇矢鱈に「要拡散」とかいうタグをつけて回されるブログやチェーンメール。ただひたすらに現地の映像と政府関係者の発表を垂れ流すだけのマスコミ。パニックに突き動かされるがままに生活用品を買い占めてガススタンドに並ぶ人達。インフォメーションは山ほどあれどソレを取捨選別するためのインテリジェンスが無いから、結果として情報に踊らされているのである。何ちゅーか、自分で考えて自分で決めるって、実は物凄い不安感と孤立感がするのである。だから皆考えたくないんだろうなと思うのである。

＊平常試運行

　本日の牛久であるが、よーやく水道＆ガス＆電気で役満である（笑）少ないながらも町には明かりが灯ってきて、気が付いたら常磐道が首都高⇔水戸まで復活→物流が回復したせいか少ないながらもスーパーやコンビニにモノが回り始めたのである。とは言ってもガソリンはまだ品薄なせいか、クルマの量は少ないままなのであるが(^_^;)この時期にこう言うのはアレであるが、被災者の支援に差し支えない限りはカネやモノをガンガン使った方が良いとワタクシは思うのである。カネ回り＆モノ回りが鈍り過ぎて日本経済そのものが停滞してしまったら、ソレこそ本末転倒だとワタクシは思うのである。

　町も徐々に平常運行に戻ってきたので、ワタクシもそろそろ平常運行に徐々に戻していこうかと思うのである（笑）とは言っても「○×サーキットで自己ベスト更新v(o´∀｀o)v」とか書こうモンなら「ただでさえ貴重なガソリンで何やっとるんじゃ(#ﾟДﾟ)ゴルァ！」なので（爆）ココは最もエコ（？）な読書ネタで行くとしよう。とは言ってもワタクシの読書なんて・・・

新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)

・・・所詮こんなモンである（笑）何時の間にかナンバリングが取れて新シリーズに移ったのであるが、ストーリーの進め方は「流石」としか言い様が無いのである(^_^;)以前のシリーズで広げに広げまくった大風呂敷が見事に畳まれてるのである。コレぞ正に「インテリジェントな文章の書き方」の良いお手本である。作者の知識や文章力やボキャブラリーは大した事は無いけど、ソレを組み合わせて面白いストーリーを作る技術がハンパ無いのである。作者曰く「コレで漸くストーリー半ば」だから、まだまだ当分楽しめそうである。

花×華（3） (電撃文庫)

多分誰も解説を必要としていないだろう＆ワタクシもするつもりはないので省略（笑）この作者の前作である「護くんに女神の祝福を！」が結構好きだったのと、今作のイラストが気に入った。後にも先にもコレだけである（爆）

＊予言

　ワタクシは予言する。１つ、震災が一段落したら民主党政権は終わるであろう。２つ、震災が一段落したら今のハイブリッドカーと自転車ブームが益々加速する＆スポーツカーは更なる氷河期に突入するであろう、と（笑）１つ目は最早説明の必要は無いと思う。どんな分野でもそうであるが、リーダーってのは非常時での指導力こそが真骨頂なのである。もしも民主党政権がこの震災においてバリバリのリーダーシップを発揮できれば、恐らく今頃は全ての失点をチャラにしてお釣りが出ていただろうと思うのだが、ご存知の通り常時と同じく右往左往して完全にボロを出しただけである。

　２つ目は実際に体験して感じた事である。いざガソリンが値上がりする＆入手困難になると、改めて燃費が良い事の重要性を思い知るのである(^_^;)かと言って電気自動車はまだインフラ不足で種類も殆ど無いので、自ずと実績のあるハイブリッドとチャリに軍配が上がるワケである。ンでもってこの地震で経済も無事じゃ済まないから、益々持ってスポーツカーみたいな恰好品にカネを使う人間は減ってゆき、サードパーティー（パーツ屋、チューニング屋）は更に厳しい状況に立たされるであろう。が、例えそーなってもワタクシは走るのを止める気ナッシングなんで（笑）その場合は何の費用を削るかを必死で考えてしまう今日この頃であった。