アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FLIP YOUR WIG

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「真実が靴を履こうとしている時、嘘は既に世界の半分に広まっている」

By マーク・トウェイン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*SNSは苦手

 一応ワタクシはTwitterにもFacebookにもMixiにもアカウントを持っているが、お世辞にも使いこなせているとは言えないのである(━_━)ゝ本命であるココ(はてなダイアリー)にRSSでリンクさせて、ココでアップした記事のURLを自動で貼り付けてるだけであり、本来の使い方である「シンプルで短い言葉のキャッチボール」については殆ど用を成していないのである。理由は簡単、ワタクシは短い文章がてんでダメなのである(笑)読むのも苦手だし、書くのも苦手である。140文字前後のVerbal(言語的)な文字の羅列の中には1000文字相当のNon-verbal(非言語的)なニュアンスが含まれているのであろうが、ワタクシには後者が読み取れないって話である(^_^;)


 ご存知のように、ワタクシはアスペルガーである。その特性ゆえにコミュニケーションの78%を占めるといわれるNon-verbal(非言語的)なメッセージが理解困難である。じゃあ、どーやって言語外のニュアンスを今まで読み取っていたかというと、文章から推測していたのである:

  • 好んで引用される作家や作品、ソレに言葉の言い回しなど → 相手が受けた影響や嗜好から性格や哲学や主義主張を理解し、相手の思想の大まかなバックボーンを推測する。
  • 用いる単語やボキャブラリーの質とその使用法、誤字脱字の有無 → 相手の教養レベルや理解能力を推し量り、ソレに合わせてレスを返すのに役立つ。
  • 文章における起承転結やまとめ方、及び文章外での演出のやり方 → 相手の頭の回転の速さやトルク、ソレにセンスの有無を垣間見ることが出来る。

とまぁ、こんな具合である。つまり、相手の文章(話)が長ければ長いほどソレらが推測しやすくなるから、ワタクシにとって都合が良いのである。その点、ココ(はてな)とみんカラは文章が長くなるからやり易いのである。ンでもってワタクシが文章長くないと相手の事が分からないのと同様に、ワタクシも文章を長くしなければ相手に言いたい事を伝えられないのである。


 そーゆー事である。つまりTwitterFacebookはワタクシにとって文章が短すぎるのである。相手の言語が短いから言語外の言い分が理解し難く、そのためコミュニケーションのキャッチボールが成り立たないのである(^_^;)ンでもって、ワタクシはワタクシで言いたい事を簡潔にまとめられないから、自ずとキャッチボールクラッシャーと化してしまうのである(笑)言い換えれば、目隠ししてキャッチボールするようなモンである。相手が何処に投げるのかが分からないし、自分からも的確にボールを投げ返すことが出来ない。ただRSSを使って一方的に四方八方投げてるだけなのである(爆)


*世代交代とは

 だから何ちゅーか、ワタクシはオフ会も苦手なのである(^_^;)アレこそ正に「シンプルで短い言葉のキャッチボール」なのだから、ワタクシは手も足も出ないってオチである(笑)でも出会いは重要なので、情報だけは集めておくとしよう:

[rakuten:book:14430640:detail]

特定の車種の専門雑誌の場合、大概は最新車種が表紙なのである。インプレッサの専門誌の表紙はGRB(&GVB)だし、ランエボ専門誌の表紙はCZ4Aである。が、このGT-R専門誌の表紙を飾る事が多いのは未だに第二世代(BNR32BNR34)である(-_-;)まぁ何ちゅーか、第二世代のオーナーからすればR35は「名前が同じな別のクルマ」なのであろう。GRB&GVBはGDBの、CZ4ACT9Aの、Z34Z33の「正常進化系列上にある後継車種」である。同じ基本レイアウトをしており、同じような乗り方ができ、同じようなチューニング理論が通用し、ソレより何より価格帯や車格が同じ→前記の理由もあり簡単に乗り継げるから世代交代が上手く行ってるのである。


 が、第二世代GT-R(BNR32BNR34)と第三世代GT-R(R35)は基本的に全く別物である。基本構造が全く違うから同じチューニング理論が通用しないし、価格帯も車格も上がってしまった→第二世代と同じ感覚で乗れないから、第二世代オーナー達が乗り継ぎを躊躇ってるのであろう(^_^;)あとは値段である。第二世代も確かに高かった(当時のインプ&ランエボの約2倍)が、ソレでもフツーのサラリーマンが頑張ればギリギリ何とかなった価格である。が、R35はそのギリギリの額を余裕で超えてしまった上に、別途で目の飛び出るような維持費を要求される。そりゃ世代交代が思うように進まないワケである(~ヘ~;)


*上手い文章と日常会話

 話は変わって、長い話を飽きさせずに読ませるにはどうすればいいか?上手い文章を書けばよいのである。では、上手い文章を書くためにはどうすればよいのか?上手い人をパクればいいのである(笑)たった1人の文章をそのまま真似るのはパクリだが、1000人のソレを上手くミックスさせて盗めばオリジナル。コレがワタクシのジャスティスである(爆)

花物語 (講談社BOX)

花物語 (講談社BOX)

ワタクシがラノベを好むのはワタクシ自身が萌え豚なのもそうであるが(笑)文章の書き方の参考になるからである。純文学でも別に構わんのであるが、ソレだと大層過ぎて、日常的な会話には使えないのである。ンでもって、ワタクシが交わす会話の99.9%が日常会話なのであるから、この時点でラノベの大勝利なのである(爆)


グローバル化におけるコミュ力

 21世紀はコミュ力の時代である。ワタクシは常々そう思うようになってきたのである。某経済評論家が「子供たちが学校で詰め込まされてる教育の内容なんてものは、今や500円の記憶媒体に全て収まる。だから学歴至上主義は終わる」と言っていたが、その通りだとワタクシも思う。が、だからと言って勉強しなくてもよいのかと問われたら、答えは「ノー」である。今度は500円の記憶媒体に詰め込まれた情報を上手く使う能力、つまりインテリジェンスがモノを言う世界になるであろう。コレはある意味、時間さえあれば詰め込めた&詰め込めれば何とかなった従来の学歴社会よりも厳しく残酷になるんじゃないかなとワタクシは思うのである。


 勿論、インテリジェンスを持った人間は学歴を持つ人間よりも更に一握りで、その間地球の総人口は益々増えるばかりである。では、インテリジェンスを持っていない場合はどうすれば良いのか?答えは「インテリジェンスを持つ人と仲良くなって、その人に何とかしてもらう」である。特にグローバル化&ネット化が進んだ今、コミュ力はヘタしたらインテリジェンス以上の武器にすらなるのである。そんな時代の中、オフ会でロクに会話も出来ない、生来のキャッチボールクラッシャーであるアスペ持ちとして生まれたワタクシの不幸を嘆かずにいられないって話である(笑)でも地球が回り続ける以上何とかしなきゃいけないので、今後もツイッターフェイスブックやオフ会も続けていくであろう今日この頃であった。