アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WAGES OF SIN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「会社をリストラされたとき、そのこととどう向き合うかで人の値打ちは決まる。ただ辞めさせられるのか、オレをいらねぇ会社ならオレもいらねぇと自分から辞められるか。この2つは決定的に違う」

By 山本一力


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*車高の低さは知能の低さ、重心の低さは敷居の低さ

 何らかんらでワタクシ的に気になるFT-86/FR-Sであるが、新展開があったみたいである。ココに来てスバルが【発売は来年春&STIやターボやハイブリッドもアリ】と発表したのである。正直な話、2リッターのNAなら1200kg以下じゃないと厳しいと思っていたが、ターボなら1300kgまでなら許容してもいいと思ってる。でもって、いつの間にか動画も出てきたのである:

感想を一言で表すなら「コレ何てスープラ?」といったトコであろうか(笑)ちょっとメタボな2ドアクーペ&デカいリアウィングってのが、何となくスープラを連想させるのである。今のスポーツカーは床下でダウンフォース稼いでナンボ&最高速とスタイリング重視でリアウィングは小さくしてるか収納自動可変式にしてるのが殆どであるから、あからさまなリアウィングは今じゃ逆に珍しいのである。コレで軽くて安ければ、ジムカーナやミニサーキットにピッタリである。


*世界はヒーローを求めている

 さて古き良き時代の終わりを告げるニュースがまた一つ舞い込んできたのである(-_-;)こーゆーニュースを見かけるたびに「コレを見てあの時の感動をリアルタイムで思い出すってことは、ワタクシも相当なオッサンなんだなぁ〜(´・ω・`)」と感傷に浸りたいのは山々だが(笑)そうも言ってられない。何せ【あの高橋名人がハドソンを退社する】のであるから、そりゃ本来のネタを取り下げるを得ないのである。ココで衝撃を受けたモニター前のロンマニアの貴方っ!m9( ゚д゚)ワタクシ同様にオッサン/オバサンなのですね分かります(爆)

 高橋名人を知らない若いロンマニアの方のも結構いらっしゃると思うので、簡単に解説しよう。高橋名人ってのはハドソンの社員であり、ファミコンブーム初期に人気を牽引した立役者の一人である。当時小坊だったワタクシはリアルタイムでこの時代を体験していたから、その熱狂は今になっても覚えているのである。どれだけ人気があったのかというと、当時人気を二分していた毛利名人と共に映画を作ってしまったほどである:


その他にもゲームやアニメやマンガの主人公になったり、アルバムも数多く出していたりするのである。無論、出演したテレビ番組は数知れず。ネットもケータイもBS&CSも普及していなかったあの時代に、今をときめく初音ミク以上のメディアへの露出を、イケメンでも何でもない三次元の男がしていたのである(笑)その事から、あの当時の高橋名人人気の凄まじさがお分かり頂けると思うのである。


 ウチの”師匠”曰く「ブームを決定付けるのはヒーローの存在だ」との事である。プロ野球長嶋茂雄、プロレスと力道山、F1とアイルトン・セナ、ドリフトと土屋圭市。ブームが起こり、絶大な支持を得て、ブーム終了後も文化として定着するプロセスには、必ずと言って良いほどヒーローが存在するのである。でもって、ゲームの場合は高橋名人がソレなのである。ファミコン創世記に高橋名人を見た子供がゲームに熱中し、ブームが去った跡もゲームを続け、そして大人になった時に自らが新たなゲーム人気の牽引役となる。高橋名人は「ゲームを文化にする」という意気込みのもとで名人の仕事を引き受けたと言うが、その目的は立派に果たされたとワタクシは確信している。何はともあれ、高橋名人ホントにお疲れさまである。


*夏草や 兵どもが 夢の跡

 今じゃハドソンもコナミの完全子会社であり、桃鉄とケータイアプリを細々と作るだけの死に体メーカーである。ファミコン&ハドソン&高橋名人全盛期には「ハドソンは将来、世界一のゲームメーカーになる」と予言していたのであるが、やはりワタクシにゃ預言者の才能が無かったって話である(笑)でもまぁ正直な話、高橋名人に関しては何の心配もしていない。あれだけの人なんだから、ハドソンを去っても引く手数多に決まってるからである。てゆーか、ヤバいのは寧ろハドソンではないであろうか。ハドソンの肩書きが無くったって高橋名人高橋名人であるが、高橋名人のいないハドソンってのは、ジョン・ボン・ジョヴィのいないボン・ジョヴィ以上に価値が無い希ガスのである(爆)


 あの当時にゲームの洗礼を受けたワタクシは、今更説明の必要も無いぐらいゲームをやり続けている(笑)だが何ちゅーか、熱くなれないのである(^_^;)ゲームは大好きで今でも楽しいと思うのであるが、あの時のように熱中出来なくなっているのである。昔はゲームソフトを1本買ったらソレを骨の髄までしゃぶるが如く遊び込んだモンであるが、今は美味しいトコだけやってお終い。例えるなら、デートで食事したりだとか映画観たりとかを一切せずホテルへ直行する、そんな感じであろうか(爆)今のゲームがソレに値するほど面白くないのか、あるいはワタクシがゲームでは満足できないほど成長したのか。多分10000人のロンマニア中9999人が「強いて言うなら前者。後者は絶対ありえない」と答えるだろうから(核爆)真実を知らされる前に撤収するに限る今日この頃であった。