ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「信頼関係を築くうえで、大切なのはギブ・アンド・ギブの精神です。”これだけしてあげたから、同じだけ返してほしい”という見返りばかり求めると、相手は去っていきます」
By ジョセフ・マーフィー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ドラゴンクエストの魅力
あの頃のファミコン少年は皆そうだったんだろうけど、ワタクシもドラゴンクエスト(以後ドラクエ)シリーズでロールプレイングゲーム(以後RPG)に本格的にハマったクチである。ワタクシは1作目からリアルタイムで全盛期を経験してきたから分かるのであるが、ドラクエが出てきたときの衝撃はハンパなかったのである。あの当時の「RPG=ごく一部のマニアがやる高難易度のゲーム(例:ウルティマ、ウィザードリィ)」っていう概念をブチ壊して、誰にでも受け入れられるゲームに変えてしまったのである。何ちゅーか「日本のモノ作りココにあり」って感じで、当時の洋ゲー荒削りで理不尽な部分をリファインし、ソコに今までのファミコンゲームでは珍しい概念を取り入れたのである。
ドラクエと他のファミコンゲームは何が違ったか?ワタクシの答えはズバリ「イラストと音楽」である。後に世界的マンガ化になった鳥山明のイラストを採用し、すぎやまこういち氏による音楽を取り入れたトコである。当時単調なピコピコ音が主流だったあの時代に、ココまで本格的なBGMを使っていたのである:
RPGという概念がまだ普及してなくて、長くても1〜2時間で終わるゲームが主流だったあの時代、クリアーするまで10時間〜20時間もかかっていたドラクエが退屈に感じられなかったのは、この音楽の良さゆえであろう。ゲームを進めれば進めるほど新しい音楽が入ってきて、クリアーすればにはこの上なく素晴らしいエンディング曲が待っている。だからこそ何時間でもプレイできたのである。何ちゅーか、先駆者の先見性と偉大さを思い知った次第である(^_^;)
*猫も杓子もオンライン
が、25年前の偉大な先駆者も、今や”終わコン”の代名詞である(^_^;)1作目からの熱烈なファンであったワタクシも流石に8作目にはもう食傷気味になり、9作目になりハードが変わって以来は全然興味もなくなってしまってるのである(´・_・`)そのドラクエも【何時の間にか10作目が開発されていた】のである。でもって、何と今度はオンラインゲームだそうである(^_^;)ワタクシはWiiもWiiUも買う気ナッシング→ドラクエ10が発売されてもやらない気マンマンなのであるが(笑)コレはちょっと違うんじゃないかなと思うのである。現にこの発表の後【スクウェア・エニックスの株が暴落してる】のがその証拠である(爆)
ドラクエシリーズってのは、良くも悪くもライトゲーマー向けの作品なのである。やりこみ要素も確かにあるが、基本的には「浅く広く」のゲームなのである。でもってWiiもWiiUもライトゲーマー向けのハードである。ところが逆にオンラインゲームってのは、ライトゲーマーは淘汰されてヘビーゲーマーしか生き残らない「深く狭い」世界なのである。恐らくスクエニ&任天堂としては・・・
世の中のゲーマーを絶対数で見ると「ライトゲーマー>>>ヘビーゲーマー」なのは明らか
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ヘビーゲーマーが主体の【ファイナルファンタジー11】はスクエニ最大のドル箱
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もしもコレに圧倒的な数であるライトゲーマーを取り込めたら(; ・`д・´)…ゴクリ…(`・д´・ ;)
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スクエニにはライトゲーマー御用達のドラクエシリーズがある
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ドラクエシリーズのファンをオンラインに取り込めれば、とてつもない利益が見込まれる
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(゚д゚)ウマー
・・・という計算なのであろう。が、ワタクシは上手く行かないであろうと睨んでいる。理由は「オンラインゲームは人間のエゴがぶつかる場」だからである。でもって、人間ってのはエゴがある。他人よりも大きく強くなりたい、他人よりも目立って羨望を浴びたい、他人よりも高い地位につきたい。所謂”ネトゲ廃人”ってヤツを生み出しているのが、この人間のエゴってシロモノである・・・
オンライン始めました
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最初の内はライトゲーマーたちで賑わう
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でもオンラインゲームって、基本的に費やした時間がモノを言う
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自宅警備員最強伝説(笑)
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でもって自宅警備員って人種は、大概性格が破綻してる
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その性格が破綻したヤツが強くなって、バーチャル世界を仕切るようになる
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ライトゲーマーたち撤退
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( ゚Д゚)マズー
・・・従来のMMORPGで延々と繰り返されたパターンを、このDQXでも踏む可能性が高いって話である。ワタクシがMMORPGを一切やらない理由がコレである。こういう廃人連中の中で偉くなったって嬉しくも何ともないし、そもそも絡みたくもない。人間のエゴを何とかしなきゃ、このネトゲ廃人問題は解決できないのであるが、人間が人間である限りソレは不可能って話である。
*カセットテープから雲へ
ワタクシは常々思うのである。コレだけネットが普及したら、ゲームソフトってのは形が無くなるんじゃないかな、と。よーするに、ダウンロードが主流になるんじゃないかという事である。ワタクシが小坊低学年の頃、パソコンゲームをカセットテープ読み込みでプレイしてたのを思い出すのである。若いロンマニアの方にとっては「カセットテープでのデータ読み込み」よりも「カセットテープって何?」から始めた方がいい希ガス(笑)テープを再生しながら10分間ぐらいテープカウンターと睨めっこしていたのを思い出したモニター前のロンマニアの貴方っ!m9( ゚д゚)年がバレるからカムアウトはしないほうが良い(爆)
その頃を知ってるワタクシにとっては、今のゲーム環境って正に別世界なのである。ファミコン時代の全タイトルが、据え置き機どころかケータイのメモリにすら余裕で収まる。20年前のワタクシが知ったら昇天モンである(爆)でもってオンラインが普及した今になってワタクシが考えているのが「ゲームソフトのクラウド化」である。カセットROMでもDVD-ROMでもダウンロードでもなく、ソフトがサーバーの方にあるって感じである、課金をすることでサーバー内のゲームにアクセスする権利が獲得できる。ゲーム機は単なる受信用の端末にコントローラーが付いたシロモノでしかなくなる。
コレならゲームにおける各種問題が容易に解決できるって話である。ソフトやハードの制約が無くなるし、実体が無い→流通云々も無くなるからエコ&安上がりだし、ソフトがサーバーの方にある→ソフトが気軽に入手できる&嵩張らない&端末があれば世界中何処でも使える。ネット感情さえ整えば、正にゲーマーにとって夢のような環境である。ワタクシはコレが不可能だとは全然考えていない。20年前から現在までのゲーム界の技術の進化のスピードを目の辺りにしていると、もうコレ以上の事が起こったって不思議じゃないからである。問題は20年後、ワタクシが56になったときもゲームしてるかどうかである(^_^;)が、ソレも20年前、当時16のワタクシが通ったかつての道なので(笑)20年後が楽しみな今日この頃であった。