アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANOMALIES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人は境遇と交友とに由りて、知らずともよき事まで知り、感得すべからざる事までも感得す」

By 国木田独歩


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*EYE HAVE YOU

 ワタクシ実はMixiFacebookTwitterといった、所謂"SNS"と呼ばれる類のシロモノが苦手である。実を言うとみんカラもである(笑)身の回りに起こった事を何気に書いて、同じく何気に書いたであろう相手のソレにレスをつける。他愛の無いソレの何が難しいのかと問われたら、答えは「他愛が無いからこそ難しい」のである(爆)分かりやすく言えば、SNSってのは「感情を分かち合うための電脳空間」なのである。ドイツの諺に「友達は良いモンだ。楽しい時は喜びが2倍になり、悲しいときは苦しみが半分になる」というが、そういう事なのである。書き込む記事の内容の良し悪しなんて大した事じゃないのである。一番肝心なのはネタを通じて「私は貴方に注目している、貴方と気持ちを共有している」と確認する行為なのである。


 でもってソコはやはりアスペルガーのワタクシ(笑)中身のある文章を書く&読む事が最大の焦点であり、どうしても喜怒哀楽の共有って観点が抜け落ちてしまうのである(^_^;)相手の話に中身があるのであれば中身で話を繋げられるのであるが、ソレが無い喜怒哀楽の遣り取りだったら受信も送信も出来ない→話が止まってしまうのである( ̄〜 ̄;)例えばチューニングについてやサーキット走行についての話だったら具体的内容がある→具体的な基準があるから考えて喋れるのであるが。天気やカミさんの話になる→相手がその事についてどう思ってるのかを知る術が無い&ソレ知らなきゃ話が繋がらないから、どうしても会話が止まっちゃうのである(爆)


*社外パーツと第1コーナー

 そんなワタクシなモンだから、どーしたって興味は機械の方に向いてしまうのである(笑)てゆーか、今回【R's Meeting 2011】出たのは、ぶっちゃけた話メカやパーツが見たいからである(爆)コレだけのメーカーが集まると、こんな面白いモンまで出てきたりするのである:

一見フツーのリアウィングに見えるが、実はコレ可変式なのである。コレが可変前の状態で、ブレーキを踏む事により・・・

リアウィングの角度が上がるって仕掛けである。コレは試作品だから角度が浅いが、製品化したらもっと付くとの話である。ぶっちゃけた話、興味が無いといえばウソになる(笑)てゆーのも、ワタクシがR35に乗っていて「リアのダウンフォースが欲しいっ(>_<)」って思う瞬間が、正にフルブレーキした瞬間だからである。フルブレーキ中にリアのダウンフォースを上げる→4輪を均等に使ってブレーキできるんじゃないかなと思った次第である。他にもこんなモンまであったりする:

パーツではないが、GR6トランスアクスルミッションのデモである。写真右のモーターが出力になって、リアデフとフロント駆動用トランスファーを回してるのである。昔はミッション全体を交換することでしか修理できなかったGR6であるが、今は対策品が出てきている&組み換えやってくれるショップも出てきているので、その際に役に立つのであろう。

GT-Rに縁の深い人によるトークショーもやっていたのであるが、興味ナッシングだったので全然聴いていない(笑)パーツは色々あるのだが、何ちゅーか試す勇気が無いのである(^_^;)というのも、フリー走行で社外ブレーキローター&パッドを装着したR35がFSW第1コーナーでブレーキがトラブった→そのまんまクラッシュっちゅー光景を目のあたりにしてしまったからである( ̄ロ ̄;)何と本人による動画アップがあるのでご参照アレ(5分25秒より):

 何せ世界最長クラスのストレートからのフルブレーキだから、最高速度は270kmオーバーである。そんなスピードでクラッシュしてただで済むはずが無い。幸いドライバーは無事だったが、クルマは言うまでも無く一発廃車である。社外パーツを入れるって事は、こーゆーリスクを背負うって事でもあるのである。でもって純正は何らかんら言ってニュル北含めありとあらゆる状況でテストされただけあって、ソコんトコはムチャさえしなければ&クーリングさえシッカリやってれば安心して踏み込んでいけるのである。でもって自慢ではないが、ワタクシは咄嗟の状況に陥ってしまったらパニクって何も出来ない自信がある(笑)だから重要な部分には社外を入れたくないのである。


*WE HAVE YOURS

 話は戻って、そんな非社交的なワタクシでも、何らかんら言って【第5回R35GTRclub全国オフinFSW】には顔を出していたりする・・・事前予約ナシのドサクサ紛れの”乱入”だったけどね(笑)何らかんら言って会長とは顔見知りだし、ソレにノバさん&ノルドさんで見知った面々も揃って参加していたりするので、そりゃ楽しかったりするワケである。こう言っちゃアレだが、何らかんら言ってR35オーナーは”中身のある会話”をするのが好きな”濃い”人が結構多い→天気の話とカミさんの機嫌の話から続く喜怒哀楽の応酬が出来ないワタクシでも、入り込む余地は全然あるのである(爆)でも何ちゅーか、ワタクシ的に言わせて貰えば、むしろアスペな人ほど人前に出た方が良いんじゃないかなと思うのである。


 というのも、人付き合いが上手くなる方法というのは、とどのつまり実際やって練習する以外の方法が無いからである。ソレに何らかんら言って、GDB乗ってた頃と比較しても、人付き合いの幅は少ないながらも広く&深くなってきてるとワタクシは感じてるのである。GDB乗ってた頃はインプ&スバル車しか知らなかった→天気とカミさんの話が出来なけりゃ自ずと水平対向AWDの話をするしかなかったのであるが(笑)クルマを乗り換えて他メーカーのソレに乗ることで、話の幅が大きく増えた&違った気質のオーナー層と会うことで相対的に人を観察できるようになっていたのである。やっぱ特定のメーカー、特定の車種に固執するのは(・A・)イクナイ!!と思った今日この頃であった。