アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

XENOSAPIEN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さへこそ動がるれ」

By 後白河院


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*続々・軽量化大作戦

 さて、8月頭から始めていた水泳によるワタクシ自身の軽量化であるが、今回職場で受けた健康診断にて思わぬ結果がでたのである。結果は「パワーウェイトレシオの上昇」である・・・・・つまり、軽くなっていなかったってオチである(笑)つまりこーゆー事である:

水泳始めた

思った以上に気持ちが良いので、気が付いたら結構な回数通うようになっていた

元々重たい身体を動かすために、結構な運動量を必要とするようになっていた

有酸素運動の枠を飛び越えて、何時の間にか筋力増強運動の域に突入していた

ソレに加え、元々タンパク質と炭水化物が大好きなワタクシ

確かに体脂肪率は減ったが、その代わり筋肉量がソレ以上に増えてしまった

軽量化どころか筋肉太りに

( ゚Д゚)マズー?

ワタクシは相当の暑がりである。だから汗をかくぐらい体温が上がる運動が実は苦手である。体温が上がって身体が火照ってくると、ソレだけでこの上ない不快感がするのである。水泳がワタクシのツボにハマったのは正にこの点である。水の中→常に冷却された状態だから、体温上昇の不快感が全く無いのである。たかが不快感されど不快感。何かをやめる理由ってのは、大概細かい不快感の積み重なりだからである。不快感が無いって事は大きなアドバンテージなのである。


*職人と商売人の違い

 話は変わって、単にワタクシが知らなかっただけで、ソーシャルゲームやってる人は周りに結構いたりしたのである(^_^;)日本じゃソフトバンクは少数派なのに加えスマホはまだ高い→まだまだガラケー使ってる人は多いので、当然ガラケーが主体になってるソーシャルゲームに触れる機会も多いって話である。が、ココ最近の【ネットワークゲーム時代に求められる、ゲームプランナーの基礎知識】とか【セールスランキングNo.1プロダクトの作り方】とかいう話を聞くと、何ちゅーかワタクシにはソーシャルゲームは合わない希ガスのである。何ちゅーか、この人達にとっては「ゲーム=カネ儲けの道具」なのであり、ワタクシにとっては「ゲーム≠カネ儲けの道具」だからである。


 ワタクシは聖人君子ではないから、ゲームメーカーがカネ儲けをしちゃいけないとは言わない。ただしソレは「良いゲームを作った結果として」という二次的な理由だったらである。てゆーか長年愛されるような名作を1本作ったほうが、長い目で見れば粗雑なゲームを乱発するよりも儲かるとワタクシは思うのである。続編を作ってよし、グッズを展開してもよし、アニメ化してもよし、時間がたったら初期作のリメイクをしても良し。何ちゅーか、上記の人達が【あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき】って行ってる理由が分かる希ガス。長年愛される作品が作れないから、焼き畑農業的に短期間で稼ぎが出るモンを乱発するしかないからである。


*頂点を目指す気概:プライスレス

 あともう一つ、ゲーマーが評価されるのはその実力ゆえであり、決してカネではないからである。グランツーリスモの【ルーカス・オルドネス】や格闘ゲームの【梅原大吾】が尊敬されているのは、彼らが卓越した実力やセンスや強運を持ち合わせて、尚且つソレを開花させるための努力を怠らなかったからであり、そしてソレらはカネでは買えないプライスレスなシロモノである故に皆の憧れや羨望の元になるのである。が、課金アイテムを買いまくって強くなって、ソレでトップに立ったヤツを凄いと尊敬できるであろうか?答えは「否」である。サラ金だとか闇金融とか行けば、手に入れるだけだったらカネを得るのは簡単だということが分かるはずである(笑)ソレで頂点に立っていい気になってる&ソレを褒め称えている連中と、ワタクシは楽しく駄弁れそうにないってだけの話である。


 何ちゅーか、ワタクシは「日本は職人の国」だと思っているのである。ワタクシが日本製品をこよなく愛す理由は、どんなモノにも”職人魂”ってモンが感じられるからである。高級なソレは言うまでも無く、大衆的なソレにまでも”粋”ってヤツがあるのである。トヨタ車が世界中でアレだけ売れるのも、やはりそういう理由なんじゃないかなとワタクシは思うのである。そんな日本からこういう無粋な商売が生まれ、そして莫大な利益を稼ぐに至ってる。ソーシャルゲームの良し悪し云々よりも、こうした現象が日本でも起こりえたという事実&その背景について考える事が重要なんじゃないかなと思う今日この頃であった。