アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HORROR SHOW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「我が智に自慢しては、我ほど分別はなきと思い、人の言うことを嫌うは、誠の智にあらず」

By 池田光政


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*自慢は程々に

 この前、サバゲー言った時の話である。とあるゲーマーが【トレーニングウェポン(通称トレポン)】に実物光学サイトを搭載するという、何ともブルジョアな装備でフィールドに来ていたのである。トレポン自身は珍しくないのであるが、珍しいのは光学サイトである。パチモンなら兎も角、実物なら20諭吉以上もするシロモノだからである。ワタクシが所有者に「トレポンに実物サイトとは凄いですね(^-^)構えさせてもらってもよろしいですか?」と相手の持ち物を褒めて(勿論リップサービス)持たせてもらい「いやー、やっぱ実物とトレポンは凄いですわ(〃^∇^)」とお礼(勿論コレもリップサービス)を言って返したところ、この手の人種の引いてはいけないトリガーを引いてしまったのである(笑)


 トレポンに実物サイトなんてカネのかけ方をするヤツは、ほぼ例外なくオタクなのである。オタクの自慢の一品を褒め称えたら、後はどうなるかは言うまでも無い(笑)トレポンに12諭吉かかっただの、実物サイトに25諭吉使っただの、銃のカスタマイズに更にいくら使っただの、同じようなシロモノをあと数丁所持してるだの、出るは出るは止め処ない自慢話。ワタクシの話はロクに聞かず、ひたすら自分の所有物自慢、知識自慢。よーするに「ココまで趣味にカネ注ぎ込める俺ってスゲーだろ(`・∀・´)」って言いたいワケである。何ちゅーか、典型的なキモヲタのトークである。


 流石に「仏のロン」と呼ばれるワタクシもこの時ばかりはトサカに来たので(笑)ソイツに対して「買おうと思えばトレポンだって実物サイトだって買えるんだけど、クルマやってるからソレ以上に維持費食っちゃうんだよね〜( ̄ー ̄)」って大人気ない切り替えし方をしてしまったのである(爆)でもって自慢のネタを否定された相手は「クルマって車種なんですか?」と切り替えしてきたので、ワタクシはすかさず金食い虫の我が愛車を指差す。ガン好きはクルマ好きが実に多い。指差したクルマを見た相手は維持費の事を知っていたのであろうか「ま、まぁクルマは確かにお金掛かりますよね(;^ω^)」と言って沈黙。自分で言うのも何だが、非常に大人気なくて不毛な切り返し方だったと言っておこう(核爆)


*どうした技術のホンダ

 話は変わって【ホンダがNSX後継車を東京モーターショー初公開&発売は来年末になる・・・・かも】との事である。正直、NSXがバリバリ現役だった頃のホンダだったら期待できたんじゃないかなと思うのである。アレから色々考えてみたのであるが、やはり今のホンダじゃ期待薄である(´・ω・`)昔のホンダは「兎に角エンジンが痛快で、独特の最新技術が盛り込まれていて、そんでもって安くて使い勝手がいい」ってのが売りだったはずである。先代NSXってのは権威主義に凝り固まっててムダが多くて値段ばかり高かった当時のスーパーカーの世界に、そのホンダイズムを以って問いかけたエポックメイキングな一台だったのである。


 そんな粋だった頃のホンダが「我々もホンダイズムを以ってGT-R、LFAに勝るとも劣らないクルマを投入する」って言うんだったら、ワタクシも期待しようと思うのである。が、創業者がいなくなって、フィットとオデッセイの成功で味を占めてしまい、オリジナリティーの高いチャレンジャーな企業から何時の間にか保守的で退屈な劣化トヨタになってしまったのは周知の通りである。大体「ミニバンを極める」とか言いながら、結局はトヨタと日産のソレと同じようなモンしか作ってない時点で「ホンダ\(^o^)/オワタ」なのである( ̄へ ̄) ミニバンを極めるんだったら、コレぐらいはやってほしいモンである:

・・・・というのは冗談である(笑)何ちゅーか、モータースポーツを捨ててまでも手に入れた「何か」があれば、ソレはソレで全然無問題なのである。最大の問題は「ソレが無い」事なのである。自慢のエンジン技術は他社に大きく離されてしまったし、ハイブリッドもトヨタには手も足も出ないし、電気自動車だってやってない。でもって、草の根レーサーを支えていたスポーツカー各種も全滅。ホンダファンの皆様には申し訳ないが、ホンダ車を積極的に選ぶ理由が見当たらないのである。


 だから新しいNSXに期待したくても、出たら出たで中途半端な性能なハイブリッドスポーツが出てきて、そんでもって「ホンダが追求した新しい形のスポーツ」「速さだけがスポーツカーじゃない。日常的なスピード感に溢れていて、ソレでもってエコだ」とか言いかねないんじゃないかなと危惧してるって話である(笑)でもまぁ、アジアンカーが嘗ての日本車のように頑張ってる→いずれ低価格スポーツ車はアジア車、国産スポーツ車の高級化するとワタクシは考えているので、低価格スポーツをすぐ用意せずにNSXだすってのは強ち間違いじゃないと思う今日この頃であった。