アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

YUMMY!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「流行歌は自らを慰める歌であると思う。慰めることで、その場限りの安らぎと連帯感が生まれる。それがその場限りである事は、歌っている当人たちが一番よく知っているのだ」

By 五木寛之


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


圏央道よ一つになれ

 今年ワタクシが何を一番楽しみにしているか。ND5RCの納車?神ゲー確定の【フォールアウト4】の発売?ソレも勿論そうであるが(笑)一番はやっぱり「圏央道の完成」である。厚木ICから中央道と関越道、つくば中央ICから大栄ICに繋がったのに加え、ようやく【関越道と東北道も繋がった】のである。でもって、あとは常磐道東北道が繋がるのを待つだけであり、コレが予定によると今年中に完成するんだそうである。つくば中央ICから大栄ICが繋がったお陰で、ホントに行きつけのサバゲーフィールドへ行くのが便利になったモンである。あと常磐道東北道が繋がって、更に大栄ICと残りの圏央道が繋がれば、ワタクシが夢見てた道路が完成するのである:

  • 渋滞必至の首都高を使わずにFSWを往復できるようになる
  • ノルドリンクまで高速一本で行ける
  • 埼玉や群馬や千葉への往来が楽になり、新しいサバゲーフィールドやミニサーキットの開拓が望める
  • 首都高の渋滞が緩和される


 という具合に、茨城県南住まいのワタクシにとって、圏央道の完成はメリットだらけなのである。ワタクシはムダな公共事業を嫌うが、こういうのならガンガンやって欲しい次第である(笑)コレで来年以降は思いっきり楽になるぞ〜o(^∇^)o・・・と思ったら【境古河〜つくば中央の今年度開通がヤバい】との事である(-_-;)ココさえ開通すれば全てが万々歳だっただけに、何とも残念な話である(´・ω・`)首都圏及び関東圏住まいのロンマニアの方ならばお分かりかと思うが、混んでる首都高ほど面倒臭いモンは無い。今のクルマは全然大丈夫だけど、GDB乗ってた頃は特性上エンジンが異常に熱くて、真夏の渋滞にハマるとエアコンが効かなくなる事が間々あったのである(爆&実話)


*過去の栄光よ永遠なれ?

 話は変わって、以前から当ブログでネタにしてきていた新型シビックTypeRであるが、この度漸く【公式HPにて正式デビューがアナウンスされた】との事である。でもって、もう少し詳しい話が出てきたのであるが、ソレはこういう事たしいのである:

  • 限定750台、値段は427諭吉
  • 色は白と黒の2色だけで、内訳は白550台、黒200台
  • カタログ配布は無しでウェブカタログのみ

ホンダ属性のあるロンマニアの方には大変申し訳ないのであるが、ワタクシはコレ見て益々萎えた次第であるε-(ーдー)何ちゅーか「ニッポンでもホットハッチブームを巻き起こしてやるッ!」とか「シビックTypeRはココからまた始まるんだッ!」っていう気概が全く感じられないからである。


 ホンダがコレで何を狙ってるかって、この前のS660の時と一緒である。少数の熱狂的なホンダファンと、プレミア価値を狙ってるカーマニアだけをターゲットにして、損が出ないように少数だけ逆輸入して売り捌こうって魂胆である。ソコには新しい顧客層を切り開こうというチャレンジ精神も、他社のシェアを奪ってやろうって野心も無い。ただ単に過去の栄光を切り崩して商売してるだけであり、ソコには矜持も哲学も無いのである┐( ̄ヘ ̄)┌まぁ言っちゃアレだけど、レースに始まりレースに終わってた昔のホンダはもう存在しないのである。何ちゅーか、今のホンダはフィットとミニバンと軽自動車を一台でも多く売りたいんだろうなって思うのである。



 ソレの何が悪いのかって?80〜90年代の昔の栄光を知ってるホンダファンが現役の間は、この売り方で良いのかも知れないであろう。が、コレから10年後、20年後はどうなるんだって話である。昔の栄光を知るファンが途絶えた時、ホンダのスポーツカーも同時に途絶える事になるのである。で、フィットとミニバンと軽自動車しかないホンダに魅力はあるのか?ワタクシの答えは「ナッシング」である。あと10年20年したら韓国車や中国車がニッポン車と同じ立ち位置まで追いついてくるだろうから、そのままじゃ追い越されるであろう事必至である。スポーツカーはそのメーカーが持つブランド力の象徴であり、ソレが無きゃ韓国車中国車に価格で負けるだけである。


*再度さようならNSX?

 でもって来年には新型NSXも登場するらしいのであるが、コレに対してもワタクシは懐疑的にならざるを得ないのである( ̄〜 ̄)この新型シビックTypeRの売り方見てると、多分NSXでも同じ事やるんじゃないかと思ってしまうからである。今後も作り続けて熟成し続けて、ポルシェ911コルベットみたいに歴史とブランド力を持ったクルマにしていくのではなく、昔のNSXオーナーやカーマニアや熱狂的ホンダファンのメモリアル的な購入だけをアテにして、前のNSXと同様に1代限りで売り切ってお終いにしてしまうのではないか、と。水野和敏氏なき後の今のR35が辿りつつある道を、NSXも同様に辿っていくつもりなんじゃないかとワタクシには思えるのである。


 Sオーナー曰く「R35開発において心残りだったのが、次世代GT-Rに引き継げなかった事」だそうである。何故911コルベットが絶賛されるかって、何世代何十年もかけて熟成してるからである。何世代何十年かけて徹底的に伸ばした長所と、補っても尚残る短所。ソレがクルマの”味”であり、その”味”がブランド価値を生み出し、そのブランド価値が揺るぎない売り上げを保障するのである。リーマンショックになってもフェラーリの売り上げが落ちなかったのは、つまりそういう事なのである。そう、こういうマニア限定商売してたら熟成出来るモンも出来なくなるのであり、故にワタクシは萎えているのである(´△`)R35NISMOの次は外車、そんな気が強くする今日この頃であった。