アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DYSTOPIA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「生まれた場所で育ち、外の世界を知らないまま生涯を終える。それはそれで、とても幸せなことではないでしょうか?いろんな世界を知りすぎると、人は自分の世界に疑問をもち始めます。そこに比較が生まれるからです。比較をすることで他の世界に嫉妬したり、自分の境遇を嘆いたりする。挙句は自分も世の中も信じられなくなってしまう。知りすぎることの不幸。今の日本人に蔓延しているのはそれかもしれません」

By 喜多郎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ドラゴンクエスト4コママンガ劇場の思い出

 サブタイ読んでパブロフの犬よろしく反応してしまったモニター前のロンマニアの貴方っ!m9( ゚д゚)年齢がバレるのでカミングアウトはオススメしない(笑)帰り際に立ち寄った古本屋で、偶然にも本棚にコレが大量に並んでいた→懐かしさのあまり貪るように立ち読みしていたため、今日の更新が遅れてしまったって話である(爆)ワタクシはドラクエシリーズをリアルタイムで体験していた→当然、その途中にあったドラクエ4コマはよく読んでいたモンである。このシリーズをご存知のロンマニアの方ならば「柴田亜美衛藤ヒロユキは今でも現役だから知ってるけど、他の作家は何処行ったのかな〜(・o・ ))(( ・o・) 」と思われていらっしゃると思うので、参考なまでに:

ワタクシが柴田亜美のファンになったのも、元々はこのドラクエ4コマがキッカケである。柴田亜美はプロデビューする前のこのドラクエ4コマ時代から、もう圧倒的なまでにセンスがブッ飛んでいたのである。


 他の作家のネタは似たようなモンをまた別の作家が作る事が可能であるが、柴田亜美のネタは柴田亜美本人以外には絶対に再現不可能。プロデビュー前からソレぐらいの圧倒的なオリジナリティーを持っていたのであるから、プロになった後の成功は約束されたようなモンである。でもワタクシが柴田亜美以外に好きだった作家さんって、実は全員表舞台から消えていたりするのである(´・_・`)何ちゅーか、全国の親たちが退屈で月並みだとは知りつつも、自分の子供を公務員や大企業に行かせたがる気持ちが分かった希ガス。好きな事やってソレでメシを食えるようになるっていうのは、一流大学行って公務員や大企業に勤めるよりも遥かに困難だからである。


プログレッシブ・デスメタルのススメ

 流石に怒涛の立ち読みだけして、手ぶらで変えるのは気が引ける(笑)洋楽CDコーナー見たら「へぇ〜(・0・*)こんなモンまで置いてあるんだ古本屋」ってのがあったんで、1枚だけ買ってきたのである

インディヴィジュアル・ソート・パターンズ(紙ジャケット仕様)

インディヴィジュアル・ソート・パターンズ(紙ジャケット仕様)

デスの最高傑作と名高い5thアルバムと、そのビデオクリップの"The Philosopher"である。デスメタルプログレッシブロックの組み合わせってのは音を聴く前では「?」であったが、いざ聴いてみると意外とツボるのである。何ちゅーか、イチゴと大福、カップラーメンと牛乳なみのカルチャーショックである(笑)


 デスメタルプログレッシブロック、全く別のジャンルなのに何故?・・・と思われがちであるが、向こう(アメリカはじめ欧米)じゃ珍しくも何ともない話なのである。向こうのミュージシャンはありとあらゆる音楽を聴くし、ありとあらゆる音楽を演奏できる。彼らがデスメタルやってるのは、たまたま音楽性がその方向だっただけの話である。だから他の音楽に移行したり、他の音楽のエッセンスを取り込むなんて事はフツーにある事なのである。ロックミュージシャンがロックしか聴かないのは日本ぐらいモンなのである。だから何時まで経っても、二十数年前のラウドネスビルボード64位を未だに越えられないのである┐( ̄ヘ ̄)┌


*ホラーパンクの魅力

 も一つあるんでそちらも紹介。といっても古本屋ではなく、iTunes経由であるが:

伝説のホラー・パンクバンドであり、ワタクシが高坊の頃に大好きだったミスフィッツの新作&そのアルバム全曲のダイジェストである。ミスフィッツ知ってるロンマニアの方の多くは「ミスフィッツってまだやってたのΣ(゚д゚)確か解散したんじゃなかったっけ?!」って思われてる事であろう。説明するのも面倒くさいので(笑)ドキュメンタリーがあったのでそちらをご参照あれ(注:英語でスマソ^_^;)



という具合に、1977年の結成からオリジナルメンバーはベースのジェリー・オンリーだけになってしまったが、途中で解散を挟みながらも34年間やり続けていたのである(^_^;)バンド初期には当初はジェリーの額の真上から伸びていた垂らし髪(別名デビロックヘアー)が今となっては頭頂部の更に後ろから伸びてきてる&ボリュームが明らかに減っているのが、何ちゅーか34年という時間の流れを余りにも無情に描いてるっちゅーのがワタクシの個人的な感想である(笑)


 ご存知の方ならご存知かと思うが、ミスフィッツってある意味ブランドなのである。キッスやアイアン・メイデンと同じような感じである。音楽だけでなく、バンドのイメージ、バンドロゴ、マスコットキャラ、各種バンドグッズ等々。だからバンドが一旦解散してもキャラクターだけは残り続けた→後の再結成まで繋がったのではないかなとワタクシは思うのである。スポーツ選手はスポーツの成績が良くてナンボだけど、ホントに愛された選手はやっぱり”キャラクター”を持っていたからこそ語り継がれたのだと思うのである。アイルトン・セナ然り、長嶋茂雄然りである。では、ワタクシにはキャラクターがあるか?多分無いと思うので(笑)不貞腐れて寝るに限る今日この頃であった。